2024年に読んだ本を振り返る

脳と身体を最適化せよ! 明晰な頭脳 疲れない肉体 不老長寿

先週、「2024年に見た映画を振り返る」という記事を更新した。

2024年は、2023年の自分が望んだ通り、ひたすら読書を楽しんだ年であるから、せっかくなので2024年に読んだ本も振り返ろうと思った次第である。

数えてみたら、このブログで読書録として書き記した本だけで46冊あった。46冊……欲を言えばもう少し読みたかったものだ(キリよく50冊とか100冊とか)。

とはいえ、映画鑑賞や読書を楽しむ以外にも、仕事(ライスワークもライフワークも)だったり、日々の生活だったりに追われていた1年だったので、50〜100冊読み切るのは無理があるな、とも思う。46冊読んだだけでも上出来だ。実際には、書き残していないが読んだ本もチラホラあるわけだし。

まずは2024年に読んだ本を書き記してみる。

 

2024年に読んだ本一覧

なお、記事に貼ったURLリンクは各読書録(ブログ記事)に飛ぶようになっている。その書籍に対してどのような感想を抱いたかが記してあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

 

ベスト5を選ぶなら

たくさんの本を読んだからこそ、たくさんの感想がある。

読んだな〜と感慨深いものもあるが、正直内容を思い出せないものや、ピンとこなかったり、腑に落ちなかったりしたものもやっぱりある。

でも、触れたもの全てが良い経験・悪い経験に集約されるわけではないってのが面白いから、読書に限らず、経験することはやめられないのよね〜。

で、見出しの内容へ。

2024年に読んだ本でベスト5を組むなら、私は以下の5冊を選ぶ(ベスト5だけど、順位はつけてない)。

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『脳と身体を最適化せよ!』は、ブログ記事にも書いたけど、私にとっての『家庭の医学』となった。食事・運動・睡眠、いわゆる健康に関する情報が幅広く網羅されている本だが、幅広い分野を取り上げている割には一つ一つの内容が濃く、「うわ〜、ぜひとも心がけよう」と心に誓ったものである。

 『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』は、母が抱えていたであろう苦しみを垣間見ると同時に、娘として母にはこう生きてほしかった、具体的には「母として」ではなく「一人の人間」として生きた上で私のことも「一人の人間」として見てほしかった……と思ってしまう本だった。

『暇と退屈の倫理学』は2周したけど、まだまだ面白い。多分3周目も5周目も、何年か経った後での◯周目に読んでも面白い本であり続けることだろう。この本については、この本を読むと決めた人が1冊をしっかり読み切らない限り、魅力が伝わらない仕様になっているので、興味のある方は読んでみてください!としか言えない。

『悪の処世術』と『闇に魅入られた科学者たち』は私の中ではダークな2冊。でも、「人間」を知るにはもってこいの本だと思う。できれば性善説な考えをしたいけど、これらの本を読んで、やっぱり私は人間って悪になりがちだと思うんだ。たとえその人にとっては善で正義であったとしても。

 

年末に読んだ本はこちら

なお、12月現在は以下の2冊を読んでいる。

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前者は読了しており、後者は絶賛購読中。いずれの本も面白い。

1年間、いろいろ本を読んできた気づきとしては、日本国外の著者で内容が理路整然としており、翻訳が簡潔で読みやすい本は、読み進めないと具合が悪いと感じるぐらい内容が面白いものが多かった。ベスト5に加えたモリー・マルーフ著、矢島麻里子訳『脳と身体を最適化せよ! 』(ダイヤモンド社・2024年)とかね。

 

2025年に目指したい読書習慣について

諸事情から、読書の頻度が月1冊にも満たない可能性が高いけど、それでもできる限り、自分だけの時間として有意義な読書の時間を確保したいと考えている。

素敵な本に出会えることを望んでいる。