過去に書いた記事を読むと、2024年は、“2023年の自分が望んだ”ように“ひたすら読書を楽しんだ年”だった。同記事では、2025年は“諸事情から、読書の頻度が月1冊にも満たない可能性が高い”が、“それでもできる限り、自分だけの時間として有意義な読書の時間を確保したいと考えている”と書いていた。
実際はどうだったか。
「育児」というままならない出来事によって、実感としてはあまり本を読めなかった。
とはいえ、詳細は後述するが20冊読めている。月1冊以上は読めている。自分は頑張って読書の時間を確保したんだなあ、と思う。2025年に読んだ(ブログで紹介した)本は以下の通り。
- 千葉雅也『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』(文藝春秋、2017年)
- 西岡壱誠著、ひなた水色作画『マンガでわかる東大勉強法 増補版』(幻冬舎、2019年)
- サン=テグジュペリ著、河野万里子訳『星の王子さま』(新潮文庫・2006年)
- ヨハン・ハリ著、福井昌子訳『奪われた集中力』(作品社・2025年)
- カル・ニューポート著、高橋璃子訳『SLOW 仕事の減らし方』(ダイヤモンド社・2025年)
- ブライアン・R・リトル著、児島修訳『ハーバードの心理学講義』(大和書房・2025年)
- 片野秀樹『休養学: あなたを疲れから救う』(東洋経済新報社・2024年)
- 藤川徳美『心と体を強くする!メガビタミン健康法』(方丈社・2020年)
- 岡本裕一朗、永野あかね『マンガ版 教養として学んでおきたい哲学』(マイナビ出版・2024年)
- 竹内薫『フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2024年)
- マシュー・サイド著、有枝春訳『失敗の科学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年)
- 神川龍馬『京大式 へんな生き物の授業』(朝日新書・2021年)
- 山本陽子『入門 日本美術史』(筑摩書房・2024年)
- 本郷和人『東大生に教える日本史』(文藝春秋・2025年)
- Kazu Languages『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法』(SBクリエイティブ・2024年)
- アン・ウーキョン著、花塚恵訳『思考の穴』(ダイヤモンド社・2023年)
- 外山紀子・中島伸子『乳幼児は世界をどう理解しているのか』(ポプラ社・2023年)
- ユクスキュル/クリサート著、日高敏隆・羽田節子訳『生物から見た世界』(岩波書店・2005年<第1刷>)
- エミリー・オスター著、堀内久美子訳『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』(サンマーク出版・2021年)
- 月刊Newsがわかる編集部『Newsがわかる総集編 2025年版』(毎日新聞出版・2024年)
ベスト5を選ぶなら
2025年に読んだ本でベスト5を組んだ。
- エミリー・オスター著、堀内久美子訳『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』(サンマーク出版・2021年)
- ユクスキュル/クリサート著、日高敏隆・羽田節子訳『生物から見た世界』(岩波書店・2005年<第1刷>)
- 山本陽子『入門 日本美術史』(筑摩書房・2024年)
- ヨハン・ハリ著、福井昌子訳『奪われた集中力』(作品社・2025年)
- サン=テグジュペリ著、河野万里子訳『星の王子さま』(新潮文庫・2006年)
『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』は、妊娠〜出産、そして育児に至るまでに抱えていた不安を解消するのに非常に役立った。
『生物から見た世界』は、私が繰り返し読んでいるお気に入りの一冊・國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(新潮社・初版2011年)に登場する本であり、文字通り、それぞれの生物から見た世界の話が展開される。「生物」の授業をワクワクして聞いてきた自分にとっては純粋に楽しめる内容だったし、ある意味、自身の子育てにも役立っている。子どもにしか見えない世界を想像するのが楽しいのは、この本のおかげ。
『入門 日本美術史』は、日本美術に対する偏見を取り除くのに大いに役立った。「日本美術って面白いじゃん!」と思えるきっかけを作ってくれた本。ここ数日、日本画を描くことにも興味を持ち始めたので、2026年にもう1〜2回通読したいところ。
『奪われた集中力』は、日本経済新聞の書評をきっかけに読み始めた。どの章も興味深く、たっぷりの文章量で読むのに時間はかかったものの、読破できた。自身の集中力を削ぐものについて考える良い機会になったし、集中力を削ぐものに対して、個人単位ではなく社会全体で対抗していこうという姿勢に考えさせられる。これも2026年に再度通読したい。
最後に『星の王子さま』だが、幼い頃に遠ざけていた本と再び出会い、あの時には湧かなかった感情が込み上げてくるという体験はとても面白かった。
2026年に目指したい読書習慣について
2026年もまた、有意義な読書の時間を確保したい。2026年は、素敵な本に出会うことだけでなく、これまでに読んだ本、本棚に収めている本を再び読み返したい。
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