色々試してみた結果、スキンケアがシンプルになった。

2024年9月から肌のことについて書いている。 肌大荒れの私を救ったスキンケア商品を勝手におすすめする。 肌断食「もどき」をしたら、結果、とても肌の調子がいい。 先述した1つ目の記事では、肌荒れする敏感肌向けの薬用化粧水や、ブームから始まり、いまや…

今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(日経BP・2024年)

この本がどのような本であるかは、この本を開いた時の「そで」(本の表紙の折り込み部分)に記載された一文に集約されている。 「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、実践したい人のための1冊です。 この本は以前から気にはなっていたのだが、自…

対人関係に疲れすぎないために。今も、人付き合いを積極的に避けている。

過去に書いた記事を振り返りながら、今(2024年現在)を振り返る。今回取り上げるのは、2017年に書いた『人付き合いが苦手なら、”人付き合いを避ける”を選んだっていいじゃない。』という記事だ。 過去の私が言いたかったことをまとめると以下のようになる。…

はじめての全身シャンプー。ミニマリスト目指して、ある全身シャンプーを使った結果。

♪髪・顔・体、髪・顔・体……のCMソングをはじめて聞いた時から、ひとつの商品で全身を洗えたら経済的だよな〜と思っていた。 ここのところ、ものを減らすことに努めてきたから、「今がそのタイミング!」と思って、とある全身シャンプーに手を出してみた。 先…

フィリッパ・ペリー著、高山真由美訳 『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』(日経BP 日本経済新聞出版・2023年)

まず、この本は子育てマニュアルではない。しかし、子育て中の親御さんの強い味方となりうる本だし、自分の親との関係に思い悩む人の味方となりうる本でもある。 私がこの本を選んだのは、タイトルにある「自分の親に読んでほしかった」という言葉が胸にひっ…

夫のひげが痛すぎるのだがロクな解決策がないので、私はやり返すことにしている。

過去に書いた記事を振り返りながら、今(2024年現在)を振り返る。今回取り上げるのは、2019年に書いた『夫のひげが痛すぎる。スキンシップの弊害となる「ひげ」、わたしが考える対策とは』という記事だ。 世の中には「夫のひげが痛いなら剃ってもらう」とい…

横山光昭『年収300万円でもお金持ちな人 年収1000万円でも貧乏な人』(PHP研究所・2016年)

この本は、貯金上手な人と貯金下手な人の対比を通じて、お金とどう向き合うことで、お金の不安を抱えずに堅実に貯金ができるかといったコツを紹介してくれる本だ。 私がこの本を手にとった理由はズバリ将来のお金に不安を抱いたから。身のまわりの環境が変化…

暮らしを見直すため、ミニマリズムを取り入れる。案外いらないものだらけだと気づく。

前置き ミニマリズムを取り入れるといっても、「ミニマリスト」として情報を発信している方々のようにガランとした部屋が手に入ったわけじゃない。 なんなら、私と一緒に暮らしている夫は、「ミニマリスト」の対極に位置するマキシマリストといえる。 彼と共…

地曳いく子『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社・2015年)

この本は洋服の手放し方と買い方の本である。 私は「おしゃれが大好き」とも「おしゃれには興味ない」ともいえないが、思春期から会社員を辞めてフリーランスになるまで、洋服にはずっと悩まされてきた。 いかり肩で、骨ばった部分もあるが、自分があまり受…

モリー・マルーフ著、矢島麻里子訳『脳と身体を最適化せよ! 』(ダイヤモンド社・2024年)

正式には『脳と身体を最適化せよ! 「明晰な頭脳」「疲れない肉体」「不老長寿」を実現する科学的健康法 』が本書のタイトル。 本屋でこの本を見かけ、パラパラと立ち読みした後、すぐに購入を決めた。私は変わりたかったから。 夫と比べると私は不健康だ。…

肌断食「もどき」をしたら、結果、とても肌の調子がいい。

「肌断食」の定義はさまざまだが、雑にいえば、普段やっているスキンケアやメイクをやめること。 そもそも私は、普段からあまりメイクをしないし、スキンケアも化粧水、乾燥が気になる時にはクリームを足すぐらい(ちょっと前までは毛穴を気にしてビタミンC…

なにおれ『なにおれ流 少ないものとお金で楽しく暮らす』(宝島社・2023年)

この本は、質素倹約な生活のコツや、お金や人生との向き合い方について書かれている。 著者の“なにおれ"さんを知ったのはYouTubeを通じてである。 www.youtube.com 過去にこのブログにて紹介した、ミニマリストしぶ『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』…

飯田育浩『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書』(グラフィック社・2024年)

歴史分野の編集・執筆に携わってきた著者の「どうして、日本史に登場する女性は少ないのだろう?」という疑問から生まれた1冊。職業、結婚、出産、教育、同性愛、宗教、戦争、ファッション、政治参画、性売買、文学、芸術といったチャプターで構成され、幅広…

肌大荒れの私を救ったスキンケア商品を勝手におすすめする。

定期的に肌が荒れる。 おそらく、生きていれば誰しも、季節の変わり目だったりストレスだったり、そういうものによって心身に不調が出ることはあると思う。 私の場合、季節の変わり目、ストレス、アレルギーはたいてい手や足に生じる蕁麻疹で確認することが…

フランツ・カフカ著、山下肇・山下万里訳『変身・断食芸人』(岩波書店・2004年)

私が読んだ本には『断食芸人』という『変身』とはまた違う面白さのある物語も収録されているが、この記事では『変身』についてだけ紹介する。 まず、ざっくりとあらすじをお伝えする。 父母に代わって一家を養うために日々働いていた青年、グレゴール・ザム…

私は美術家になるのだ!村田真『美術家になるには』(ぺりかん社・2002年)

今後、よりいっそう「仕事」として美術・芸術に向き合おうと考えている私にとって、非常に励まされる1冊だった。 ただし、美術家の経済面が気になる人、特に子どもが美術家になりたいというのを不安に思う親御さんにとっては、この本に失望してしまうかもし…

コスメに興味はあるが、今愛用してるのはこれだけ。

コスメに興味がないわけではない。過去のブログ記事でもちょくちょく化粧品の話をしている。が、生粋のめんどくさがり屋なうえ出不精であるから化粧をしないことの方が圧倒的に多い。 そのため、次第に「好きではあるけど使わないんじゃあ持ってても意味ない…

自然とつながる感覚を得る。土屋智哉『ウルトラライトハイキング』(山と渓谷社・初版2017年)

表題の「ウルトラライトハイキング」はやっぱり基礎体力があったり、山の知識や経験値が高かったりするからこそできる技術なのかもしれない。 けど、“1泊2日(重量)5キロ以下!ローカットシューズでOK!マットは切って活用!”などといった軽さを味方につけ…

創作活動の道を示す励みになる。坂口恭平・道草晴子(絵)『生きのびるための事務』(マガジンハウス・2024年)

双極性障害と診断されたとき、坂口恭平『坂口恭平 躁鬱日記 』(医学書院・2013年)を読んで、同じ双極性障害の他者の心のアップダウンを知り、この苦しみを知っている人が他にもいるのだと励まされたことを覚えている。 そんな彼の新作が、『生きのびるため…

塗り心地が軽くて使いやすい日焼け止めを勝手におすすめする。

もう8月も終わりですが、日焼け止めの話。 日焼け止めは塗ったほうがいい、らしい。若々しい見た目を保てる、酒さの症状(鼻とか頬が赤くなる症状)を軽くする、皮膚がんのリスクを減らせる、という理由に対して心惹かれるものはあるが、“正しい”使用量が結…

非常にマニアックでワクワクする1冊。小林章『フォントのふしぎ』(美術出版社・2011年)

こういうマニアックな仕事が、ブランドや商品の印象に大きく影響を与えていると思うと感動する。そのフォントを目にした人に違和感を覚えさせず、フォントを日常生活に溶け込ませながらも、ブランドや商品価値を決定的にするこの仕事は本当にすごいと思った…

黒田尚子『お金が貯まる人はなぜ部屋がきれいなのか 「自然に貯まる人」がやっている50の行動』(日本経済新聞出版・2022年)

はじめに、で著者自身が記しているように「毎日の行動を見直すヒント」が詰まった1冊だ。 モノの多さや環境の変化にヤキモキしていた時期にこの本を購入したのだが、「第1章 部屋を片付ければお金が貯まる」には叱咤激励されたような気持ちになった。 たとえ…

オイシックスのKit Oisixというミールキットを愛用している。

画像引用元:https://www.facebook.com/Oisix.jp/ 2024年1月から、オイシックス(Oisix)の会員となった。オイシックスは食材やミールキット・惣菜などを販売する会員制の宅配サービスである。 www.oisix.com だいーぶ昔、オイシックスやらでぃっしゅぼーや…

いつか絶対全部食べる……いのうえさきこ『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社・2018年)

2016年3月からオンラインに移行した雑誌『クーリエ・ジャポン』に掲載されていたマンガ。まだ雑誌として刊行されていた当時に読者だった私は、このマンガでエチオピア料理の主食であるインジェラを初めて知って「どんな味なんだろう……」と妄想していた。 長…

イーサン・クロス著、鬼澤忍訳『Chatter 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動に導くための26の方法』(東洋経済・初版2022年)

「あらゆることを悲観的に考えすぎている」と思い悩んだ時に出会い、読み進めた。結果、とても救われた気持ちになった本でもある。 自分の思考がどんどんネガティブになっていくことが気になっていた。ずっと「どうにかしなければ」「でもどうすれば……」を繰…

鎌田浩毅『新版 一生モノの勉強法』に学ぶ本棚整理術。集中力アップの秘訣。

この間読み終わった鎌田浩毅『新版 一生モノの勉強法』(筑摩書房・2020年)に、目の前の仕事(勉強)に集中するための周辺環境の整理、情報の整理のコツが書かれていて、実践したら心が落ち着いたので、そのことについて書く。 紹介されているコツはたくさ…

文字通り、一生モノの内容。鎌田浩毅『新版 一生モノの勉強法』(筑摩書房・2020年)

まず感動したのが読みやすさだ。 テレビや講演会など、人前で話し、伝える経験が豊富な著書だからこそ、その文体が非常に読みやすかった。とにもかくにも、言っていることが分かりやすく、頭にスラスラ入ってくる。文章を読み進めるのが苦手な人にも読みやす…

ミニマリストしぶ『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』(KADOKAWA・2022年)

精神的にまいってしまった時にこの本を手に取った。この本のおかげでいさぎよくモノを捨てることができ、少し生活や心に余白ができたように感じる。 手放す「方法」だけを知りたい人にとっては、この本の前半部分は長く(ダレて)感じられるかもしれない。 …

冷蔵庫のスペースに困った我が家にやってきた、便利な横置きできる水出しボトル

オススメしたい!というとちょっと押し付けがましくなる気がするから、感動を伝えたい、と言い換える。言い換えても同じか。 で、それは無印良品の横倒しにできる水筒のこと。 www.muji.com 商品名が「横置きできるストレーナー付き冷水筒」とあるから水筒と…

境界にたゆたう感覚を得る。朝吹真理子『TIMELESS』(新潮文庫・2024年)

朝吹真理子さんの『きことわ』が好きで、繰り返し読んでいる。 www.tomutomu-corp.com そんな彼女の新刊ということで『TIMELESS』を読んだ。朝吹さんらしい(『きことわ』を描いた人らしい)夢か現か分からない感覚が『TIMELESS』でも度々味わうことができる…