2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

飯田育浩『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書』(グラフィック社・2024年)

歴史分野の編集・執筆に携わってきた著者の「どうして、日本史に登場する女性は少ないのだろう?」という疑問から生まれた1冊。職業、結婚、出産、教育、同性愛、宗教、戦争、ファッション、政治参画、性売買、文学、芸術といったチャプターで構成され、幅広…

肌大荒れの私を救ったスキンケア商品を勝手におすすめする。

定期的に肌が荒れる。 おそらく、生きていれば誰しも、季節の変わり目だったりストレスだったり、そういうものによって心身に不調が出ることはあると思う。 私の場合、季節の変わり目、ストレス、アレルギーはたいてい手や足に生じる蕁麻疹で確認することが…

フランツ・カフカ著、山下肇・山下万里訳『変身・断食芸人』(岩波書店・2004年)

私が読んだ本には『断食芸人』という『変身』とはまた違う面白さのある物語も収録されているが、この記事では『変身』についてだけ紹介する。 まず、ざっくりとあらすじをお伝えする。 父母に代わって一家を養うために日々働いていた青年、グレゴール・ザム…

私は美術家になるのだ!村田真『美術家になるには』(ぺりかん社・2002年)

今後、よりいっそう「仕事」として美術・芸術に向き合おうと考えている私にとって、非常に励まされる1冊だった。 ただし、美術家の経済面が気になる人、特に子どもが美術家になりたいというのを不安に思う親御さんにとっては、この本に失望してしまうかもし…

コスメに興味はあるが、今愛用してるのはこれだけ。

コスメに興味がないわけではない。過去のブログ記事でもちょくちょく化粧品の話をしている。が、生粋のめんどくさがり屋なうえ出不精であるから化粧をしないことの方が圧倒的に多い。 そのため、次第に「好きではあるけど使わないんじゃあ持ってても意味ない…

自然とつながる感覚を得る。土屋智哉『ウルトラライトハイキング』(山と渓谷社・初版2017年)

表題の「ウルトラライトハイキング」はやっぱり基礎体力があったり、山の知識や経験値が高かったりするからこそできる技術なのかもしれない。 けど、“1泊2日(重量)5キロ以下!ローカットシューズでOK!マットは切って活用!”などといった軽さを味方につけ…