鑑賞録
第4回鑑賞後の感想 「いつの時代にもインフルエンサーってのがいるんだね〜」「蔦重、悔しいねえ……」 瀬川菊之丞が流行らせたもの 第4回では蔦重(蔦屋重三郎/横浜流星)が錦絵の制作を進めることに。しかし入銀(江戸時代、本の出版に際し、購入希望者が予…
第3回鑑賞後の感想 「駿河屋の親父さん、頑固で愛おしいな〜」「本の制作現場は見ていてワクワクするな〜」 駿河屋の親父さん 高橋克実さん演じる駿河屋市右衛門は、本作りに夢中な蔦重(蔦屋重三郎/横浜流星)がどうにも許せない。 駿河屋の親父さんは第1…
第2回鑑賞後の感想 「なんか鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)さんがツボ」 「当時男色は別に“普通”だったんだろうな〜」 「徳川家と幕臣の皆さん、ドロドロではないか〜」 鱗形屋孫兵衛さんについて まず、片岡愛之助さんが演じる鱗形屋孫兵衛がツボに入った。 蔦…
人によってはどうでもいい前置き 仕事で大河ドラマに関する記事を書いている。 これまでも大河ドラマを楽しく鑑賞してきたが、同時にドラマの鑑賞はお仕事の一部でもあった。前作『光る君へ』であれば「源氏物語」を読み直したり、平安時代の歴史を勉強し直…
現在、読書録がメインのブログとなっているが、ブログを書き始めた頃は映画鑑賞の記録が読書録を上回っていた。 私は映画が好きで、鑑賞頻度とブログに書く頻度が減っただけで、今も映画が好きである。それで、せっかく年の瀬だし、2024年に見た映画を振り返…
さまざまな媒体で語られていることだと思うが、本作は直接的な加害シーンが映し出されることはない。暴力や殺戮が行われている「音」はする。何なら、この「音」に関しては、自然豊かな環境でごく当たり前のように耳に届く鳥のさえずりと同じくらい、主人公…
先日、国立新美術館で開催されていた、企画展『遠距離現在 Universal / Remote』を観に行った。とんでもなく心にグッとくる展示だった。 後述する鑑賞ミニガイド「◯才のためのミニガイド」に記載された『遠距離現在 Universal / Remote』のコンセプトが非常…
先日、森美術館で開催されていた、森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」を観に行った。2度訪れている。1度目は1人で、2度目は友人と夫とともに観た。 1度目に行った時、私が自分自身にメモを残しているので、それ…
先日、DIC川村記念美術館で開催されていたジョセフ・アルバースの展示を観に行った。 ジョセフ・アルバースの存在を知ったのは、先月(2023年10月)六本木・国立新美術館にて開催されていた『テート美術館展 光 ーターナー、印象派から現代へ』で展示されて…
DIC川村記念美術館へ行くのは2回目だった。 常設展や企画展を観るために足を運んだが、一番の目的はロスコ・ルームである。 ロスコ・ルームとは、ロシア系ユダヤ人のアメリカの画家で、ジャクソン・ポロックやバーネット・ニューマン、ウィレム・デ・クーニ…
A24※だから、A24っぽいんだろうな、と思ってやっぱりちょっと期待して観たら、とってもとってもA24な映画だった。最悪で最高。愛おしくて悲しくて、とっても厭な気持ちになる映画だった。これは超、超、超褒め言葉。 ※映画やテレビ番組の製作、出資、配給を…
でも、本作が宣伝を一切せずに上映したことを重視して「一切の事前情報なしに鑑賞したい」という人は引き返してくださいね。 物語のネタバレはしないけれど、素直な感想は書くから。そこから、物語というか映画というか、あの大ベテランの映画監督が描きたか…
待って……私はこの多様性に配慮しまくったリトル・マーメイドに何の文句もない!というか、映画として面白かったんですけど?! それはもしかしたら、私がアニメ映画版リトル・マーメイドをきちんと観ていないからかもしれない。アリエルと王子の出会い方とか…
夏休み映画でしたね! インディ・ジョーンズはシリーズを追っかけているつもりは決してなかったけれど割と全作観ている(なぜか3作目だけ記憶が全く定着しないけど)。 前作、クリスタル・スカルの冒頭とオチに対してエセ関西弁で「なんでやねん!」と突っ込…
アメコミ映画は夫の影響で見始めた。 夫は決して熱狂的なアメコミ映画ファンというわけではないが、「観よ〜」と誘ってくれたのは確実に夫である。 私は別にアメコミに詳しくない。2大コミックスであるマーベルとDCしか知らない。そのうえ、DCの映画は過去に…
出典元:https://twitter.com/LudwigExhn/header_photo 「行きたいな〜、でもタイミングねえな〜」と思っていた。けれど、別の展示を見るために国立新美術館に足を運ぶ機会ができ、かけこみで観ることができた。別の展示の話もするけど、別の展示含め、観て…
2022年7月2日〜8日まで東京都美術館で開催されていた第18回世界絵画大賞展。気になる(心動かされる)作品がいくつもあったので、気ままに書き留める。なお作品画像は掲載せず、タイトルのみで書き散らかすので、正直記事を読んだだけでは「なんのこっちゃ」…
2020年11月25日〜2021年2月23日まで、東京国立近代美術館で開催されている企画展「男性彫刻 コレクションによる小企画」。 先日「眠り展」について書いたが、正直なところ、「眠り展」以上にワクワクしていたのが企画展「男性彫刻」である。というのも、私は…
2020年11月25日〜2021年2月23日まで、東京国立近代美術館で開催されている企画展「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」。 「ピーター・ドイグ展」がきっかけで訪れた東京国立近代美術館。企画展だけでなく所蔵作品展にも心射抜か…
2020年12月7日から13日まで、渋谷ギャラリーコンシールで開催されていたグループ展「1234...vol.2」。大好きな作家さん、Jessieさんにお誘いいただき、私も作品を出品させていただいた。 “いろいろなヒトが表現するいろいろなモノのグループ展示会”は、確か…
出典元:森美術館 - MORI ART MUSEUM 2020年7月31日〜2021年1月3日まで、六本木・森美術館で開催されている「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」。 当初の目的は村上隆さんの作品だった。 “世界が認める現代アートのトップランナー6名”のうち、…
2020年10月31日〜11月15日まで国立のGallery Yukihiraで開催されていた斉木駿介さんの個展「スクロールする風景」。 同日、酢平☆さんの個展「とりざんまい」を見に行った際、酢平☆さんから「めっちゃかっこいいですよ」とご紹介していただき、Gallery Yukihi…
2020年11月5日~17日、Art Space 88 KUNITACHIにて開催されていた酢平☆個展「とりざんまい」。 地元青梅を夫婦で散歩していたら、ある趣深い長屋に「酢平☆長屋アトリエ化計画」と書かれた紙が貼られていた。なんでも大正時代からあるこの長屋をアトリエにす…
なんだか心惹かれてしまったスキー場を描いた作品。 2020年2月26日〜10月11日まで国立近代美術館で開催されていた「ピーター・ドイグ展」。 2020年に入った直後あたりから気にはなっていたのだが、なぜか会期終了ギリギリまで足を運べずにいた。今思うと、ミ…
澤井玲衣子 《Asuka Piano(あすかとピアノ)》2006年 Eテレで放送されている5分番組「no art,no life」を知っていますか? no art,no life www.nhk.jp この番組について既存の美術や流行、教育などに左右されず、誰にもまねできない作品を創作し続けるアー…
『FACE展 2020 -損保ジャパン日本興亜美術賞展-』を観てきた。 不要不急の外出を控えるよう数日間引きこもってみたものの、それでもやっぱり「晴れた日は外に出たいし、人混みは避けるし、マスクして出かけるし、帰ってきたら手洗い徹底するから〜!!!」と…
『パラサイト 半地下の家族』を観てきた。 ブラックコメディとして楽しめたが、鑑賞後、作中で描かれた「経済格差」「貧富の差」について考えさせられた。 エンタメを通じて社会問題に触れる、とても巧みな映画であった。 ※一部ネタバレあり。ネタバレNGな方…
めちゃくちゃ面白かった。 マイケル・キートンがマクドナルドの"創業者"レイ・クロックを演じてるんだけど、彼の笑顔がまーいやらしくてね!(褒めてる) マクドナルド"創業"の史実を基にした伝記映画なんだけど、この映画を誰かと一緒に見ると、「金>人で…
白状すると、前作は全然ピンと来なかった。 「ありのーままのー」も、「え、投げやりになったエルサが歌うの?!」と全然受け入れられなかったし、姉妹愛の演出もそこまでハマらなかった(一人っ子だからかもしれないけど)。 でも、本作は割と好きだった。 …
出典元:映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) | Twitter ※序盤からネタバレあり。ネタバレNGな人は鑑賞後に読んでいただけると幸いです。 サラ・コナーの物語だった 重要視されていたキャラクターの死 リンダ・ハミルトンの演技 …