芸術・科学

森美術館にて『私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』を鑑賞する

先日、森美術館で開催されていた、森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」を観に行った。2度訪れている。1度目は1人で、2度目は友人と夫とともに観た。 1度目に行った時、私が自分自身にメモを残しているので、それ…

DIC川村記念美術館にて『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』を鑑賞する

先日、DIC川村記念美術館で開催されていたジョセフ・アルバースの展示を観に行った。 ジョセフ・アルバースの存在を知ったのは、先月(2023年10月)六本木・国立新美術館にて開催されていた『テート美術館展 光 ーターナー、印象派から現代へ』で展示されて…

DIC川村記念美術館にてロスコ・ルームに入室する

DIC川村記念美術館へ行くのは2回目だった。 常設展や企画展を観るために足を運んだが、一番の目的はロスコ・ルームである。 ロスコ・ルームとは、ロシア系ユダヤ人のアメリカの画家で、ジャクソン・ポロックやバーネット・ニューマン、ウィレム・デ・クーニ…

【忘備録】『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡−市民が創った珠玉のコレクション』

出典元:https://twitter.com/LudwigExhn/header_photo 「行きたいな〜、でもタイミングねえな〜」と思っていた。けれど、別の展示を見るために国立新美術館に足を運ぶ機会ができ、かけこみで観ることができた。別の展示の話もするけど、別の展示含め、観て…

第18回世界絵画大賞展で気になった作品について気ままに書く。

2022年7月2日〜8日まで東京都美術館で開催されていた第18回世界絵画大賞展。気になる(心動かされる)作品がいくつもあったので、気ままに書き留める。なお作品画像は掲載せず、タイトルのみで書き散らかすので、正直記事を読んだだけでは「なんのこっちゃ」…

【忘備録】「男性彫刻 コレクションによる小企画」とある彫刻との出会い

2020年11月25日〜2021年2月23日まで、東京国立近代美術館で開催されている企画展「男性彫刻 コレクションによる小企画」。 先日「眠り展」について書いたが、正直なところ、「眠り展」以上にワクワクしていたのが企画展「男性彫刻」である。というのも、私は…

【忘備録】「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」

2020年11月25日〜2021年2月23日まで、東京国立近代美術館で開催されている企画展「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」。 「ピーター・ドイグ展」がきっかけで訪れた東京国立近代美術館。企画展だけでなく所蔵作品展にも心射抜か…

【忘備録】「1234...vol.2」といろいろなヒトが表現するいろいろな力。

2020年12月7日から13日まで、渋谷ギャラリーコンシールで開催されていたグループ展「1234...vol.2」。大好きな作家さん、Jessieさんにお誘いいただき、私も作品を出品させていただいた。 “いろいろなヒトが表現するいろいろなモノのグループ展示会”は、確か…

【忘備録】「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」2021.1.3(日)まで

出典元:森美術館 - MORI ART MUSEUM 2020年7月31日〜2021年1月3日まで、六本木・森美術館で開催されている「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」。 当初の目的は村上隆さんの作品だった。 “世界が認める現代アートのトップランナー6名”のうち、…

【忘備録】斉木駿介 東京個展「スクロールする風景」

2020年10月31日〜11月15日まで国立のGallery Yukihiraで開催されていた斉木駿介さんの個展「スクロールする風景」。 同日、酢平☆さんの個展「とりざんまい」を見に行った際、酢平☆さんから「めっちゃかっこいいですよ」とご紹介していただき、Gallery Yukihi…

【忘備録】酢平☆個展「とりざんまい」。動物×食べ物といえば酢平☆さんだと思う。

2020年11月5日~17日、Art Space 88 KUNITACHIにて開催されていた酢平☆個展「とりざんまい」。 地元青梅を夫婦で散歩していたら、ある趣深い長屋に「酢平☆長屋アトリエ化計画」と書かれた紙が貼られていた。なんでも大正時代からあるこの長屋をアトリエにす…

【忘備録】「ピーター・ドイグ展」とその奇妙な魅力

なんだか心惹かれてしまったスキー場を描いた作品。 2020年2月26日〜10月11日まで国立近代美術館で開催されていた「ピーター・ドイグ展」。 2020年に入った直後あたりから気にはなっていたのだが、なぜか会期終了ギリギリまで足を運べずにいた。今思うと、ミ…

【忘備録】「no art,no life」と特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」

澤井玲衣子 《Asuka Piano(あすかとピアノ)》2006年 Eテレで放送されている5分番組「no art,no life」を知っていますか? no art,no life www.nhk.jp この番組について既存の美術や流行、教育などに左右されず、誰にもまねできない作品を創作し続けるアー…

『FACE展 2020』を観てきた。感じたままをメモしてみたら面白かった。

『FACE展 2020 -損保ジャパン日本興亜美術賞展-』を観てきた。 不要不急の外出を控えるよう数日間引きこもってみたものの、それでもやっぱり「晴れた日は外に出たいし、人混みは避けるし、マスクして出かけるし、帰ってきたら手洗い徹底するから〜!!!」と…

『 特別展ミイラ 〜「永遠の命」を求めて』行ってきた/人の遺体を見つめる不思議な空間。

出典元:特別展 ミイラ《公式》 (@miira2019) | Twitter 国立科学博物館で開催されている『 特別展ミイラ 〜「永遠の命」を求めて』。 ミイラ…歴史的、文化的に重要なものとはいえ、ぶっちゃけそれらは「ご遺体」である。ご遺体がガン見できる機会なんてそう…

【#デザフェス戦利品】デザフェスvol.50でゲットしたアーティストさんの作品を紹介!

2019年11月16日(土)〜17日(日)に東京ビックサイトで開催されたデザインフェスタvol.50。わたし自身も出展者として参加していましたが、夫に店番を頼み、他のアーティストさんのブースに足を運びました。 Twitterで行われるデザフェス戦利品RT祭では伝え…

『DFG BOOK MARKET』へ行き、ZINEの魅力を知る。

原宿・デザインフェスタギャラリーにて『DFG BOOK MARKET』という企画展が開催されている。この企画展にはわたしも参加している。 www.tomutomu-corp.com わたしの大好きなアーティストさんが企画展に出展していると聞き、今日はお客として足を運んだ。 そし…

【忘備録】『クリムト展 ウィーンと日本 1900』行ってきた。クリムトが描く官能な表現に感動。

行・っ・て・き・た! 「死ぬまでに絶対に観なきゃ・・・観ずに死んだら意地でも幽霊になって観てやろう!」と思うレベルで大好きな画家グスタフ・クリムトの作品が観られる『クリムト展 ウィーンと日本 1900』に行ってきた。 クリムト展 《ユディトⅠ》官能…

【#デザフェス戦利品】デザインフェスタvol.48で見つけた素敵なアーティストさんを紹介!

2018年11月10日(土)〜11月11日(日)に開催された『デザインフェスタvol.48』で購入した数々の作品を紹介していきます。 購入作品 プレゼントしていただいた作品 ライブペインティングの様子 などなど、一挙ご紹介! 「#デザフェス戦利品」は素敵な作品を不特…

大の虫嫌いが、虫と仲良くなりたくて『特別展 昆虫』に行ってきた。

(↑)香川さん、良い顔してんな〜。 注:本記事の後半に近づけば近づくほど、”虫”ではなく、展示を見ている人々の姿に目がいくわたしの姿が描かれていきますが、虫の写真はバンバン載ります(なんなら通称Gも容赦無く載せます)。「虫の画像がマジでダメ」っ…

真夏のデザフェス行ってきた!真夏のデザフェスの感想&戦利品を紹介

真夏のデザフェス行ってきた 個性豊かな作家さん達 真夏開催はちょっとさみしい? デザフェス戦利品を紹介 デザフェス来場者&出展者の魅力 真夏のデザフェス行ってきた 真夏のデザフェス行ってきましたよ! 大学1年の頃にデザインフェスタを知り、2017年に…

【忘備録】内臓を描く人、「特別展 人体 神秘への挑戦」へ行く。

「特別展 人体 神秘への挑戦」へ行ったのは少し前の話。だけど、あまりにも感動したので書き記しておくべきだなと思った。内臓を描く人の忘備録。 はじめに 「特別展 人体」 概要 展示そのものは「生物」の復習みたい 臓器同士のつながりに感動 つながりをイ…

『古代アンデス文明展』行ってきた。想像以上に土器が可愛い。

こんにちは、齋藤吐夢です。 古代アンデス文明展へ行ってきました。行くまでは「なんともマニアックな展示だなあ・・・」なんて思っていたのですが、行ってみたらものすごく面白かった笑。 驚いたのは、全体的に「かわいい」こと笑。 古代アンデス文明展 想…

レアンドロ・エルリッヒ展は、大の大人がはしゃげる美術展示だった!

こんにちは、齋藤吐夢です。 (↑)ベランダの柵にしがみつく女・・・私です!!! 六本木にある森美術館で開催されているレアンドロ・エルリッヒ展。レアンドロ・エルリッヒって誰やねん状態だったのですが、行ってみたら 「なんで皆行かないの?!こんなに…

【戦利品紹介もあるよ!】にゃんこ展の感想。企画展に参加する時に注意すべきこと。

こんにちは、齋藤吐夢です。 2018年1月5日(金)〜1月11日(木)まで、原宿デザインフェスタギャラリーにて開催されていた『にゃんこ展7』に参加しておりました。 www.tomutomu-corp.com 昨日、それが無事終了。様々な人に、私の作品を見ていただくことが出…

ゴッホ展へ行ってきた!純粋すぎるゴッホの絵は、やっぱりかっこいい。

こんにちは、齋藤吐夢です。 出典元:ゴッホ展 巡りゆく日本の夢|東京都美術館 ゴッホ展へ行ってきました。 絵を描いていると時々、「ゴッホの絵みたいだね」と言われることがありまして。褒め言葉・・・と捉えて良いよね笑?!「何か通ずるものでもあるの…

レディ・ジェーン・グレイの処刑で泣きかけた『怖い絵展』【〜12月17日まで】

こんにちは、齋藤吐夢です。 出典元:上野の森美術館 - 展示のご案内 - 「怖い絵」展 絵を鑑賞して、泣きそうになったのは初めて。 「怖い絵」ばかりが並んでいるので、絵画鑑賞にしては薄ら暗い印象がありましたが、『怖い絵展』の表紙になっている《レディ…

大盛況な『運慶展』を見てきた!混雑具合はTwitterで確認するのがオススメ。

こんにちは、齋藤吐夢です。 開催期間は11月26日までなのでお早めに! 「運慶」という名は、美術の授業が好きだろうがなんだろうが一度は耳にするじゃないですか笑。 多分見ないと見ないで後悔しそうだな・・・と思い足を運んだのですが、めっちゃ良かった。…

香取慎吾さんの絵が印象的なアート展『ミュージアム・オブ・トゥギャザー展』を観てきて。

こんにちは、齋藤吐夢です。 写真撮影OKだったので撮影させていただきました。こちら香取慎吾さんが描いた作品です。すごくポップで激しくて可愛くてちょっと怖い、素敵な絵。 本日までの展示ではありますが、表参道にあるスパイラルガーデンで開催されてい…

【独特の世界観】期間限定!新宿・伊勢丹の横尾忠則限定アートショップへ行こう

こんにちは、齋藤吐夢です。 横尾忠則ってご存知? 日本を代表する芸術家であり、グラフィックデザイナー。一度見たら忘れられない強烈かつ奇抜な横尾ワールド全開の作品をつくり続けている御年81歳の方。 そんな横尾忠則さんの限定アートショップが、伊勢丹…