結論からいうと、慣れればめっちゃラク。
はじめに
14歳ではじめての生理が来て、はじめのうちは月に1度の出血が不快なぐらいで済んでいたのだが、年を重ねるごとに生理痛が悪化。
重い生理痛に悩んでいたわたしは低容量ピルを選択し、今では生理がきても(休薬期間がきても)「いつもより調子が悪い」ぐらいで済んでいる。
生理が嫌いなわたしは(好きな人なんているの?)、生理を少しでもラクにしてくれるアイテムを探しまくった。
このブログでは、出血量多めなわたしが快適に過ごせたナプキンの話や、布ナプキンの話、低容量ピルの話をしている。
ただ、タンポンと月経カップのレビューをまだしていなかった。
というわけで、まずはタンポンデビューを果たしたわけだ。
はじめてのタンポン
タンポンとは
日本においては膣内に挿入して生理の際の経血を吸収する目的で使用する生理処理用品、あるいは手術の際に出血した血を拭き取る為に使われるものをさす。
引用元:タンポン-Wikipedia
ナプキンと違い、挿入するタイプの生理用品。
小学生のときに保健の授業でナプキンを配布され、それ以降「生理用品=ナプキン」と頭に染み付いているわたしにとって、タンポンはまあまあ抵抗のあるアイテムだった。
どうやって使うか
市販のタンポンを購入したら、説明書きが入っていたのでそれに従い装着。ここではYouTubeの動画を貼っておく。
なお、説明書きにもあったが、とにかく清潔な手で行うこと。
膣内には膣内環境を守る微生物というのがいて、よっぽど免疫力が落ちていない限りは、彼らのほうが外から入ってくる微生物よりは強い。とはいえ、ばっちい手でやってしまってはお股周辺の微生物環境に悪いでしょう。
というわけで、わたしは念には念をレベルで、手をしっかり洗いました。
我が家はユニットバスなので、お風呂の縁に片足をかけ、お相撲さんのしこふみみたいな姿勢で押し込んだ。恥ずかしい見た目かもしれないが、この体勢が一番入れやすい。こういう抵抗感のあるアイテムほど、潔く入れちゃったほうがラクってもんである。
ただ、まあ、苦戦したよね。
膣内に生理用品を入れたことがないのだから、抵抗はあるわ、そもそもはじめての体験だわで大混乱。力強く押すべきなのか、無理せずゆっくり入れるべきなのかも分からず、5分以上かかった気がする。
装着後の感想
入れるのにはだいぶ手間取ったが、行動してみて思った。
めっちゃラクだと。
ナプキン装着時より活動的になれるのだ。
ナプキンをつけていると、お股にナプキンが当たるのでモゾモゾする。普段だったらないものが、月に1度の生理のときにあるのだから、そりゃ当然違和感はあるわな。
ただタンポンは、慣れていないわたしにとって不快だったのは挿入するときだけで、あとは何の苦労もない。モゾモゾもしないし、ナプキンのズレや経血の漏れを気にする必要もない。
ただね、はじめのうちは、タンポンを取り出すための紐がお股からピロリーンと出ていることに「うへー」とは思った。
でもお股全体にゴワッとしたナプキンが当たっている、またはもったりとした布ナプキンが当たっているのと、紐ピロリーンでは、紐ピロリーンのほうが全然ラクなのだ。
紐ピロリーンが気になるのは、ほんと最初だけ。
取り出すとき、苦戦
タンポンは、ピロリーンと出ている紐をゆっくり引っ張って取り出す。
…のだが、ここでわたしは苦戦した。
低容量ピルを服用しているため、月によって経血量が違うわたし。その月はたまたま、他の月よりもドバッと出る月だったので、「量が多い人用」を購入した。
だが、それは低容量ピルを服用するわたしにとって「多い」だけであり、タンポンが想定していた「多い」ではなかったようだ。
しっかり経血を吸収したタンポンでないと取り出しにくいらしく、わたしは取り出すのに苦戦した。乾いている部分が多いと膣内に引っかかりやすいのではないだろうか。はじめてだったので、取り出せなくなるんじゃないかと思い、ここだけの話、半泣きだった。
とはいえタンポン、ラク。
わたしはいまだに挿入と取り出しが大の苦手だ。しかしそこを乗り越えてしまえばめちゃくちゃラク。これは事実。挿入と取り出しも、慣れたら気にならなくなるだろう。
とはいえ、わたしは低容量ピルのおかげか、一度も出血せずに済む月があるし、生理のときには家に引きこもることが多いので、タンポンよりは布ナプキン着用率が高いだろう。
しかし、それでも経験してよかったと思っている。最初と最後に違和感はあったけれど、生理中の不安(ズレ、漏れ)が軽減されたのだから。
ただし、タンポンを使用する際、忘れてはならないことがある。
あまりにもラクなので長時間つけがちだが、長時間つけることで「トキシックショック症候群(TSS)」にかかることがある。
TSSとは、黄色ブドウ球菌の産生する毒素が原因で起こる急性疾患のことです。TSSの初期症状としては、突然の高熱を伴って発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血などがあります。このような症状があらわれた場合には、直ちに医療機関で治療を受けないと血圧低下などのショック症状に至ることがあります。
タンポンの付けっ放しによる「トキシックショック症候群」が原因で亡くなった人もいる。
▶︎10代女性、修学旅行中にタンポンの長時間使用が原因で死亡 BuzzFeedNews
ナプキンもタンポンも月経カップも定期的に交換しよう。それはお忘れなきよう。
では。
◆本日のおすすめ◆
低用量ピル等を飲んでなくて、普段経血量が多いのであれば「多い日用」良いと思う。
でも、わたしは多分こっちを使うべきだった。