ちょっと長めの前置き
私にはもったいない精神が染み付いちゃってるので、「外には着ていけないけど寝間着としてならまだ着れる」みたいな考えでなかなか捨てられない服ってのがある。あと、自分が好きな作家さんのイラストが印刷されたTシャツだったりするとなおさら、そう簡単には手放せない。
しかし洋服は意外と管理が大変なモノ、すなわち管理コストが高いモノである。
この世の中、あまりお金をかけずに手に入れることができる洋服は多いが、引っ越しを何度も繰り返していると気づくことがある。それはめちゃくちゃかさばるということ。季節ごとの衣替えもそこそこめんどくさい。服によってはクリーニングに出す手間もある。
先で“引っ越しを何度も繰り返していると”と書いたが、夫と交際・結婚してから2年に1回くらいの頻度で引っ越しを経験し、その度に業者を頼まず、ほぼほぼ夫と2人で引っ越し作業を行ってきた身として、段々「服、そんなにいらねえなあ」となってきた(服だけじゃないけど)。
それで、2025年に入り、このブログにやりたいことリストを書き出す中で、以下のやりたいことを記述した。
- 洋服は1in1outのルールを厳守する
- 今持っている洋服は消耗するまで使い、潔く処分する
- 衣服(下着類以外)は各アイテム5点に収める
- 半年後に保管していた服等を試着し、気に入らなければ処分する
- 半年間使用しなかったもの(存在を忘れたもの)は潔く処分する
今回は、上記のやりたいことに従うだけでなく、増やさない・買わないために意識しないことを書き出し、今後の洋服との関わり方に役立てていこうという魂胆である。
洋服を増やさないために意識したいこと
増やさないためには、何を持っているか把握することが大事だと考えた。
上記に示した“衣服(下着類以外)は各アイテム5点に収める”を2025年以降はテーマにしていきたい。今はいくつかのアイテムで少し数がオーバーしているのが現状だ。せっかくなので、この記事上で一旦洗い出してみる。
- 【コート類(冬)】3着 白のダウン、茶色のコート、黒のブルゾン
- 【コート類(秋)】1着 グレーの厚手スウェットパーカー
- 【コート類(春)】2着 デニムジャケット、派手な柄のブルゾン
- 【ニット】2着
- 【スウェット】7着 青色、青色プリント入り、グレー、薄緑色、ライトブルーのパーカー(△)、花柄丈短め(△)、花プリント入り(▲)
- 【シャツ】6着 白のオーバーサイズ長袖、ガラの悪い柄物の長袖、手のイラスト総柄半袖、背中にイラスト入りの半袖、中華柄半袖、黒のプリント入り半袖(△)
- 【Tシャツ】10着以上 <一軍>黒のプリント、薄黄のプリント、胸ワンポイント<二軍>ユニクロのスヌーピー2着他5〜6着<三軍=△または▲>5〜6着
- 【ワンピース】4着 ネイビーのワンピース、花総柄古着ワンピース、手作り半袖ワンピース(△)、手作り長袖ワンピース(△)
- 【パンツ】3着 バーガンディのワイドパンツ、グレーのスウェットパンツ、ユニクロのワイドパンツ
- 【ジーンズ】9着以上 ウエストゴムのワイドデニム、チャコールグレーのワイドデニム、細身のデニム、H&Mのワイドデニム、ライトブルーのデニム(△)、長年履いてるボロボロのディーゼル(△)、長年履いてるボロボロのG-Star(△)、古着屋で購入したゆるめのディーゼル(△)、いただきものの細身のマタニティデニム(△)
- 【ジャケット系】4着 黒ジャケット×白ブラウス、茶色のツイード上下、茶色のスーツ、デニムのセットアップ
- 【冠婚葬祭】4着 喪服(夏)、喪服(冬)、ネイビーのセットアップ、ワンピース(△)
- 【靴】7足 黒スニーカー、白スニーカー、白サンダル、青スニーカー(▲)、黒のパンプスA(△)、黒のパンプスB(△)、デニム生地スニーカー(△)
- 【バッグ】6つ 黒のリュックA、黒のリュックB、黒のななめがけ、紫色のトートバッグ、ボリス(ミッフィーの友達)のカバン(△)、トレーダージョーズのトートバッグ(▲)
- 【その他小物】マフラー(冬)、キャップ(3つ)、ベルト(3本)
う〜ん、多い!
△と▲の表記について。
△には2パターンある。1つは、妊娠に伴い体型が変化したため、一旦着用を控えたもの。お気に入りのものも多いが、汚れやボロさが目立つものも多いので、産後に試着して気分が上がらなければ潔く捨てようと考えている。
もう1つは、今の気分には合わないが思い入れのあるもの。ここ最近、自分のためにワンピースを着用することはないが、洋裁教室で制作したワンピースはそう簡単に捨てられない。黒のプリント入り半袖は着る勇気が出ない柄(!)なのだが、二度とお目にかかれない柄だと思うし、ボリス(ミッフィーの友達)のカバンもスタンスが違うからなかなか使わないが可愛すぎる。
このようなアイテムたちは、私の中でアーティスト作品扱いとなり、即処分対象ではない。
▲はボロすぎて部屋着。または用途を絞って使用しているもの。青スニーカーは散歩やジョギング専用。トレーダージョーズのトートバッグはあまりにもヨレヨレなので、外行きではなくジム用として。
5アイテムに収まっているものはほとんどないが、ゆっくり時間をかけて収めていこうと思う。しかしTシャツとジーンズが多い。夏場ほとんどTシャツとジーンズで過ごしているし汗もかくからいいっちゃいいんだけど、半分くらいにしたいところ。産後の断捨離が楽しみである。
洋服を買わないために意識したいこと
増やさないためには買わないことが大前提であるが、私は時々無性に服が欲しくなる。恥を承知で言えば、それは洋服好きな夫への羨ましさからきている。
夫は自分が気に入った洋服がまあ似合う。それでいてモノを所有することへの抵抗がないので、私と夫のクローゼットは1:3いや1:5ぐらい物量が違う。それで時々羨ましくなるのだ。服が似合うこととモノを所有することに対して。
だが、夫と違い、残念ながら私は、自分が「好きだな」「着てみたいな」と感じた服がことごとく似合わない。体型が要因の場合もあれば、スタンスが要因の場合もある。
そのため、「服欲しい!」の欲望に飲み込まれそうになったら(洋服を買いそうになったら)以下のステップを必ず踏むことにしたい。
- すぐに買わない(最短1日、最長1週間は様子を見る)
- 試着できる服の場合は、店舗で必ず試着をする
なお、年末はこのステップを踏むことで洋服買いたい欲を耐え抜いた。オンラインで素敵な服を見つけたが、すぐに買わなかった。しかしどうしてもその服が気になって仕方なかったので、近場の店舗で試着ができないか確認。サイズや色は異なるが試着可能な店舗を見つけたので足を運び、試着したら案の定似合わなかった。
近場の店舗に試着しに行くという手間や交通費はかかる。しかしそれは購入代金や返品代よりは安く済んだ。返品代の方が安く済む場合には、この工程を全部家でやれば良いと思う。しかしまあ、試着して似合わないというのはショックではあるが、一気に購買意欲が失せるのでやっぱり効果的だと思う。
どんどん減らしていこう
洋服に限らず、さまざまなものをどんどん減らしていこうと思う。減らして減らして、本当に必要なものだけに囲まれた時、どんな豊かな生活が待っているのか、今から楽しみだ。
洋服との向き合い方で参考になった書籍
洋服に限った話ではないが、以下の書籍がとても役に立ったので、気になる方はぜひ読んでみてください。