大きな作品を公募展に出す人におすすめしたい…!ゆうパックアプリを使ってみた感想。

絵を描く私は、年に1度ほど、公募展に作品を応募している。

数年前、はじめて公募展に応募したときは、まずF20号(727×606mm)に描くのも、作品を梱包するのも、郵便局や宅配業者に依頼するのも全て初体験だったものだから、いろいろな人(宅配業者、審査員等々)に迷惑をかけたのだろうな〜と振り返る。

そんな私も、作品を梱包し配送する機会が増えた。配送依頼の頻度が上がりつつある今、気になるアプリがあったので使ってみた。

 

 

ゆうパックアプリを使ってみた

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ことの発端

私は大きな作品を搬入する際、宅配業者から断られた経験が複数回ある

「(各企業の方針として)絵画はお断りしてるんですよ」と言われたことがあるのだ。私の頼み方や品名を馬鹿正直に書きすぎるのが悪いのかもしれないが、委託搬出の際に運んできてくれた宅配業者に頼んだにも関わらず…であった。

頼みの綱は郵便局である。

もちろん郵便局にも「これはお引き受けできません」という宅配物はある。ただF20号の規格であればゆうパックで送れるとわかり、以降、基本的に作品の搬入等々は郵便局を頼るようにしている(いつもありがとうございます、〇〇郵便局さん)。

そして今回も郵便局を頼ることになった。

私は委託搬入にかかる配送料を毎回メモし忘れるため、どのくらいの価格がかかるのか覚えていない。なので配送料をネットで調べていたら、こんな文言に出会った。

ゆうパックスマホ

基本運賃から180円割引でおトク!

引用元:ゆうパックスマホ割 - 日本郵便

180円割引

とある事情で作品を配送する機会が増えつつある今、そして積極的に大型作品を制作しようと考えている私は、「この先も郵便局を使う機会が多いのだから、この割引はデカイ」と思った。

 

ゆうパックアプリの使い方

まずアプリを使う前に「ゆうびんID」を登録する必要があるが、その方法は割愛させていただく(いわゆる情報登録と変わらないので)。

以下、使い方〜。

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専用ラベルの印刷は、郵便局に設置されている『ゆうプリタッチ』か窓口で可能。

『ゆうプリタッチ』なら、支払い後のアプリ画面にあるQRコードを読ませるだけで「ビーッ」とラベルが出てくる。そのラベルと作品を窓口に提出するだけで配送作業完了。クレジットカード決済だから、その場でお金を支払う必要もない。ホント、出すだけ。

ただし、郵便局によっては『ゆうプリタッチ』を設置していない場合もあるみたいなので、事前に確認しておくことをおすすめします。

 

なぜ公募展に出す人におすすめするのか

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まず、大型作品を配送する頻度が高いのなら、使える割引は使おうぜと言いたい!

それから…

「そんな風に思ったこと全然ない」って人は無視していいんだけどね、大型作品を郵便局に持ち込んだとき、あるいは集荷を依頼したとき、伝票をその場で書くときに「邪魔で申し訳ね〜」「時間かかって申し訳ね〜」と思うことがあって。

「考えすぎ」かもしれないけど、郵便局にはいろいろな人が来るし、時間帯によってはばたついている日もあるだろうし、郵便局員さんに余裕がない日もあるし、そんなときにでっけー荷物の配送にもたついちゃうのは申し訳ないと思って

ま、この背景には、私が今までに出会った宅配業者の人たちが、大きな「絵画」作品に対して「めんどくせ〜」顔してたからってのもある。今思うと、私の梱包の仕方や頼み方が悪かったんだと思うけど「デカイのめんどくせえ」って顔された思い出があってね。

だからまあ、作品を運んでいただくために「こちらでできることはしっかりやる!」と決めたのだ。梱包方法もそうだけれど、アプリを使って少しでも郵便局員さんの手間が省けるなら活用しようと思ったのだ。

「ぜひ活用してね!」ってものを活用するだけで、

  • 「でっけえなあ」
  • 「邪魔だなあ」
  • 「時間かかってんなあ」
  • 「もたついてんなあ」

と思わせてしまうのを緩和できるんじゃないかと思ってね!

こんなこといちいち悩まない人はそのままドーン!って持っていって「よろしく頼む」でいいと思うんだけど、大型作品の搬入を依頼する際、若干の申し訳なさを感じてしまう人にはいいアプリだと思うんだなあ

あ〜!それから!手書き伝票に辟易としている人にもおすすめ!なんだかんだ言って、これが一番のおすすめ理由だったりして…。

では。

 

◆本日のおすすめ◆

渋い本見つけちゃったなあ〜

配送してくれる人のためにも、受け取る人のためにも、絶対に必要なもの。