こんにちは、齋藤吐夢です。
※2018年3月20日更新
2017年8月に書かれた元の記事。読み返して、少し自分の考えが変わった部分もあるので書き直しました。
生きづらさは、今でも感じています。
だけど私は、それを受け入れて立ち直ることもできます。
生きづらさを感じる
生きづらさを感じる理由は人それぞれです。
私の場合、
- 世間一般の常識
- それに従わなければ異端扱い
- 我慢は美徳
- 同じであること
に生きづらさを感じます。
もとより、みんな違う考え方をもった生き物だと思ってます。だけど私は「違うことをすると指摘される」のが当たり前の世の中に生まれました。指摘されることへの恐怖が、人より過敏かもしれません。
「普通か否か」に感じる違和感
2017年8月にこの記事を書いてから7ヶ月しか経っていませんが、変わり始めているようで変わっていないことがあります。
それが「普通か否か」について。
普通か否かを重視するこの世の中では、私はとても息がしづらい。
私は”普通”の人間です。でも、
- 会社勤めはもうこりごり
- 定年なんて要らない
- 好きなことで死ぬまで働き続けたい
- 結婚はしたけど子供はいらない
というこの考え方は、決して”普通ではない”ようです。
とやかく言う人との接点を避けるため”引きこもり系フリーランス”になりましたが、とやかく言われたくないがため、人と関われなくなったのも事実です。そしてこの現状も、恐らく”普通ではない”。
そもそも普通って何?
普通とは
特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
引用元:デジタル大辞典 コトバンク
なるほど。確かに”それがあたりまえである”という世界から見れば、私は”普通ではない”と見なされるのでしょう。でもちょっと待って。
”それがあたりまえである”という世界ってゾッとしませんか?
社会に蔓延っているのは、「当たり前」ではなく「思考停止」なんじゃないかと私は思ってます。みんな世の中の普通、”それがあたりまえである”に浸って暮らしているにすぎない。
「普通とはなんぞや」と思考を巡らすのではなく、”それがあたりまえ”でない人を「普通ではない」と吐き捨てるだけの世の中って、怖くないですか。
だけど立ち直ることもできる
生きづらさは相変わらず感じています。
だけど私にはそれを受け入れることも、その生きづらさから立ち直ることもできます。
自分が変わろうと思った
まず生きづらい環境にわざわざ身を置くことをやめました。生きづらい環境のほうがマジョリティなら、私が生きづらさを感じ続けるのもやむを得ません。
でもどんなにマイノリティでも、”自分にとって”生きやすい環境はつくりだすことができる!
「生きづらいな」と思いながら、生きづらい方向へ自分の歩みを進めてしまうと、きっと後悔しながら死ぬことになるんじゃないかと思っています。
ちなみに個人的には、「生きづらさ」から解消されるための自殺には否定も肯定もできない。むしろ死ぬことにはものすごくエネルギーが必要だから、すごい決断に踏み切ったんだな・・・と思ってしまう。
ただ、自殺に踏み切ってしまった人たちを、できれば生きているうちに”解放”してあげたかったと無力ながら思う。
誰か一人は必ず、あなたを生きづらくしてくる
それから、諦めにも捉えられるかもしれないけれど、人間誰しも、誰か一人は他人を生きづらくさせようと攻撃を仕掛けてくるものです。
ツイッターを眺めていたら、
実話なのですが、『私は子供を持っていないので、無責任と言われます』と言ったら、一人っ子のお母さんが、『私は子どもが1人。少ないと言われます』2人子供のいるお母さんが『私は、2人も産んで2年休んだ、子ども産んでばかりいて仕事は…と言われます』
— 伏 (@8taicyo) 2017年8月12日
とありました。
彼女の意志決定権は彼女にしかありません。私も然り。夫も然り。家族みんな、誰しもがそう。アドバイス程度ならどってことないけど、必ず一人は人格を否定してきたり、「これだから○○は・・・」的な発現を好き勝手に言ってくる。
それがもう仕方のないことなら、自分に生きやすい空間を生み出すことも、半ば図々しくやったって許されることだと思うのです。
生きづらいけど、今日も生きてる
悲しいことではあるけれど、
- 何やったって文句を言う人
- ”普通ではない”人を嫌う人
ただそれならそれで「何やったって文句言われるんだったら好きなことやろ」って思えるし、”普通ではない”人しかいないコミュニティだってあるし、99人が嫌っても1人がめちゃくちゃ愛してくれたら、それってめちゃくちゃ嬉しいのです。
生きづらさは相変わらず感じています。
だけど、私はそれを受け入れることができるし、そこから立ち直ることだってできます。だからライターの仕事が楽しいし、ブログが楽しいし、絵描きが楽しいのです。
私はね、生きづらいけど、生きてることを後悔することはもうないよ。
では。
◆本日の一冊+α◆
肩の力が抜けます
生きづらさから立ち直るヒントをくれるアルバム
特にこの歌詞(↑)が響きます。