やる気が出る日もあれば、やる気が出ない日だって、あるじゃないですか。
やる気が出ない日だってある
「あ、なんか今日全然ダメだな〜」って日、あります。やる気が出ない日を肯定する気はないけれど、どうにもこうにも頑張れない日だってあるのです。
そんな中、「やる気が出ない」と検索すると、検索上位には「やる気が出ない時にやる気が出す方法」。
でも個人的には「やる気が出ない日は、やらないって選択肢があってもいいんじゃない?」と思っています。「やる気を出す方法」が表示されるたび「ポジティブな人はすごいな」と思いながら表示を消しています。
やる気が出ない日を全否定する必要はないのです。
むしろ思い切って休むのも全然アリだから。
思い切って休むのも全然アリだから
「やる気が出ない」ことに気づいた時点で、自分で自分を褒めてほしいものです。
「やる気が出ない」ということは、
- 体が疲れてるのかもしれない
- 心が疲れてるのかもしれない
- 飽きちゃったのかもしれない
- 嫌になっちゃったのかもしれない
色々気づかされることがあると思います。そして、そのどれもがきっと「ネガティブ」な側面をもつものばかりのはず。ということは、これ以上頑張ると「無理する」ことにつながるかもしれない・・・。
その変化に気づけたのなら、いっそのこと休んでみたらどうでしょう。
わたし自身、自分では意識していなかったけれど、心身ともに疲れていて、気づいたら重い「うつ」状態になっていたことがあります。
常に全力な人、やる気が出ないけど力を振り絞って頑張った人などは、「疲れ」の感覚が麻痺しているかもしれません。
「徹夜続きだけど、体が疲れなくなった」
それは疲れなくなったのではなく、疲れに鈍感になっただけです。
「やる気が出ない」は、そんな体や心の違和感の前兆だと思うのです。
だから「思い切って休むのも全然アリだから」とお伝えしたい。
あなたが休んでも仕事は回る
とはいえ、休みづらい理由のひとつに「仕事が回らなくなる」なども挙がるでしょう。
でも、あなたが休んでも仕事は回ります。
わたしが自律神経失調症になり休職、その後退職しても、部署の仕事は回っていました。悲しさも感じるけど「いてもいなくても同じなんだな」と思いました。
自分の勝手な使命感で「仕事が回らなくなる」と思い込んでいただけでした。
自分の勝手な使命感で、自分の疲労に鈍感になり、自分の体と心を壊すって、バカバカしく思えてきませんか?
あなたが休んでも仕事は回ります。
だから休みましょう!
休みたい・休む気持ちをまずは肯定しましょう。
「復帰できた時の仕事量が怖い」という気持ちもわかります。
が、やる気が出ない状態で仕事をやっても、その時のパフォーマンスなんてたかが知れてるじゃないですか。だったら休んで、やる気を復活させて、バリバリやったほうが効率いいと思うのですが。
他人からの印象なんてどうでもいい
「やる気が出ないから休みます」とは言いづらい世の中なのは重々承知です。
が、自分の体と心を守ることができるのは自分だけです。
他人はあなたのことを守ってくれませんし、守れません。
「やる気が出ないなんてだらしがない」「休むなんてけしからん」なんて人もいるでしょうが、逆にわたしは、あなたが休んでくれるおかげで「あ、わたしも休憩しよう」って思えます。そう思う人も、ここにいるんです。
それからこれは考察なのですが、「自分は自分!」と割り切っている人ほどストレスフリーな人が多い印象です。批判をくらっても物ともせず、マイワールド全開でのびのび生きている人、まさにストレスフリー。
今「やる気が出なくて困っている」人は彼らを見習うべきかもしれません。他人からの印象を気にせず、自分のために休むのです。
自分を大事にした人ほど、他人を大事にする余裕も生まれると考えています。やっぱり、休みたい時には休んだほうがいいと思うんですよね・・・。
では。
◆本日の一冊◆
生き急ぐ必要はないのです!