こんにちは、齋藤吐夢です。
休むことに罪悪感を感じる人が少なくない。
私が「罪悪感を感じる」と言うと「そんなこと言わずに休めばいいじゃん」と言う人もいた。だけど休めなかった。なんともいえない罪悪感を気にして、休めなかった。でも休まなかった結果、体調を崩して元に戻れなくなった。
治すのは、予防より難しい
休まなかった結果、私は体調を壊して元に戻れなかった。
元に戻れなかったを具体的に説明すると、大好きだった演劇に打ち込むのを諦めようと思ったことや、会社員として働き続けることができなかったことなどがあげられる。もちろん今の人生を後悔しているわけではないけど、やれなくなったのは事実だ。
体と心がボロボロになってしまった時、治すことはできるけど時間はかかる。体と心がボロボロになる前に、しっかりと休んで予防することの方が簡単だ。そのことを知ってほしい。
罪悪感は誰のため?
体と心が疲れてるのは自分でしょ
休むことに罪悪感を感じる理由には、
- 周りの人に迷惑がかかる
- 自分がいないと仕事が回らない
などなど思い浮かぶだろうが、よく考えてみてほしい。その罪悪感、他人に対して感じている罪悪感は本当に必要なものなんだろうか。
体と心が疲れていて、休むことを欲しているのは自分でしょ。
自分を守れるのは自分でしょ
他人のことを考えて「休んでらんない」って思うかもしれないけど、組織にいたり、人と何かをやっていたのであれば、空いた穴は埋められるってもんだ。だけど自分は違う。自分の体だけは替えがきかない。
それを忘れないでほしい。
自分の体と心がぶち壊れる前に、どうこうできるのは自分しかいない。
罪悪感をなくせとは言わないけど
「罪悪感をなくせ」ってのは、今まさに休むことに罪悪感を感じているあなたにいう言葉じゃない。ただ、休むことに抵抗のない人が周りにいれば思い出してほしい。彼らは清々しいほどに、心身ともに健康なはずだ。
そんなもんなんだよ、実際。自分1人が「迷惑になるから」「休むのはよくないから・・・」と耐えている時、心身ともに健康な人は自分の身を守るためにちゃんと休んでるはず。
まあ、たとえそいつが心底嫌なやつでも笑、あなたより心身ともに健康に過ごしているはずよ。
休む勇気もやっぱり必要
もう少しあなたの心を煽るような言い方をすると・・・
あなたが「罪悪感が・・・」なんて言っているうちに体を壊して、そんな時、そこそこムカつく奴があなたを差し置いて健康なまま生きてるとか、なんか悔しくない笑?
私だったらムカつきます笑。
悔しいです。実際「なんであいつが病気になんなくて、私が病気になるのよ〜!!!」って思ってました笑。だけど、本当にそんなもんなのよ。
だから休む勇気も必要なのよ。
自分のために勇気を出して頑張ってほしい。
そうだな・・・罪悪感を感じている人も、1年に1回ぐらいは「頑張って休む」ってどうだろうか。休んでみそ。
では。
◆本日の一冊◆
うつ病を経験されたこともある元アナウンサーさんの本。