こんにちは、齋藤吐夢です。
私はジェームズ・マカヴォイという俳優さんの大ファンです。いや〜かっこいいマジで。こんな記事も過去に書きました。
加えて、意外とM・ナイト・シャマランの映画のファンだったりする(ファンのつもりはなかったけど、観ると大体満足する笑)。
『スプリット』フッツーに面白かった!!!
スプリット
私の大好きな俳優さんであるジェームズ・マカヴォイが、23+1の人格を演じるというだけでも「何それ?!役者冥利につきるじゃん!」と思ったのですが笑。
予告編だけで、あのクリックリの大きな目が狂気に満ちているのを観ただけで、「たまんねえぞ、この映画!」と思い直しました笑。
級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!
マカヴォイたんの演技に満足
映画の要といっても過言ではない、23+1の多重人格者を演じるマカヴォイたんの演技にとっても満足しました。多重人格を演じるって、結構ハードル高いと思う。
マカヴォイたんの演技は自然かつ分かりやすいので、どのタイミングでどの人格に変わったのかが分かりやすい。だからやっぱり怖いんです。
予告編にも出てくる”ヘドウィグ”という9歳児の人格は、純粋な子供という名の狂気に満ちていて、何気一番怖いと思った。何されるか一番分からない感じ。
予告編で誘拐された女子3人がどん引きする女性の人格”パトリシア”も、狂気まみれな所に変わりはないけれど、とっても女性的。観ていて「ああ、女性」と自然に思える。だから逆に怖い笑。
とにかくマカヴォイたんの狂気の演技に魅了される時間を送りました。なるほど、あの綺麗なクリクリ目は、こういう演技をするとめちゃくちゃ怖いんだな〜笑。
娯楽映画として満足
またストーリー展開も満足でした。
王道中の王道かもしれません、展開は。シャマランにしては王道。でも、それがやっぱりシャマランが観客の心を掴んで離さない所以だとも思う。
カメラワークは相変わらずシャマランらしい撮り方をしていて、足下を映し出すとかちょっと画面を揺らすとか、ぬるぬるカメラを接近するとか、シャマラン映画をいくつか観ていれば分かる、演出の癖。
でも、それが「シャマランの撮った映画だ」という安心感を生んでいるのだとも思った。
「来るぞ、来るぞ・・・」っていう、まるでダチョウ倶楽部のような典型的な展開と言えばそれまでだけど、変に凝ったことはしない姿勢がとても好きだと思った。
丁寧なつくり、そんな印象。
シャマランファンにはたまらん展開?!
後「ネタバレするなよ!」ってシャマラン直々に予告で注意喚起を促しているから、わざわざは具体的にネタバレは言わないけど、多分シャマランファンは「おお!」ってなる。
ホント、映画の展開とかではなく、シャマランのファンか否かにかかってくるね笑。はい、ココまで笑。
シャマラン、やってくれたな
しかし彼は時々、スベる映画を撮る笑。でも撮るからこそ、「M・ナイト・シャマランの新作を観てジャッジしなければ」と思わせてくれる魅力がある。
そして今作スプリットは、ジェームズ・マカヴォイファンなら外せない映画だよ。ハンサムな顔立ちだけじゃない、演技力だって凄いんだぜ!って映画だ。たまらん。
しかし、夢に見るレベルで狂気なマカヴォイたんであった笑。
では。
◆本日のシャマラン◆
私の好きなシャマラン映画に、一言添えて・・・。
▼なんだかんだ彼の描くヒーロー映画は好き。
▼王道・定番なのに、観る度ビックリする映画笑。
▼地味にこのストーリー展開、好きです。
▼嫌な気持ちにさせる天才だと思う笑。