気持ちが落ち込みやすいときは、つらいニュースを避けような。

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気持ちが落ち込んでいるときの対処法は色々ある。

精神的にダメージをくらいやすい人は、例えば目に入った情報や出来事が自分に向けられたものではなかったとしても、くらうことがあると思う。

そういうときは、情報を避けたっていいと思うのだ

 

 

はじめに

今朝、目が覚めたら、テレビでは首里城が燃えているというニュースが流れていた。我が家のテレビは7時になると自動的に点く仕様である。7時を知らせるニュース第1号がこれだった。

ニュースを見て思わず「・・・ええ?!」と大きい声をあげてしまった。何が起きた?本当に?起きぬけには受け入れられない出来事だったが、これは誰がどう見たって悲しい出来事である。「沖縄」と言わばあの真っ赤な建造物が浮かぶ。それが燃えてしまった。

感情に波があるわたしだが、今日はもっともニュートラルな時期のはずだった。でも今日はピルの休薬期間で生理になっており、気持ちが不安定になっていた。

先ほど21時のNHKニュースで、再び今朝見た話題があがり、テレビには悔しそうに涙を流す県民の表情が映し出された。彼の口から「一緒に生きてきたような存在だった」といった言葉が出た瞬間、ブワッと涙が込み上げてきた。彼の気持ちが分かったから。

でも、わたしはテレビを消した。

自分の心を守るために、消した。

これ以上、落ち込んでしまっては、何もできなくなってしまうからだ。

 

落ち込みやすいとき、情報を遮断する

時には、情報を遮断することも必要だと思う。

心が痛むような事件や事故、不愉快な出来事、怖い出来事、それらに関する情報はひっきりなしに入ってくる。それから、普通に生活していたって、悪意のある人を見かけてしまったり、自分に向けられたものではなくとも不快に感じたりする出来事に遭遇することもある。

そんなとき、わたしは「その負の出来事をわざわざ受信し続ける必要はない」と考えている。

正直な話、悪い情報ではなくともあえて遮断することがある。気持ちが落ち込んでいてどうしようもないときには、どんなに親しい友人からのLINEであっても見ないことがある。メールの返信も、急を要さない限りは一旦置いておく。

友人からのLINEやメールは決して悪い情報ではないが、気持ちが落ち込みやすいときは何をやっても自分を責めやすい。イライラしがちだし、何が起きても悪い方向へ考えがちになる。

「返信しなければ」と思うと「あああ、気持ちがせかせかするー!!!」と感じてしまう。「せかせかするー!!!」となりながら過ごすのは結構大変。せかせかが新たなせかせかを生んで、そのせかせかがまた新たなせかせかを生んだり、もやもやを連れてきちゃったりする。

負の連鎖だ。負の連鎖、ほんと、怖い。

人をどんどん下へ下へと落としていくから。

今回見たニュースだけではない。台風による被害に関するニュースも、日々報じられる事件や事故のニュースも、目に入れば、心は痛む。「わたしにできることはないか?」と自問自答するが、情報を受け止め続けることで自分が過度に苦しくなるようなら、一旦遮断するようにしている

気持ちが落ち着いたときに、できることをすればいいのだから

そもそもニュースは、朝と夕方の間に多少情報が明らかになったとしても、ほぼほぼ同じ内容を繰り返して発信する。朝見てショックだったものを、夕方もう一度見てショックを受ける必要はないよね。

 

全てを遮断するのはおすすめしないけど

「傷つきたくないから全てを遮断する」ってのはおすすめできないが、一度ショックだと感じたものを、わざわざもう一度味わう必要はない

 

気持ちが落ち込みやすいときには、つらいニュースを避けような

 

では。

 

◆本日のおすすめ◆

情報過多を感じたら、やるとよろし。