私の大好きな作家さんであり、英会話の先生でもあったSakuracoさんから教えていただいた「ジャーナリング」と、その日本語版というか、少しアプローチが異なる「書く瞑想」を合体させたようなものを6月上旬に始めた。
(↑)Sakuracoさんにご紹介いただいた本の日本語訳版
(↑)「書く瞑想」といえばこちら。
これが私にとっては非常に良い習慣となり、また良い気づきを得られるものだったので、その感動をこの場を借りてお伝えしたい。
用意したもの
私の場合、自由帳のような真っ白い何も書かれていない紙に何かを書くことに強い抵抗があるので(フリーハンドで書いた線や字が曲がってしまうのが嫌い)、無印良品の手の平サイズの罫線付きのノートを使用している。
愛用のペンはサラサ。手元にはタイマー(音が鳴るとびっくりしてしまうので、音の出ないタイマーアプリを活用している)。
ジャーナリングの方法
ノートの冒頭はSakuracoさんのブログにて紹介されているバレットジャーナルのやり方に従い、半年間のスケジュールを書くページと、1ヶ月のスケジュールに関するページを用意。
日々の記録については「書く瞑想」を愚直に行う。
上記のやり方に記されている1分間の瞑想はすっ飛ばすことが多いが、以下のような手順でひたすら書いている。
- まず3分間、その日一日気分が下がった出来事をただただ書き連ねる
- 4分間、その日一番つらいと思ったことを書く
- 次の3分間では、その日一日で気分が上がった出来事を書く
- 最後の4分間では、その日の中で一番いいと思ったことを書く
得られた気づき&感動したこと
日々の記録だけでも自分を客観視でき、つらかったことも楽しかったことも冷静に受け入れられる。
でも一番感動するのは月末に行う1ヶ月の振り返りだ。
書き溜めた日々の記録を読み返しながら、よく出てくる言葉や出来事にマーカーなどで線を引くと、自分がどれだけ同じ内容で思い悩み、同じ内容で気分を高めているかがはっきりと分かる。
この振り返りのおかげで、次の月の、毎日の、心地よい生活を探りやすくなるというわけだ。
たとえば、少し自分のことをさらすと、私はどうやら他人とのやりとりにおいて「ああしたらもっと良かったんじゃないか」「あの人は本当はこんなことを思っていたのではないか」と勝手に憶測して不安になっていることがわかった。あと時々「めんどくさい」という言葉が出てくる。
一方で、自分1人の時間が持てたり、片付けをしたり、「スッキリ」すると気分が上がるようだ!
この1ヶ月、対人関係や仕事、これからの人生について悩むことが多かったが、気分が下がることと上がることの理解が、それらの悩みを少しずつ解決するためのヒントになるんだろうなと思って前向きになれた。あとは行動あるのみ。
もし、気持ちが塞ぎ込むことが多くて、だけど自分以外の誰かに相談しにくいという人は、ジャーナリングまたは「書く瞑想」は味方になってくれるかもしれないよ〜。