「食事でお腹をくだす」という話題を2019年に書いた(↓)。
ヴィーガンミートにボコボコにされたこともだいぶ悲しかったが、この記事を書いて以降も定期的に食事でお腹をくだしている。
お腹をくだす原因となる食事は決まっている。だが、お腹をくだすこと自体はもはや悲しいことではない。むしろ、特定の食事であまりにもお腹をくだすので慣れてしまった。慣れるようなものではないと思うが、慣れてしまった。それに「出せば治る」のも慣れの要因である。
一番悲しいのは「食べたいから食べる」ができなくなったことである。
お腹をくだす原因となる食事は、カップ麺やファーストフード、脂の多い食事(食事前後の体調にも左右されるが焼肉や豚骨系のラーメンなど)だ。
昨日もなんとなしに「食べたいな〜」と思ってハンバーガーを昼食に選んだら、ポジティブすぎる言い換えをするならばデトックスが完了してしまった。
これらの食事は一般的に健康的「ではない」部類に入る。だから「健康のために食べないのが一番だし、食べれなくてもいいのでは?」と思う人もいるだろうが、そうではない。健康的ではないとわかっていても、そういうジャンクな食べ物が無性に食べたいときがあるではないか!そういうときに「普通に(お腹をくださずに)」食べられないのがつらいのである。
私はカップ麺やファーストフード、焼肉やラーメンを毎日のように食べているわけではない。だからこそ、時々無性にこれらの食べ物が食べたくなるというのに、これらの食べ物を食べるともれなくお腹をくだす。食べたい欲を叶えためには、お腹をくださなければならない。
私の隣では、おそらく私よりは腸環境がよろしい夫が美味しそうに「なんでも」食べる。そして体には何も起きない。羨ましくなって夫と同じものを同じだけ食べてみる。すると私の体はそれを受け付けるのにNGサインを出し、お腹をくだしたり、時には体がかゆくなったり、できものができる。
あまりにも食事にボコボコにされたときには、食べたいものを食べている夫を妬むこともある。でも妬んだところで私の体に変化は起きない。悔しい、と思うだけで体質が改善されたらどんなにラクだろうか。
焼き魚や煮魚、野菜多めの食事、納豆や味噌汁などではほぼお腹をくださないので、答えはわかっている。腹(腸)のためを思って「不健康だと分かっていても食べたい!」と思うものを食べないようにすれば、いいだけの話なのだ。わかっている。
自分の腸環境を守るためには「食べない」選択肢が最善なのは重々承知してる。でも、こんな不自由なことあるか!と大声で嘆きたくなる。
お腹をくだすときの痛みほど慣れた痛みはない。痛みに慣れた分だけ、自由に食べられたりしないかな。そんな世界線があったらいいな。来世に期待。