昨日できたことが今日できなくなるのはつらい。

これからも、双極性障害に見られる「ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態」※を繰り返すことになると思う。それでも、今回のそれに関しては、自分で自分に言いたかった。「うつ状態の方、ちょっとやりすぎです」と。

夏あたりから、夜眠ろうとすると心臓がバクバクして息が苦しくなってうまく寝付けなかったり、夜中に突然目が覚めてしまったり、かと思えば、これまでのそれが嘘だったみたいにすーっと眠れるときがあったり、調子が良い・悪いのはっきりした対比を味わい続けていた。

コロナ前は「今、うつ状態の時期だろうな」と思えるぐらいには精神的に余裕があったのだが、コロナ禍における通常ではない感覚、それに加えて今年度は大学の卒業制作が待ち構えていることに、やっぱり負荷がかかってたみたいで、ここ数日間の焦燥感がやばい。

昨日、ツイートした後、さすがにちょっと泣いた。

コントロールできなくなってワッと泣く頻度は少なくなったといえど、2〜3ヶ月に1回はワッと涙が出ているので、相変わらず、つらいを吐き出すのはあまり得意ではないと見ている。

でも、それよりつらいのは、タイトルにもツイートにもあるように、「昨日できたことが今日できなくなる」ことである。

今日調子が良かったからといって、明日も変わらず調子がいいとは限らない。

睡眠不足が引き金になるときは、まあ、まだ眠ればいいだけだが、天気の悪い日が続くとか、なんとな〜く嫌な気持ちを引きずるとか、そういうものも引き金になる。引き金になるけど、いつ引かれるかわからん。それが怖い、と思う気持ちも引き金になる。

一昨日、初めのうちこそ筆が重かったが、なんだか気持ちがのってきて、楽しく絵を描くことができた。「次の日は〆切仕事もないから存分に絵が描けるぞ!」と楽しみにしていたのに、翌日は何も面白くなかった。

読むのも、書くのも、見るのも、描くのも、何一つ面白くなかった。

運がよかったことといえば、昨日の出来事で精神がドン底まで落ち切ってくれたらしく、今日は外にも出られたし(気合いを入れて自分を奮い立たせて外に出た)、こうやって文章も書けているわけだが、もう一つ怖いのが、これが軽躁状態の場合である。

もし今、この「昨日よりはマシ」が軽躁だった場合、日に日に軽躁とうつの繰り返しの感覚が短くなっていることになる。双極性障害で問題なのは長短ではないと考えているものの、繰り返しが激しくなったら、それはやっぱり消耗するよなと思う。

ただ、こう、急に冷静さを取り戻す瞬間があるから、それはしっかり利用していきたい。最初に心療内科にかかったときも、ベッドから起きれない日々が続き、たまたまトイレに行くときに鏡を見て、あ、自分やばいな、と思ったから病院へ行く決心がついたものである。

 

推敲もせず、書き殴るだけの文章をさらすことになるが、現状をそのまま書き留めておく(↑)。

あ、自分やばいな、と自分で気づけただけマシだ。とりあえず、今週末に待ち構える大学の面接授業を終えたら、〆切仕事のスケジュールを調整しつつ、来月から月2〜4回は書きも描きもしない日を作ろう。文章と絵画以外の趣味を作ろう。

 

※出典元:双極性障害(躁うつ病)|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省