はじめに
私はライターの仕事で生計を立てている。
2016年4月にクラウドワークス に登録、2017年1月には専業在宅ライターとなり、ありがたいことに2017年6月頃、プロクラウドワーカーと認定された。
そんな私は現在、大変ありがたいことにクラウドワークス のみならず直接契約でもライターの仕事をさせてもらっている。
とはいえ、今の「お仕事楽しい!」状態になるまで順風満帆だったわけではない。「続けたいな」と思った仕事が切れることは多々あった。
それでも私が焦らず次の仕事を探し続け、「お仕事楽しい!」と思いながら書き続けられるのには理由がある。
仕事が切れても焦らない理由
続かないという前提
まず前提として、私は「一生続く仕事はない」と考えている。契約仕事のみならず、フリーランスだろうが会社員だろうが、とうの昔から「一生安泰」なんてものはないのだ。
私がこの思想に落ち着いたのは、何か一大決心するたびに体や心の病気にかかるという間の悪さが要因だが、今となっては感謝している。
「続かない」という一見するとネガティブな発想は、「だからこそ今後どう続けていくか」というポジティブな発想にも変換できる。
続かないのには理由がある
それから仕事が続かないとき、たいてい理由がある。
例えば昔の私へ。厳しいことを言うようだが、あなたが仕事を切られたのは、さまざまなライターがいるなかで「あなたを雇う必要がない」と判断されたからである。
この仕事において価値を生み出せなかった者は、残念ながら「さようなら」というだけだ。
ライターの仕事は難しい。私は書くことが好きだが、ライターの仕事は書くことではなく伝えることなのだ。仕事を連続して切られていた過去の私は、クライアントの要望を読み切れていなかった。
もし仕事を切られてしまったら、切られたことを焦るのではなく、切られた理由を考える良い機会だと思おう。
動き続けることを忘れなかった
そして「仕事を切られることを前提に」、「切られた時には反省し」の繰り返しでは意味がない。
自分から動かなければ!
仕事を切られてしまうのは、どんな理由であれ悔しかったし、寂しかった。しかし、それを嘆くより「次に何ができるか」を考えたほうが自分にとって有益である。
フリーランスは年をとればとるほど仕事が取りにくくなるという有名な話がある。確かに怖い。しかしそれは今ではなく未来の話だし、27歳の私が今それを嘆いてどうする?!動け、動くんだ!
仕事を増やしたい時も減らしたい時も、動かなければ変わらないのだ。それも前提にしておくといい。そうすれば、急に仕事が切れてしまっても「それはそれ、これはこれ」となる。
絶望するにはまだ早い
仕事が切れるのはかなりショックだ。単価がよく、経済的に安心していた仕事が切れた時、「来月どうしよう・・・」と思ったことが私にはある。
ただ、絶望するには早いのだ。
クラウドソーシングは稼げないといった話もよく聞くが、稼げるような働き方を考え行動しない限り、それは現実になってしまう。焦ってるヒマはないのだ。働きたければ動くのだ。「切られることもあるよね」ってだけだ。
では。
◆本日の一冊◆
すでにある程度仕事の経験のあるライターさんは、必読。すんげー勉強になった。