はじめに
自宅でライター仕事をしているとき、水分を摂ることを意識している。健康のためというよりは、飲まないと具合が悪くなる体になってしまったことが要因なのだが、おかげさまで代謝はめちゃくちゃいい。
普段飲んでいるものは
- 緑茶
- 紅茶
- コーヒー
である(利尿作用のあるものばかりなので、そりゃ代謝はいいわな)。
特に茶系飲料が好きだ。茶葉専門店を見つけると試飲をしまくり、おいしいものが見つかれば買いまくっている。今回紹介するのも、そんなお茶のひとつだ。
デカフェ・ローズティーがうまい
茶葉専門店 LUPCIA(ルピシア)
LUPCIA(ルピシア)という茶葉専門店があるのをご存知だろうか。私は大学院時代、とあるきっかけで紅茶が好きになった先輩に教えてもらい、ハマった1人である。
このお店は、フレーバーティー(香りのついたお茶)を得意としている。甘く華やかな香りが飲んでいて楽しい。お茶そのものは甘くないので、しつこくない。
しつこくないローズの香りが◎
LUPCIA(ルピシア)では、香りのサンプルが用意されており、店頭で香りを確かめることができる。売れ筋商品や売り出し中のものは、店員さんが試飲させてくれる。
まず香りがとてつもなくいい。
フレーバーティーでローズの香りは決して珍しくないが、このローズティーの香りは嘘くさくないのだ。他の香りがブレンドされることもなく、ローズ1本で勝負に出た紅茶なのである。
ダマスクローズの紅茶は、デカフェ(カフェイン少なめ)タイプと通常タイプがあるが、両方とも香り高い。天然のバラから感じられる、ほんのりと土くさく、酸味を感じさせるローズの香りなのだ。
デカフェのみティーバッグも販売
なお、私がデカフェを選んだのは「カフェイン少なめを望んでいた」わけではなく、ティーバッグタイプがあったからだ。
デカフェ以外は缶に入った茶葉を買う必要がある。ティーバッグなら、万が一お口に合わなくても、10パックしか入っていないので「まあ、飲みきって違うの買おう」と思える。
そんな理由で買ったが、正直に言う。
こんなにおいしいなら、缶で買えばよかった。
デカフェでもしっかり味がある
デカフェと表記された飲み物を飲むのははじめてだった。デカフェに抱いていた印象は「どうせ味が薄いだけなんだろ」である。
ところがどっこい、デカフェ感を一切感じさせない味の濃さである。
デカフェ表記を疑うレベルで味がある。この茶葉で淹れた紅茶は、柔らかなローズの香りがほんわり漂い、しつこくない。渋すぎず、ほうじ茶の口当たりに近い。うまみも感じられ、「誰だ、デカフェは薄いだけなんだろとか言った奴…」と自分を責めた。
休憩時間におすすめ!
大学院時代、研究に息詰まったり疲れたりしたとき、誰かが「お茶淹れたら飲む?」「コーヒー淹れるけど飲む?」と言い、みんなで休憩した思い出がある。私が仕事中、大量の水分を摂るために、お茶を淹れようと立ち上がるのはその名残だと思っている。
そんな折、出会ったLUPCIA(ルピシア)のデカフェ・ローズティーは「休憩」にぴったりな紅茶だ。香りも強すぎず、デカフェ紅茶なので、頭をシャッキリさせる目的で飲むと味気ない。あくまで休憩用の飲み物なのだ。
デカフェ・ローズティー、体も心も休まる時間のために…おすすめです。
◆本日のおすすめ◆
LUPCIA(ルピシア)は、フレーバーティーではない緑茶もおいしい。