今日1月4日は1日帳簿づけに費やすと決めていた。なぜなら、2021年はまったく帳簿に手をつけなかったから。
開業届を出して、白色申告から青色申告になってから「こまめにやっておかないと面倒臭いことになりそう」と思い、毎月ではなかったものの、できるだけこまめに帳簿をつけてきた。しかし2021年の私はものすごくサボっていた。
今日久しぶりに会計ソフト( やよいの青色申告オンライン 愛用中)を開いたら、2021年1月以降何も書かれていない帳簿を見る羽目になった。
とはいえ、2018年に開業届を出し、簿記の本だったり、確定申告関連のブログを読み漁ったりしながら青色申告を続けてきた甲斐あって、帳簿づけはスムーズに終えることができた。自分では2021年2月〜12月分を1日で終わらせられるとは思っていなかったから驚きだ。
溜めすぎた帳簿づけのおかげで得られた気づきを書き留めておく。
- 3ヶ月に1回の帳簿付が楽(かもしれない)
- 備考欄に記す内容を統一すると見直しやすい
- 請求書等の日付決まっていると見直しやすい
今回およそ1年分の帳簿づけを1日で終わらせたが、意外と苦労しなかった。それは多分「時間差」を見直しやすかったからだと考える。
収入が生じるのと実際にその金額が振り込まれるのには時間がかかる。毎月つけていた時は「ちゃんと振り込まれているよな」と確認する作業に面倒臭さを感じていた。3ヶ月に1回くらいにすると、2ヶ月分ぐらいはまとめて振り返れるし、年1回に比べるとこまめに確認できるので入金漏れの確認もしやすいと感じた。あと領収書を振り返って「何買ったんだっけ、これ…」ともなりにくいと思うし。
備考欄の内容統一、請求書等の日付統一も同じような理由。型が決まれば作業はしやすい。2021年分の帳簿づけも、お仕事させていただいている発注先が決まってきたこと、請求書発行や振込のリズムが決まっていたことが、作業がしやすかったことの要因だと考えている。
整えるって大事なんだな〜。
ついでに、仕事ではなく生活の方の家計簿も見直してみた。
ライターとして稼いだ額以上に、作家さんの作品や本にお金をかけているので、自分で設定した予算額は毎月のようにオーバー。大赤字である(……まあ、一番の出費は「税金」なのだけれど。さすが税金大国)。
しかし着実に、少なくとも2018年以前の私よりはずっと、お金を稼ぐことが、というかお金そのものが大好きになっているので、2021年は「お金を稼ぐ」「支出を減らす」「お金を増やす」を重視して活動したい。一番の出費が「税金」と気づけたおかげで、税関連・政治関連の話題にも俄然興味が湧いてきたので、今年も色々学びたい。
<おまけ>
やよいの青色申告オンライン の好きなところは、自分で仕訳入力ができるところ。
さまざまな会計ソフト同様、やよいにも経理・会計を自動化できるシステムは導入されているっぽいし、私も2022年度は多少「スマート入力」に手を出すつもりではあるが、「自分で仕訳入力できる余地」のおかげで自分の経理業務に関心が湧くようになったし、理解が深まったと思っている。そうじゃなきゃ今日みたいに、約1年分の帳簿づけを1日で終わらせられなかったと思うし。
<おまけ その2>
ライターになったばかりの時、開業届を出したばかりの時、お世話になった「お金・税金について知る」漫画。