私はブロガーになることができない。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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いや、ブログを書いている時点で「ブロガー」っちゃあ「ブロガー」なんでしょうが、まあ、ちょっと話を聞いてください。

 

 

ブロガーにはなれない 

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ブログ書いときながら何言ってんだ、こいつ。

 

って話ではありますが、私が「ブロガー」と聞いて浮かぶのは「ブログで生計を立てている人」。ブロガーをブログを書いている全ての人と定義づけるのであれば、頭に”プロ”とつく人たちのことを指します。そして私はプロブロガーにはなれない

 

プロブロガーには絶対なれない

「プロブロガー」となると、「ブログだけで生活を賄える収入がある人」のことを指します。

明確な定義が存在するわけではありませんが、プロブロガーと聞いたら「ブログだけで生計を立てられている人」と考えていいでしょう。

引用元:プロブロガーの仕事とは。どうやって収入を得てるの?やりがいは? | 八木仁平オフィシャルブログ

生計を立てるというのは、お金で全てが回っている世の中でとても立派なことですし、憧れの職業にランクインしてもおかしくないなあ・・・と思うけれど、私は絶対になれない。

 

プロブロガーになれない理由は簡単で、そこまで”自分”を愛していないし、”自分”に自信がないからです。

 

「プロブロガーが全員そうだ!」って訳ではないと思いますけど、「実名・顔出し」してる・してないに関わらず、プロは”自分”を売ることに責任を背負って挑んでいるように思えます。でも、私にはそこまで覚悟がない。

 

だから私はブロガーになることができない。

 

ブロガーにならない

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でも実際には、私は「なれない」んじゃなくて「ならない」を選んでいる

 

私は今”かくひと”を名乗っているのだけれど、それはただただ、かき(書き・描き)続ける人生を送りたいから。だからライターとか絵描きとかブロガーと名乗るより、「自分、毎日かきたいんです」って答える方が心地いいし、腑に落ちる。

 

 

こんなツイートをしたけれど、私は自分の書く文章が好きだし、自分の絵が好きだ。

 

でも”私がかいた(書いた・描いた)もの”に愛と自信を向けることができるけど、名だたるプロブロガーの人たちのように”自分”へ自信をもつことはないし、それを売り出す勇気もないし、する気もない

 

だから私はブロガーになれないし、ならない。

 

例えば掲載写真について

ブログを長らく読んでくださっている人はお気づきかもしれないけれど、私はレビュー記事を書くわりには、行った場所や食べた食事の写真を載せていない

 

でもこれには2つ理由があって、

  • ”私が”目に焼き付けたい
  • 読んでくれる人に体験してほしい

ということから記録に残すことを避けている。

 

ブログにレビュー記事は書くが、”私”の人生なので「ブログのために」という動機を避けている。”私”が見たいから、食べたいから、写真は後回しなのだ。

 

おそらくこの時点ですでに、私はブロガーになれない。

 

それでもレビューを書くのは、読者という向こう側にいる人に良さを伝えたいからであって、でも良さを伝えたいけど実際に見て・体験してほしいからであって、だから意地でも文章しか書かない。

 

私が、そういう人だからである。読んでその気になって満足してしまい、実際に体験しなくてもいいや・・・って思ってしまう人だから。

 

あと「ブログのために」が目的になってしまうと、料理屋さんや施設にいる、”私の”目の前にいる人とのコミュニケーションの機会を逃す気がしているからやらない

 

私が、そういう人だからである。料理が出ていきなり写真を撮られると「冷めないうちに食べてくれ」って思っちゃう人だからである。そう、自分がやられて「う〜ん」な事はやらない。ただ、それだけである。

 

だからブロガーにはなれない。

 

例えば実名・顔出しについて

正直、絵を描いている仕事では本名も顔もバンバンさらけ出しているが、ブログではやはり”齋藤吐夢”のままでいようと考えている。これは”齋藤吐夢”としての文章だ。"私"ではあるが、一つのキャラクターだ。

 

それから実名・顔出しすべきなのか?と悩んだ時期もあるが、自分の顔は見ていてそこまで楽しい顔じゃないし、斜め下を向いている目線のプロフィール写真に対して、もし自分だったら「うひゃー恥ずかしー」と思ってるからできない(個人の感想です)。

 

ブログで実名・顔出しして知り合うより、”私の描いた絵”に興味を持ってくれて、イベントに足を運ぶ”ついでに”「こんな人だったんですね」と言われるほうが個人的に嬉しい。初対面の人と会う時のワクワク感を失いたくないからやらない

 

なんでもない私ですが、かき続けます

ただただ・・・私のこだわりをお伝えしただけになってしまったけれど、ライターや絵描きやブログのあり方について悩むことも多々あるから、ちょっと整理のために書きました。お付き合いいただきありがとうございます笑。

 

肩書き”かくひと”、というのはなんだか非常にぼんやりしているけれど、なんだか非常にぼんやりしている”なんでもない私”だからこそ書けるものもあるんじゃないかなと思って。

 

とにかく、私はブロガーという肩書きをもつ人にはなれない。

 

でも書き続けます。

では。

 

◆本日の一冊◆

ゆるい名著。ゆるくありたい。