タツコン2021に参加して、悔しかったこと。嬉しかったこと。

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GALLERY龍屋にて2021年12月11日〜12月25日まで開催されていた『TATSUYA ART COMPETITION 2021』(通称タツコン)に出展した作品が返ってきた。

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この公募展は投票と作品が購入されることで追加されるポイントで順位が決まるアートコンペである。私含め150人の作家が参加した。私の順位が何番なのかは分からない。現時点で分かっているのは、上位20名には入っていないということだけ。とても悔しいが、この素直に感じた「悔しい」気持ちを糧に、今後も作品制作に向かう。

そして嬉しかったこと。

私は今回初めてタツコンに参加したのだが、作品が返却される際、投票された用紙が同封されていたことがとても嬉しかった。出展者・作品への感想が書かれたその用紙には作品の色合いやアートコンペのテーマ「結び」に紐づいた内容がよかったということ、『嘘ついたら』のタイトルから「続きが気になる」といった感想が記されていた。伝えたい色、形、思いが伝わったのだと感じ、心が躍った。なんならちょっと、嬉しすぎて家で一人で小躍りした。そんな喜び。

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(↑)タツコン2021出展作品『嘘ついたら』

この絵は「売れる・売れない」においては「売れない」絵ではあったが、夫がえらく気に入ってくれたので、これから大切に自宅に飾る。私にとって、大事な大事な作品がまた一つ増えた。思い出の、これからも絵を描くと決めた自分のための、そんな絵になった。これもまた、タツコン2021に参加して嬉しかったことである。

もう一つ嬉しかったこと。

タツコン2021』に出展していたKana Endoさん(出展者番号NO.124)の作品を購入できたこと。会期中、会場に足を運ぶことはできなかったが、オンライン上で他の作家さんの作品を眺めていた時、ひと目見て「好き!」と思った。

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今後もKana Endoさんの作品を追いたいなあ。

悔しいことも、嬉しいこともあって、『タツコン2021』に参加できたことはとても有意義なものになった。来年も参加したい。