雑誌「Tarzan」の特集「コンディショニング新常識」はデスクワーカー必読の1冊。

Tarzan(ターザン) 2019年2月14日号 No.757 [コンディショニング新常識 肩凝り・腰痛&蓄積疲労 解消メソッド]

 2019年2月号「コンディショニング新常識」は、デスクワーカー必読だぞ。

 

 

はじめに

 「いつ死ぬかわかんねーけど、まだ死にたくないし、そんな簡単に死にそうにもないから健康に気を遣おう!」と思い立った頃(2018年秋頃)から、雑誌「Tarzan」にどハマりしている。

 雑誌「Tarzan」にハマる前までは、この雑誌のことを「筋トレ愛に満ち満ちた人しか読んではいけない雑誌」だと思い込んでいた。しかしいざ読んでみたら、体づくりに自信なさげな人にほど読んでほしい、初心者にも優しい雑誌であった。

 そんなわたしが手に取った2019年2月号「コンディショニング新常識」。筋トレなどの方法も書かれているものの、心身の調子を整えることをテーマにした1冊だ。

 立ち読みしてすぐ「あ、これは買わないといけないやつ」と思った。

 なぜなら、日々PCやスマホとにらめっこしているデスクワーカーのわたしが抱える不調を解消できそうな知識や方法が、豊富に書かれていたからだ

 

「コンディショニング新常識」必読箇所

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骨を整える

 まず第1章「骨を整える」。

 生活週間や何気ない日常動作で骨格が歪み、慢性的な不調(肩こり、腰痛など)につながると書かれている。「こんな日常動作をやってしまっていませんか?」という図説を見て、わたしはゾッとした。

 わたし、骨に悪いことしまくりやんけ・・・!

 重いカバンをいつも同じ側の肩にかけて歩くとか、背もたれに背中を預けて座っちゃうとか、デスクワーク中の猫背とか・・・仕事中のわたしの姿勢は、何一つ自身の体に優しくないと知った。

 文中では

  • 股関節
  • 骨盤
  • 背骨
  • 肩甲骨

に異常がないかを確かめる動きと、異常を解消するストレッチが掲載されている。

 やってみると、自分がいかに体を動かせていないか実感できるキツさである。しかし気持ちいい。積極的にストレッチを取り入れたいと感じた。

 デスクワーカー必読の歪みとりページである

 

筋肉を整える

 骨の次は「筋肉」だ。日常動作に取り入れたい、筋肉のコンディショニングを整えるストレッチや筋トレ方法が紹介されている。

 わたしが注目しているのは、全身持久力を鍛えるためにおすすめされている「バーピー」という動作。

youtu.be

 中学、高校と剣道部だったわたしは、この「バーピー」が死ぬほど嫌いだったのだが、”心肺機能アップにおすすめ”とあると、やらざるを得ない

 なぜなら日々のデスクワークで慢性的に運動不足&階段の上り下りだけで息が切れるから・・・。

 

内臓を整える

 「内臓を整える」ページは、読み物として最&高。

 ここのところ、お酒がてんで飲めなくなってしまったわたしにとって「肝臓」に着目したページの1節には「あーだから具合悪いんだ!!!」と納得できる内容が。

アルコールの分解で手いっぱいの肝臓に糖を作る余裕はない。このときに糖を補給しないと、脳神経系の機能が低下したままになり、記憶障害や自律神経障害を生じ、立ちくらみや吐き気に見舞われかねない。

引用元:Tarzan 2019年2月14日号 36ページ

 お酒を飲むと、まあ驚くほど立ちくらむようになってしまったわたし。なるほど、糖の消費速度と供給速度が見合ってなかったってことか!

 ストレッチや筋トレなどの実践にちょっとくたびれたら、このページを読もう。健康へのモチベーションが高まっていくので。

 

 余談だが、夫曰く近年の研究では「お酒=毒」という認識が強いらしい。お酒が弱い人にとって、お酒を飲むことは毒を蓄積することらしい。ということは、わたしはもう、飲んではいけないのかもしれない。凹む章でもあった。

style.nikkei.com

 

デジタルデトックス

 最近具合が悪いのは、仕事でもプライベートでも(まあ、ほとんど垣根ないけど)パソコンやスマホをいじっているからではないかと考えている。気づくとスマホをいじってしまうので「ああ、依存症だ・・・」と凹むこともしばしば。

 今号ではスマホ依存への注意喚起として、デジタルデトックスを取り入れるすすめが書かれているページもある。

 「デジタルデトックスのアイデア7」は必読だ

 「仕事ではしょうがないにしても、時々はパソコンやスマホから離れた生活をしよう!」そう思わせてくれるアイデア7選である。わたしは今度「スマホのアラームで起きるのをやめる!」を実践しようと考えている。思わずスマホをチェックしないために。

 

脳を整える

 骨、筋肉、内臓ときて仕上げが脳である。疲労しているのは体ではなく脳だ、というタイトルから始まるページは、毎朝起きるたびにどことなくだるいわたしにとって渡りに船である。

 脳疲労を取るのにおすすめの方法やストレッチ、ヨガの方法が紹介されている。中でも、学生時代や会社員時代のわたしに伝えてあげたいのがこの1文。

集中しすぎず、タスクを絞り上手に手を抜く

引用元:Tarzan 2019年2月14日号 72ページ

 疲れない脳のためには、集中しすぎないのが良いという。

 わたしはめちゃくちゃ手抜きが下手である。自他共に認める集中しすぎマンである。だから休むべきタイミングでうまく休めず、体と心を壊したのだ。

 ・・・反省しよ、と思った。

 

ほぼ全部必読の1冊だ・・・

 とまあ、必読箇所を紹介してきたのだが、これらは今号のメイン特集ほぼ全部である。正直、読み飛ばしてOKな箇所はないと思っている。

 もう全部読も!

 デスクワーカーはみんなこれ1冊買っとこ!

 ってなぐらいおすすめ本である。

 もちろん、もうすでに筋トレや運動を全力で楽しめているデスクワーカーさんにとっては、読まずともわかる内容なのかもしれない。しかし、しかしだよ。運動不足を自覚しているのであれば、必読である

 

 Tarzanはバイブルです。

 では。

 

◆本日のおすすめ◆