体験談は、体験した人の意見を知ることしかできない。そのため、そこで書かれている体験をそっくりそのまま真似したところで、自分も全く同じ体験ができるとは限らない。
が、やらないよりはやってほしいことがあるので伝える。
便通に悩む人よ。
便通改善に効く食べ物とか飲み物とか、漢方とかマッサージ等々色々あるだろうが、手っ取り早いのは「腹筋」と「自炊生活」。
・・・すなわち生活改善だ。元も子もない結論だ。
※便の話です。苦手な方は便の話を一切していない記事を探して読んでいただけると幸いです。便の話ばっかしているブロガーではありません。でも時々、「排泄ってすごいな・・・」と思いながら排泄している時があります。
腹筋と自炊生活で便通が改善したぞ!
便通暗黒時代の話
大学に入り、不規則な生活を送るようになってから、わたしの便通暗黒時代が始まった。
3日出ないのは当たり前である。
そして出るときは、なかなか「出ない」に苦戦するか、ものすごくくだすかの2択である。
なおこの時期の食生活は荒れていた。昼食は手軽に済ませられるカップ麺。演劇研究部に所属していたときは、「アップ」と呼ばれる体育会系のトレーニングがあったが、正直な話、運動嫌いなわたしはなあなあにしていた。部員と共に夕食を食べるときは決まって外食、割と飲酒。
酒・酒・酒で胃や肝臓に負荷をかけまくっている人に比べれば可愛いもんだが、今考えると「そりゃ出るもんも出んわ」な生活を送っていた。
大きな病気をした後は、療養のため演劇部に参加できず、運動量は0。だが、大好きなことができなくなったストレスから、自暴自棄になったわたしは、家で1人のときは「テキトーな飯でいいや」「お酒飲も」に走りまくっていたので、心身が大荒れである。
ほんと、出るもんも出ん。
筋トレを始めてからの変化
で、だ。
フリーランスとして活動を始めてから、ようやく自分の体と心の健康に向き合うようになった今。「自分の心身を守れるのは自分しかいない!」と、あれだけ運動嫌い&運動不足だったのに、筋トレを始めた。
www.tomutomu-corp.com 少しずつ、ほんの少しずつ、周りから見れば屁でもないような筋トレの内容でも、少しずつ回数を重ねていった結果、腹が硬くなり、体幹がしっかりするようになった。
でも、一番驚いた変化は、腹筋が硬くなったことよりも排便がラクになったことだ。
便を出す時は主に横隔膜や腹筋の力を使っていきみを加えます。いきみは肛門に向かい、便をしぼり出す力になります。
引用元:排便に必要な3つの要素・まとめ|蓄便・排便のメカニズム|排便のメカニズム|排便ケア|排泄ケア 実践編 |排泄ケアナビ
引用したサイト(↑)によると、排便に必要なのは
- いきみ
- 便意
- 正しい姿勢
とあり、そのうち「いきみが腹筋の力」とある。
「ふんす」と出す力、これがコツコツと腹筋を続けてきたことでついたのだと思う。腹筋が着々とついてきた今は、「出なくて苦しい」という体験がほとんどない。今は「あ、便意きたー、出すー、ふんすー、出たー」ぐらいのスムーズさだ!
自炊生活を始めてからの変化
それから、排便に必要なものに「便意」とあったが、上記で引用したサイトによると「便意は腸の力」なのだそうだ。
腸が便を押し出す力です。それは直腸そのものがしぼんで便を出そうとする力です。
引用元:排便に必要な3つの要素・まとめ|蓄便・排便のメカニズム|排便のメカニズム|排便ケア|排泄ケア 実践編 |排泄ケアナビ
フリーランスになってから、仕事が全て自己責任になった分、自分で自分のスケジュールを管理しやすくなった。そのため「疲れたからこれでいーやご飯」になることはほとんどなく、基本的にはお腹が空ききる前にご飯の準備をする。
フリーランスになって、自分と向き合う時間が増えたため、自分の食べるものに興味が湧くようになった。自分で考え、選び、食べるようになったため、「簡便さ」より「体」を重要視するようになった。そうして、自炊に抵抗がなくなった。
自分の手で料理すると、わたしが何を食べたのかが理解できる。どのような食べ物を摂るとお腹の調子が良くなる(悪くなる)のかが分かる。食べたい・食べたくないに忠実な毎日を送ることで、食べすぎも食べなさすぎもなくなった。
腸に負担がなくなったのか、今は毎日ごく当たり前のように便意が来る。
どのくらい当たり前に来るかというと「ご飯を食べれば来る」ぐらいのスムーズさだ。「お腹に便が溜まって苦しい・・・」という経験が過去のものになった。正直な話、あまりにもスムーズすぎて、時々ムカつくようになった※。
※便意がスムーズになったのはありがたい話だ。しかし「ご飯を食べれば来る」というスムーズさは、時に「食後に出かけなければならない」というシチュエーションでわたしを困惑させる。「食べれば来る」のだ。でも「出かけなければならない」のだ。便意スムーザーのみなさんなら、このツラさを共有できるのではないだろうか・・・。
便通改善するなら生活改善
今更かもしれないが、わたしの便通暗黒時代の便秘は、完全に「機能性便秘」である。
偏った食事や運動不足といった生活習慣の乱れや、ストレスなどにより、腸の働きが低下することで生じるタイプの便秘です。
もっとも一般的な便秘のタイプといわれています。引用元:便秘の原因|便秘なんでもネット
病気や薬剤が原因の便秘ではないので、原因として考えられている
- 生活習慣の乱れ
- ストレスなど
をクリアすることが重要だ。
思うに、便通は症状の1つでしかない。
心身の不調で生じる症状の1つでしかないから、便通を改善しようとしても効果がないと思うのだ。便秘薬や便通を改善する食べ物、飲み物、マッサージ云々、効果が全くないとは思わないが、根本を叩かないといつまで経っても良くならないだろう。
わたしの便通が暗黒だったのは、荒れた生活を送り、ストレスまみれで、おまけにめちゃくちゃ運動不足だったのが原因だろう。
腹筋と自炊生活が、そして腹筋と自炊生活に向き合えるようになった今の生活が、それら原因を1つずつ叩いていったから、スムーズな便通を得られるようになったのだ。
心身の不調を改善するなら、まず原因を知ろう
便の話をしているので、もっと小学生みたいに「わーい!う●こ、う●こ!」みたいなはしゃいだ記事を書くべきだったかとも迷ったが、今、わたしがスムーズな排便に対して感じている感動を伝えたくて、こうなった。
なお「便秘薬を飲むな」「“便秘に効く”を信用するな」と言っているわけではない。 飲んだっていい、効く食べ物を食べたっていい。わたしだって緊急時に備えて『セイロガン糖衣A』と『ガスピタン』は手放せない(この2つ、最高)。
ただ、それ「だけ」に頼ること、便通「だけ」を改善しようとすることに注意を促したいのだ。
根源を、根源を絶たないと、便通暗黒時代は終わらないと思うんだ。
心身の不調を抱えるみなさん。
まずは不調の原因を知ろう。
そこから始めようぜ。
では。
◆本日のおすすめ◆
運動不足&運動嫌いのわたしが筋トレを始めたのは雑誌『Tarzan』のおかげ。すでにマッチョな人だけでなく、これからマッチョを目指す人にも優しい雑誌だと知ったから。
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