警告メールは心臓に悪い
ある日突然Google Adsenseからこんなメールが届きました。
お客様のウェブサイトの特定のページで見つかったポリシー違反に関連する最近のアクティビティをご確認ください。
〜中略〜
・新たな違反が検出されました。Adsenseプログラムポリシーへの違反が見つかったページでは、広告配信が制限または停止されています。この問題を解決するには、違反しているコンテンツを削除して、審査をリクエストしていただくか、違反しているページから広告コードを削除する必要があります。
Google AdSense プログラムポリシーの本文より引用
・・・どひゃ。
やっちまった、と思いましたね。微々たる額とはいえわたしの収入の一部ですから、「警告メール」は非常に肝の冷える出来事です。さてさて、どうしたものか。
Google Adsenseの警告の種類
Google Adsenseの警告には、大きく分けて3つあります。
- ページ単位
- サイト全体
- アカウント
最後の「アカウントへの警告」は、絶対に起きちゃならねえ・・・と警戒しています。
相当なことをやらかさない限り、警告はされないと思うのですが、今後Googleとブロガーと広告の関係性がどう変わるかも分かりません。アマチュアブロガーではありますが、常に警戒してます。
警告される理由
警告されてしまう理由は大抵以下の通り。
コンテンツポリシー
サイト運営者様は、コンテンツ ポリシーに違反するコンテンツが含まれるページで AdSense コードを使うことはできません。これには、アダルト コンテンツ、衝撃的なコンテンツ、人種差別を奨励するコンテンツなどが含まれます。
Google AdSense プログラムポリシーの本文より引用
なお「アダルトコンテンツ」の他「たばこコンテンツ」もNGです。・・・やってしまいましたね(当ブログカテゴリー「アングラ」参照)。
ページ単位
今回わたしが「警告」されたのはページ単位です。特定のページだけ広告配信が制限されるか停止になります。
確認したら「ポリシー違反してるよ!広告配信はなしだからね(プンプン」な状態になってました。真面目をモットーに生きてきたつもりですが、うっかりルールを破りました。猛省。
サイト全体
またサイト全体で警告を受ける場合もあります。
コンテンツポリシーに違反する内容がメインのWEBサイトなどは、「こらー!!!バリバリ違反しとるやないかー!!!広告停止にするよ(プンプン」となりやすいのではないでしょうか。
アカウント凍結は避けたい!
なお、ブロガー界隈では「アカウント凍結」をくらった人もいるとかいないとか。
アカウント凍結をくらうと、もうGoogle Adsenseの世界には戻ってこられないのでしょう。代替のクリック型広告サイトはいくつかありますが、Google Adsenseの現時点での力は強大ですから、凍結をくらうとまあまあ衝撃的なはずです。
ページ単位の違反の解決策
広告を外す
違反しちゃった場合には、まず「広告を外す」が手っ取り早いです。
何か問題を起こした時、素直に謝るのが一番・・・そんなイメージです。ポリシー違反をしてしまったのはこちらなのですから、素直に広告を外しましょう。
記事を修正する
また内容の修正も効果的です。というのもページ単位のポリシー違反の場合には、以下の2つの対応が可能です。
Google AdSense プログラムポリシーの本文より引用
- ポリシーに準拠するようにコンテンツを修正し、審査リクエストを行う or 該当URLのコンテンツからGoogle AdSenseのコードを削除する
- Google AdSenseの管理画面のポリシーセンターより1.の処理を行なったURLの警告を「解決済み」に変更する
ポリシーを見直して、内容の修正で対応できそうならそれもOK。
記事を削除する
ただし、場合によっては「広告削除」も「記事修正」も「許さんぞ、ムキー!!!」なんてこともあるようで。そんな時には”猛省”という意味合いで記事を削除したほうがいいのでしょうね・・・。
基本的には削除せずに済むよう、Google Adsenseを活用するならルール(ポリシー)をちゃんと読み込もう!
今回わたしが行った対処
警告メールがくる
まず肝の冷える警告メールが届きました。
深夜にGoogleから届いたと思わしきメールを開くと、冒頭で紹介したような「ポリシー違反してんじゃねーか、ゴルァ」な文章が・・・。即座に対応方法を確認し、対処に入ります。
記事を修正する
まずわたしがやったのは記事の修正でした。「たばこ」というキーワードがいかんのじゃろう・・・と思い、とにかく片っ端から「たばこ」というワードを消していきました。
「わたしが紹介しているのは、正式には『たばこ』じゃないし!」なんてエラそうな考えで渋々記事を修正、そして審査リクエストに再提出。
再度、警告メール・・・
ダメでした。
わたしのポリシー読み損じも原因でした。「たばこ」のみならず「たばこ関連コンテンツ」がNGでした。たばこっぽいってだけでNGです。Google様、ポリシーに違反して本当に申し訳ございませんでした。
広告を外す!
というわけで、「NGだよ」と警告された記事広告をせっせと外しました。
外したとはいえ、わたしは記事ごとに広告を貼っているわけではなく、記事上や記事下に自動的に貼るよう設定しているので、指定ページだけ表示されない仕様に変更しています。
わたしが参考にしたサイトは以下の3つ。
- 特定の記事でのみアドセンス広告を外す方法について | 素晴らしくNiceChoiceな世界
- Adsenseコードを残したまま特定のページで広告を非表示にするJavaScriptプラグイン「Adsense Filter」を自作した - はぴらき合理化幻想
- 指定タグを付けたページにAdsense広告が表示しないスクリプトを書いてみた - ゆとりずむ
この出来事があって、ありがたく使わせてもらっているのは主に2.のサイトで紹介されていたコードです。「ページ単位の違反」をくらうたび、手動で記事URLを追加する必要はありますが、自分への戒めとして受け入れることにしました。
広告外したのに警告メールが
が、広告を外して数日後に警告メールが・・・なんでや!広告外したじゃん!!!と思ったら理由が判明しました。またしても文章の読み損じが原因です。
広告配信リクエストを停止する
自動広告: 新しい URL グループを作成し、広告配信を停止するページを選択または追加します。広告フォーマットは何も指定しないでください。その後 7~10 日以内に、選択したページがポリシー センターに表示されなくなります。審査はリクエストしないでください。
広告ユニット: このページから Google の広告コードをすべて削除したうえで、Google の対応をお待ちください。その後 7~10 日以内に、選択したページがポリシー センターに表示されなくなります。審査はリクエストしないでください。
削除した後、審査リクエストしちゃった・・・。
というわけで、現在は2つほど警告をくらったページを修正し、そのままにしていたところ1つに減っていました。
警告くらいっぱなしのもう1つのページ。なんとなく「これが原因なのでは」と思う画像があったので、こちらを一旦外してみようかと思います。広告はとうに削除済み。
ブログの在り方を考える良い機会に
とはいえ!
わたしがブログをやっているのは、
- 承認欲求のため
- 収入を得るため
の2つの理由です。
お金を稼ぐためにやっている部分に関しては、Googleの規定に沿ってコツコツと見直す必要があります。が、わたしはブログをたくさんの人に読んでほしい。第一には、読んで下さる人の存在を考えんと!
だから
- ポリシー違反はしない
- 読者に有益な情報を発信する
この2点を考え直す良い機会だと思いました。
以上で「ページ単位の違反の解決策&対処の流れ」を終了します。お役に立てれば幸いです。
では。
◆本日の一冊◆
うまく活用するなら、プロに学ぶのが早い。