【祝!個人事業主デビュー】確定申告&開業届提出に役立ったお金にまつわる本3選。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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確定申告・・・所得税の〆切は本日3月15日ですね。

Twitterでライターさん、画家さん、その他諸々、様々な方が「確定申告が無事終わりました」という報告をしていて、その度「お疲れ様でした!」と言いたくなる気分に駆られます。

 

さて、私もWEBライター&絵描きとして、そこそこ収入を得られるようになったので、退職後2年目を期に、開業届を提出いたしました。来年からは青色申告です!

今日は、私が開業を決心するのに背中を押してくれた”お金”にまつわる本を紹介します

 

 

確定申告&開業届提出に役立った本3選

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退職後、はじめて確定申告を経験した時今までお金について関心を抱いてこなかった現実を思い知らされました損してた訳でもないのだけれど、全部会社任せにしていたことを恥じたと言いますか・・・。

退職後の2017年分は白色申告。

そこで税収が発生するぐらいには稼げていたので、「こりゃ個人事業主デビューをして腹を括ったほうが人生楽しくなるぞ」と思い、今回開業届も出しました。

 

(↑)この決意に至るまでに私が読んだ3冊の本は、

  • これからフリーランスを目指す人
  • 退職後、自分で確定申告をする必要がある人
  • 自分の周りを動くお金に無知な人

読むべきだと断言します。

 

フリーランスの教科書

は読むべき、定番中の定番な本。

 

フリーランスになることを勧めない本では決してないのですが、会社員とフリーランスの”待遇の差”がしっかり書かれているので、フリーランスという立場の厳しさを現実的に知ることができます

年金、保険、税収など・・・会社がやってくれていたことを全部自分でやらなければならないのがフリーランスなのです(もちろん税理士さんを雇ったり、家族を従業員にして経理だけを人に任せることもできますが、その判断も”自分”でやらねばなりません)

 

本の内容は、フリーランスになったばかりの青年と社労士さんの会話口調で書かれているので、ものすごく読みやすいです。

お金関連の用語って「・・・はあ?」ってなる言葉が多いじゃないですか。漢字が多すぎて堅ェよ!みたいな笑。会話口調なので、そこらへんはスラスラ読めます。

 

「え、ここよくわからない」って思う箇所を、フリーランスになりたての青年が代わりに「わかりません」と言ってくれるので、分からないを恥じる必要もない!!!

 

駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A

先の『フリーランスの教科書 』は非常に読みやすい本です。

ただ、もう少し踏み込んだ話(これは経費で落ちるの?開業届を出す前に発生した経費はどうしたらいいの?)を知りたい場合には、この本がおすすめ

 

タイトルに”駆け出しクリエイターのための”とあります。近年minneなどのハンドメイド作品販売アプリを用いて、「趣味から本業へ」という人も少なくない昨今、そんな”駆け出しクリエイター”には助かる内容ばかり。

とはいえ、読者層は決してクリエイターに限っていないはず。実際、内容はガチなお金の話、確定申告のお話。例をわかりやすくするために、”クリエイター”と銘打ってるだけなんじゃないか・・・と思えるほど笑。

 

お金、確定申告に関するよくある質問の答えが1〜2ページにまとめられているので、確定申告の時期、索引代わりに使いたい一冊でもあります。

 

自営業の老後

現実的すぎるフリーランスの老後」を描いた作品です(笑)・・・いや、笑い事じゃない!

 

フリーランス、その言葉のイメージから「フリー=楽」をイメージする人も決して少なくありません。

自分で働く時間を決めることができる利点もあるフリーランス。ただ、その利点が、ある種の会社員から見ると「ずるい」感じがあるのかもしれません。

 

が、この漫画でも書かれていますが「収入のないフリーランスは無職と同じ!!!」

 

  • 笑えない現実を直視できる人
  • お金に関してシビアな面を覚悟できる人

じゃないと、個人事業主なんて、とてもじゃないけどリスキーすぎます!開業届を出した身でありながら、そんなこと言っちゃいます。私はこの本は読んで良かったと思ってる。

なぜかって?腹を括ることができますから!

 

確定申告&開業届の提出について

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確定申告&開業届について調べる、実践するうえで、愛用しているもの、愛読しているもの、他にもあります。

共有するのが当たり前のこのご時世、確定申告&開業届について困っている人がいるのであれば、良い情報は共有すべき!ってことで紹介します。

 

「確定申告書等作成コーナー」愛用中

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国税庁HPにある確定申告書等作成コーナーが、私にとっては、結局一番使いやすい確定申告書づくりのフォーマットです。

特に退職してすぐの人は、いきなり会計ソフトを使うこともないと思います。国税庁HPにある作成コーナーで十分です。必要事項をぽちぽち打つだけなので、楽チンです。

 

「確定申告、うへー」ってなるのは、単純に、自分の知らない単語が多いから。

私もHPを見て、よく知らない漢字だらけで「うへー」ってなりましたが笑、質問に答えていくだけで、どの申告書を作成すべきなのか誘導してくれますからとても助かります。

 

けいろーさんの過去記事読んでます

blog.gururimichi.com

それから、はじめての確定申告の時もお世話になったのですが、けいろー(@Y_Yoshimune)さんの確定申告レビューはとってもわかりやすい。もう、とんでもなく分かりやすい。読み物としても読みやすく、面白い!!!

 

「・・・あれ、これって何を記入すんだっけな」ってなったら、即座に『ぐるりみち。』。

 

勉強だと思って、自分でやる

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今年度は初の青色申告ってことで、『やよいの青色申告オンライン』に登録し、早速帳簿付けを・・・ってしようとして、いきなり複式簿記の洗礼に愕然としていますが笑、勉強だと思ってチマチマやってます。

 

今後「人に任せる」としても、まずは自分で理解できていないと嫌なので(自分で理解していないと、人を信用しない、疑り深い厄介者、それが私・・・!)。学びは、全て自分の身に返ってくると考えているので、まずは私が全部経験してからじゃないと笑。

 

とにかく、今回紹介した3冊は、現在フリーランスの私にとって、永久保存版の3冊となりました。フリーランスになることを考えているのであれば、一度手にとってみてね。

では。

 

◆本日の一冊◆

これらの本を読む前に読んだ「そもそもお金って・・・」に答えてくれる本です。

山崎元さんの本は非常に読みやすく、お金に対して”納得できる”ので、読んで損はないです。