こんにちは、齋藤吐夢です。
4月9日(日)新木場Studio Coastにてザ・ドレスコーズのライブが行われました。
ええ、それはそれは、もう、とても素晴らしいライブでした。
ザ・ドレスコーズ
GANTZ:Oで後悔する
しかし、映画『GANTZ:O』を観に行った時、主題歌が映画にびったりハマっていたことからドレスコーズの存在を急激に認知しました。
元の作品を大事にして、曲を作っていくその姿勢や、歌に対する演出力の高さに今更ながら歓喜し、以前までの作品を聞き直して
「もっと前からファンでいたかった・・・」
と後悔したのでした。
志摩さんはとても尊かった
そんなドレスコーズの音楽を生で聴くことのできる機会があると知れば、私だってライブ会場に足を運びます。
ライブ会場は、志摩さんの登場を待ちわびる人の姿でいっぱいでした。
開演し、舞台上に登場した志摩さんは、アルバム『平凡』で発表した”平凡さん”スタイルで登場。
今までの志摩さんは、あのぼさぼさの長髪で、けだるそうな雰囲気が特徴的だった。
目の前にいる”平凡さん”は短くした髪をオールバックにし、鋭い眼光がそのまま観客を見据えていました。
素敵としか言いようがない
志摩さんのことが好きでたまらない観客が、水分補給(MC)の合間に叫ぶのが聞こえます。
「志摩さぁぁぁん」
「セクシー!!!」
「かっけーぞぉ!志摩ぁぁぁ!!!」
声一つ一つにアクションするわけではありませんでしたが、水分補給が終わり、マイクの前へ戻ってくる度、観客の顔を見回しているように思えました。
別に志摩さんのことを何もかも知っているわけでもないのに、音楽で人の心を動かす人と動かされる人の関係がこんなにも尊いと感じたのは、志摩さんが初めてかもしれません。
歌声やメッセージからは、もしかすると汲取にくいかもしれない。
けれど、志摩さんは本当に観客一人一人に感謝を込めて、楽しいとかやる気がみなぎるとか、音楽を聴く人が心地いいように感情を込めて歌っているように思えた。
MCなしで90分
先に水分補給(MC)と書いたが、90分間のライブで、ほぼ歌いっぱなしだった。でも、それがまた良かった。
MCが楽しいライブももちろんあるが、歌だけで包まれる時間というのも素晴らしいものだと思う。
もちろんバンドメンバーも、一言も発さなかった。でも何だか全員ニコニコ(表情じゃなくて雰囲気)していたのが印象的だった。
動きが少なくて可愛い
個人的にツボだったのが、ライブ中の志摩さんの動きである。
音楽にノってステップを踏んだりするのだが、そんなにレパートリーがなかった笑。でもそれが志摩さんらしいのだろうな、と思った。
そう思ったし、そのステップに必死に答えようとする観客の視線がまた良かった。
志摩さんが煽る。
観客が盛り上がる。
音楽ライブでは当たり前の所作かもしれないけれど、やっぱりドレスコーズの、志摩さんのライブとしての一体感は心地よく感じた。
素敵な音楽だと思う
『平凡』の楽曲そのものも素敵な音楽だと思う。
ライブバージョンはやっぱり生演奏だし、体で音の振動を感じられる贅沢な時間を過ごせて本当に楽しかった。
でもイヤホンやヘッドホン、自宅のスピーカーを介した志摩さんの歌声は、それはそれで何だか素敵だ。
とにもかくにも、ドレスコーズのライブへ行っただけで、
ああ、志摩さん、かっこいいな
から
超好き!!!
になったことは言うまでもない。
では。
◆本日の一冊◆
なんちゅーフォトジェニックな人なんだ、志摩さん・・・!