こんにちは、齋藤吐夢です。
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=SbyAZQ45uww
60年代〜70年代音楽が好きです。
”ファン”や”マニア”という肩書きは、恐れ多くて名乗れませんが、それでもだいぶ好きなほうだと思います。ファンクミュージックが大好きな夫の影響で、よりいっそう好きになりました。
かつ昔のミュージック・ビデオが大好き!もう、逆に、新鮮だと思うのです。YouTubeで見つけ出しては「クッソかっけえ・・・!!!」と感動するのが趣味です笑。
むか〜しのミュージック・ビデオが好き
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というか「むか〜しのファッションが好きなんだろうな、自分」と思ってます。
60年代、70年代ファッションから溢れ出る「全力で着飾るのが楽しい!!!」というパワーがたまらんのよね。
で、技術がまだ発達していない感じの撮影も相まって、ミュージック・ビデオ(以下MV)のちょいダサ感が、逆にめちゃくちゃかっこよく見えるというか・・・。
These Boots Are Made For Walking
Nancy Sinatra - These Boots Are Made For Walking (1966 Original)
ここ最近、一番どハマりしたMVはナンシー・シナトラのこの曲。
デニール数※の小さなタイツを履いて、セクシーな脚を見せつけてくるお姉様方が可愛いこのMV。ナンシー・シナトラの茶目っ気のある表情も可愛くてたまらない。
歌は最後まで聞くと「ああ!!!」ってなります。もう知らない人もいるかもしれませんが、とんねるずの石橋さんと元SMAPの中居さんがMCを務めていたバラエティ歌番組「うたばん」のテーマだね。
歌詞も実はかっこよくて、タイトル「These Boots Are Made For Walking」はそのまま「ブーツは歩くためにあるの」と訳せて、浮気性の男性に対して、
「あんたのこと、このブーツで踏んづけてやるんだから(覚悟しなさいよ)」
的な歌。やだ、可愛い。
※デニールとは、ストッキングやタイツで使用する糸の太さ(重さ)を表す単位。デニール数が小さいほど、肌が透けて見えます。個人的には30がエロいと思う。でも、クソ寒ィ。
夢見るシャンソン人形
France Gall - Poupée de cire, poupée de son - Eurovision 1965 - Luxembourg - Winner
2018年1月に亡くなった、フランスの国民的アイドル、フランス・ギャルのヒット曲MVもたまらない可愛さ。
このMVの何がいいかって?「顔のアップが映る→カメラを探すフランス・ギャル→カメラを見つけカメラ目線で歌うフランス・ギャル」が延々と続くところさ笑。
MVを見た夫の一言「カメラの位置、知らされてないんじゃないの」。
同曲の日本語バージョンを自分自身で歌っていて、彼女の歌う日本語歌詞がこれまためちゃくちゃ可愛くてね。日本語の特徴的な”カクカク”とした発音(齋藤吐夢の解釈。日本語は”カクカク”してると思う)もまた魅力的。
(↑)このジャケット写真の色味と表情が甘くて可愛いのだ。
Sunny(Live in Paris)
James Brown - Sunny ( Live in Paris )
これは夫に紹介してもらって知ったカッコいいMV。天下のJames Brown様ですよ、みなさん。彼のパリでのライブ映像が、んまぁ〜カッコいいのねえ。
James Brown節と言いますか、演奏終盤あたりの
「サニッ!Ahhhhhhhhhhhhh!!!!」
の繰り返しがめちゃくちゃカッコいいの。痺れるの。やばいの、まじで(語彙力)。しゃがれた高音って、なんであんなにもカッコいいのでしょう。男声の高音って、なんか無性に魅力的に感じる。無理やり出してる感がいいのかな、なんだろ、エロい笑。
個人的には、こちらの人たちが歌っている「Sunny」も面白いから好きなんだけど、かっこいいというよりギャグっぽいからなあ笑。
Boney M. - Sunny (Official Video) [HD 1080p]
Boney M.を教えてくれたのも夫なのですが、彼がこの曲にハマった結果、私たちの結婚式BGMに(結婚式は全体的にファンキーでしたwww)。このMVのエフェクトも”ダサ”かっこいいので、ぜひ見てね。
Summertime
Janis Joplin - Summertime & Ball and Chain (live in Frankfurt 1969)
しゃがれ声でクソかっけーといえば、ジャニス・ジョプリン。彼女のライブ映像MVも最高にクール。この映像で好きなのは冒頭、彼女を写すカメラに対して、ギターを指差す彼女の姿。
「ギターソロやってんだから、私じゃなくて彼を映しなさい!」
って言ってるみたいで好き。演奏者と共に志気を高めて、全力で歌う彼女の姿が妙にかっこよくて。インタビュー映像も挟まるこのMV。ジャニスの独特な存在感にしびれますなあ。
なんなんだろう、あの格好良さ
何がものすごく彼らをかっこよく見せるのか。時代だって言っちゃえば、それで終わりなんだけど、毎回彼らのMVを見るたびに「ああ、この時代に生まれて、生で彼らを見たかった」と思ってしまう。彼らの圧倒的なパワーにうちひしがれたい。
なかなか元気が出ない時、例えば創作意欲が湧かないとか、気力が湧かない時には彼らの歌や映像で励まされることが多い。”力”があるからなんだろうな。
「すごく、好きです」って話でした。
では。
◆本日の一冊◆
はじめて60年代文化を知った時の衝撃。