こんにちは、齋藤吐夢です。
▲”人類よ、立ち向かうな”でもうノックアウト
映画好き夫婦は、様々な映画ジャンルに手を出します。今回は『キングコング〜髑髏島の巨神』でした。
正直私は乗り気じゃなかった笑。
でも夫の強いラブコールのおかげで観に行くことができました。で、まんまと楽しんできました笑。あのねえ・・・愛の詰まった、面白い作品だったよ。
天下のキングコングである!
多分というか確実に、私はゴリラという動物にそんなに惹かれていない。
だからこそ、天下の怪物映画『キングコング』シリーズへの思い入れはほぼないに等しい笑。
そんな私ではあるが、『キングコング』シリーズがどれだけ愛されている映画シリーズかは理解しているつもりだ。世の中には必ずファンがいるものだ。
天下の『キングコング』ムービーが、夏休みでもないこの期間に上映されるのはいささか不思議なものであるが、作品ポスターから感じられる気合いが半端ないよね。
怪獣映画大好きかよ!
とりあえず、怪獣映画、特撮映画が大好きな人が力を合わせて楽しく作ったってことはよ〜く分かった。素人目でも分かった。愛が重すぎる笑。
絶妙な血しぶきやグロ音声、銃を(ムダに)ぶっ放す、汚い言葉遣いが登場したら、褒め言葉として捉えてほしいが、最高のB級映画だと思う。
で、この映画はまさしくそれなんだな。
お金かけられるだけ余裕のある大の大人が、うっひょぉぉぉぉコング最強だぜぇぇぇっと奇声を発しながら撮ったんだろうな、と思っている。これも一応褒めてる。
トムヒが出てるなんて聞いてない
私が少し動揺したのは、大好きな俳優であるトム・ヒドルストンが割と普通に主役だったことだ。マイティ・ソー でソーの弟ロキを演じていたトムヒ。
映画のメイキング映像で見ることのできるトムヒ本人の性格を考えると、確かにこういう映画が好きなのかもしれない・・・と思う笑。
役者に関して言えば、サミュエル・L・ジャクソンの登場によって、ある程度安心するという、私の良質B級映画慣れにも引いた笑。
ただ、サミュエル・L・ジャクソンが出てくる映画はある程度、及第点にはなるという謎の安心感があるのは伝えておきたい。
▲パルプ・フィクションは私の中ではA級のつもりなんだけどね。
胃もたれが凄い映画だけど
面白くなかった訳ではないから、良いんだけど、胃もたれが凄い映画だとは思った。
なんせ色々ありすぎる。
本当に、色々。
キングコングの存在は、まあ、空想上の話だから一旦置いておこう。でもな!巨大不明生物が登場しすぎて、全然シリアスじゃないシン・ゴジラやんか!ってなった笑。
これでもか!ってくらい死亡フラグが立って、巨大不明生物が出て来て、ゴリラが暴れて暴れて、ゴリラ以外のよう分からんもんが出て来て、人が意外と生きてて、意外と死ぬ。
そんな映画だった笑。
とりあえず「もう1回観たいか?」という問いには「NO」だが、「おもしろかったか
?」という問いには「YES」と答えるよ。
では。
◆本日の一冊◆
”キングコング”西野さんも頑張ってほしいねえ。私はプペルよりこっちが好き。