こんにちは、齋藤吐夢です。
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いや〜可愛かった。
それが観終えてすぐの感想です。『SING/シング』観てきましたよ。とにかく可愛かった。動物擬人化系のアニメーションは決して少なくありませんが、なんか異様に可愛かった笑。
『SING/シング』の良かった点
映画としての評価は高いです。やっぱりアニメ映画でディズニーとかミニオンズ系列は平和でいいよねえ笑。もう悪どいシーンなんて一切ないから、安心して観ることができます。
歌声っていいねえ
とかく、やっぱり一番評価すべきは歌のシーンでしょう。実写ではなくとも、声だけで人は感動できるんだなあ、と思いました。声が印象的だった。とにかく歌声が。
設定上、主役に選ばれる登場人物達は歌が上手なんですよ、当たり前だけど。だけどアニメ映画だから演出が分かりやすい。
だから日常生活を送る動物達が、ふと口ずさんだ時に「うっわ、歌うま・・・」って、設定を観客全員がすぐに汲み取ることができる。
ただただ素晴らしい歌声を聞くことが出来たのは、やっぱり良かった。歌が主役の映画だからね、こう思えたのは嬉しい。
声優陣が豪華
あと、私は字幕版で観たので、海外俳優さんの声を聞いていたのですが、映画好きにはたまらない俳優ばっかり出演していて驚きました。
主演のバスター・ムーン(劇場支配人のコアラさん)はマシュー・マコノヒーですよ、皆さん!演技派俳優の!『ダラス・バイヤーズクラブ』の彼!
豚のお母さんがリーズ・ウィザースプーン。『キューティ・ブロンド』の彼女!
ヤマアラシの女の子はスカーレット・ヨハンソン(攻殻機動隊が楽しみ!!)。
マイクっていうむかつくネズミがいるんだけど笑、彼はセス・マクファーレン。『テッド』の監督兼あのテディベアよ!
で日本語吹き替え版も興味津々です。何だかウッチャンナンチャンの内村さん、トレンディエンジェルの齋藤さんがなかなかはまり役と聞きました。
ていうか、象の女の子MISIAて!!!
毛並みが可愛い
個人的にはバスター・ムーンの毛並みや、動きにイチイチ悶絶していました。
だって、可愛いんだもん!
映画を観たら分かると思うけど、ツボにハマる人続出するよ、あんな動きされたら笑。あの小ささと言い、ふわっふわの毛並みと言い、たまりません。
実際にコアラ抱っこしたことあるけど、本物はもっと顔がいかついです笑。
もうぎゅっと抱きしめたくなるような動きばっかり繰り出してくるので、途中からムーンの毛並みと動きばっかり追っかけてました笑。
アニメーションが面白い
あとカメラワークが面白かった。ミュージックビデオを撮った経験のある監督だからなのかは分からないけど、やっぱり音楽と映像に強い監督なのだと思う。
とにかく観客をワクワクさせるカメラワークが多い。動物に合わせて、高いところから撮った視点とか、PVみたいに群衆を上からなめるように撮ったりとか。
なぜかコマ送りみたいな映像が入ってきたり、見せ方の工夫がすごかった。
『SING/シング』の悪かった点
ただやっぱり悪い点というのも存在して。良い映画、明るい映画なのは確かだけど、「いや〜すごく良かった!皆、観て!」と絶賛するにはやっぱりパンチが足りないような気がした。
安心感のある映画の欠点かもしれない。
腕力はないねえ。
途中ちょっと集中力切れる
キャラクターの心情変化が訪れるのが結構後半だというのと、笑えてしまうようなほっこりシーン、歌のオーディションとか、前半に詰め込みすぎて、中盤ちょっと集中力が切れました。
前半くつくつ笑い続けていたからこそ、ちょっと中盤不安だった。最後のシーンで帳消しになるとは言え、もし中盤で寝てしまったら多分後半起きれない。
多分テンションが高いまま、キャラクターが喋り続けるからなのでは?と考えている。
明るくなれる素敵な映画
ただ明るくなれる素敵な映画だということに変わりはない。
歌っていいなあ、って思わせてくれる映画だから、励まされる人も多いんじゃないかな。この間観た『LA LA LAND』と言い、人々は王道のサクセスストーリーを求めているのかもしれませんな。
でも、やっぱり娯楽映画だからこそ、サクセスストーリーを積極的に観たいよね。
では。
◆本日の一本◆
楽曲1つ1つが素晴らしい!パンフレットにも使用曲リストがあります。