こんにちは、齋藤吐夢です。
特撮戦隊ヒーローものが大好き・・・という訳ではありませんが、予告編を観た時に「な・・・なんだ、これ」と気になった映画、それが『パワーレンジャー』。
戦隊ヒーローのスーツが、身体にぬるぬると覆われていく変身シーンに「なんか違う!」と思ったりもしましたが、物は試しと観てきました。
結論、賛否両輪な映画でございました。
目次
パワーレンジャーを観た
まずは予告編からどうぞ笑!
パワーレンジャーって何?
私は全く知らなかったのですが、パワーレンジャーって昔アメリカでやっていたドラマシリーズなんですね!
パワーレンジャー(英語: Power Rangers)は、アメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。
日本の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズとして、ハイム・サバン、シュキ・レヴィに生み出された。
北米で最も成功した日本製コンテンツとして知られる。略称は「PR」、「パワレン」。
1993年に先駆けとなるシリーズが放映され、対象年齢は3〜11歳なのだそうで。ちょっと子供がませ始めても楽しめる特撮ヒーローということか・・・笑?
パワーレンジャーのあらすじ
小さな町・エンジェル・グローブに、普通に暮らす若者たちがいた。
ジェイソン、キンバリー、ビリー、トリニー、ザック。ありふれた日々を過ごす彼ら5人は、偶然にも同じ時間・同じ場所で不思議なコインを手にし、超人的なパワーを与えられる。
5人は、古代の地球で封印された悪の戦士=リタ・レパルサが蘇り、再び世界を滅ぼそうとしていること、そして彼らがその脅威に立ち向かうべくコインに選ばれた、新たな“パワーレンジャー”であることが明かされる。
参照:INTRODUCTION / STORY - 映画『パワーレンジャー』公式サイト
パワーレンジャーに言いたいこと
観た感想は「・・・うん!」って感じでした笑。
面白くなかった訳ではない。駄作だとも思わない。
でもだからといって良作かと問われると疑問です。
前半がダラダラと長い
あまり好ましくなかった部分。
どうしても映画前半、パワーレンジャーとして選ばれた5人の葛藤と友情を描かざるを得ないのですが、これがクソ長い!
映画途中で「(映画館のイスで)おしり痛い・・・」と映画に集中できなくなった時・・・それは映画の尺が”長い”ことやテンポが”悪い”ことを意味する。
おしり痛い映画です、残念。
青春のぬるっとした感じ、ドラマ部分がちょっと多すぎた印象があります。
決めポーズが欲しかった
おそらく映画化の段階で「やらない!」と決定していたことなのでしょうが、個人的には特撮戦隊ヒーローなのだから、それらしい決めポーズシーンが欲しかった。
ドラマ部分が長いのはちょっと退屈だったけれど、もし決めポーズが1人1分用意されていても怒らなかったと思うよ!やっぱり戦隊ものの決めポーズって胸が高まるじゃないですか!!!
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メカをもっと観たかった
あと途中、ヒーロー達が操縦する”ゾード”という乗り物が登場するのですが、せっかく造形が古代生物をかたどっているのだから、その姿をまじまじと見せてくれるようなシーンの挿入が欲しかった・・・
実写感のある演出が多かった印象なので、個人的にはもっとファンタジーにしてほしかったんですよね笑。
ヒーロー像の違いについて
ただやっぱり、アメリカの映画とはいえ『パワーレンジャー』は日本の特撮感を意識してつくっているから、ヒーロー像の捉え方が全然違うな〜というのが印象深かったです。
マーベルやDCとの違い
予告編でスパイダーマンとかマイティー・ソー、ワンダー・ウーマンの宣伝を観ていたのですが、パワーレンジャーはアベンジャーズやジャスティス・リーグとは全然違うんですよね。
いうなればアベンジャーズやジャスティス・リーグは、悪という目的を倒すために集まった”個”の集まり。
一方で日本のヒーローものは「友情!」とか「仲間!」とか「共に!」といった”協調性”が感じられる。
これはなかなか面白いと思うのです。
前半がクソ長いと思ったものの、『パワーレンジャー』に前半のドラマ部分は必要不可欠な訳であって。
”何の変哲もない”平凡な人間が、突然ヒーローになり、仲間とともに成長していくことが大事なのであって。
アベンジャーズでぶいぶい言わせとるアイアンマンなんか、金持ちというレベルの高いところからスタートしている訳ですから笑。
そういう違いを再認識するには、うってつけの映画だとは思う。
青春・成長物語なわけで
と言いつつ、結局は青春・成長物語だったな〜と思いました。だからもう1回観る映画かと問われれば「趣味ではなかったので」と断るかと思います笑。
もしかしたら私は、バトルシーン多め、決めポーズ多め、メカ要素多めな、少年心ばっかり重視した、偏った特撮が好きなのかもしれません笑。
あ!
あ、でもね!
「ゴーゴーパワーレンジャ〜♪」は必聴だと思う!!!
名曲ですよ。
では。
◆本日の一”体”◆
と小言を言いつつ、メカを観るとちゃんとときめくのでした笑。