(↑)本記事で書いた決意後に選んだジャータイプのもの。
暑い季節になりつつあるが、乾燥肌の私には、まだまだ保湿グッズが手放せない。リップクリームもそのひとつだ。30歳を目前にして知ったが、加齢とともに、肌の水分は減っていくものなのだね…。
そんな折、私は一つ決心した。
これからリップクリームは、ジャータイプを選ぼうと思う。
使えるのに捨てられている?!
過去にリップクリームに関する記事を書いた。
この記事を書いた後、私はリップクリームの終わり際に悩まされることになる。
(↑)使っていたスティックタイプのリップクリーム
まずスティックタイプのリップクリームを使っている人にお尋ねしたい。リップクリームがどのようになったら、使い終わったと言えるだろうか。
おそらく「唇に触れる部分が充填部分から出てこなくなったら終わり」と捉える人が多いはずだ。しかし私はその終わりに近づいた時、「でも、これほじくったらまだ使えるよなあ」と思ってしまった。貧乏性の襲来だ。そして私はその考えを行動にうつした。
始めは指でリップクリームをぬぐいとった。指で取れない深さになった時には、非常に意地汚いのは承知の上だが、つまようじでほじくった。
するとどうだろう。
めちゃくちゃ深く掘れたのだ。
つまようじでめちゃくちゃ深く掘れた時、私は世のスティックタイプのリップクリームが、使い切られることなく捨てられているのではないかと思い、心が痛んだ(実際は、もっと単純に「え、もったいな」と思った)。
リップクリームの1/10、いや、もしかしたら1/5、1/4ぐらいが充填部分に詰まったままゴミ箱行きなのではないか。そんなことを想像したら、もったいないやら、コスパが悪いやら、原料に申し訳ない(?)やらいろいろな思いがフツフツと湧き上がり、私は意地でも使い切ることを決めた。
こうやって使い切ることにした
きれいに使い切るためには「つまようじで掘る」はあまり効果的ではない。
毎回毎回つまようじを用意するのはめんどくさいし、衛生面を考えると使い回すのはどうかと思うし、使い捨てにすると今度はつまようじがもったいない。それから掘るとリップクリームがパラパラになって使いにくい、というのもあった。
そんな時、私は友人からいただいた小さなジャータイプのハンドクリームを使い切った。目の前に現れた空の容器を眺めていたら、ふとYouTubeやInstagramで時々見るライフハック動画(参考にしたのはこちら)を思い出した。
「リップクリームを湯煎にかけて溶かしたものをジャーに入れたら使いやすいのでは…?」
<用意するもの>
- 湯煎に使う容器 ex.マグカップ
- お湯
- リップクリーム
- 空の容器 ex.可愛いイラスト付きのジャー
<使い切り方>
- 容器にお湯を注ぎ、そこへリップクリームを入れる
- 5分ほど置く
- 火傷に注意しながらリップクリームを取り出し、蓋を外す
- 空の容器に溶けたリップクリームを静かに流し込む
で、出来上がったのがこれである。
…
…
…とっても不細工な仕上がり。
しかし私はお気に入りのリップクリームをどうしても使い切りたかったのだ。充填部分に残るリップクリームの存在を無視して、ゴミ箱に捨てることができなかった。ジャーの蓋を開ける度「不細工…」と思うが、使えるものを捨てることのほうが私には心苦しい。
ジャータイプで無駄なく使いたい
この一件により、不細工な加工を施したリップクリームを使いながら「これからはジャータイプを選んで買おう」と心に誓ったわけである。
ジャータイプには指が汚れるなどのデメリットが挙げられるが、私にとってはスティックタイプの使い切れないというデメリットよりは全然マシだ。
私の貧乏性をここに曝け出したわけだが、もし同じ思いを抱えながら泣く泣くスティックタイプのリップクリームを使い切れないまま捨てている人や、なんとかして使い切る方法を考えていた人にとって役に立てたのであれば光栄だ。
リップクリームにこだわりがあり、「どうしてもスティックタイプしかない」「でも使い切りたい」という人は、溶かして入れ替えて使う方法を試してみてほしい。
ただし、入れ替えて使うための容器がないために、容器を買うのはそれもまたもったいないので、そういう場合には、指やつまようじ等で乗り切ることをオススメする。
もし、リップクリームの種類にはこだわりがなければ、ぜひスティックタイプではなくジャータイプに切り替えてみてほしい。気持ちよく使い切れるから。
ちなみに、ジャータイプの化粧品を使い切ると、達成感が気持ちいいよ!
(↑)ニベア青缶使い切り記念に撮影。
では。
◆本日のおすすめ◆
冒頭に載せたリップクリームは、この決心後に選んだジャータイプのもの。
ローズの香りもお気に入りの理由の一つだが、なんと言っても全身に使えるのがいい!