わたしは元・化粧嫌いである。
頑なに化粧を嫌っていた時期があった。でも今考えると、わたしが嫌っていたのは化粧そのものではなかったように思う。わたしが嫌いだったのは「化粧をしなければならない」という「義務」や「他人の目」だ。
元・化粧嫌いだが、コスメをまったく持っていないわけではない。フルメイクができるくらいのコスメはポーチに入っている。
そんなわたしの化粧ポーチの中身を見直してみた。なぜそのコスメを選んだのか、見直してみたら、こだわりが分かった。
- 元・化粧嫌いの化粧ポーチん中
- オンリーミネラル ファンデーション ミニ オークル/マット
- ANNA SUI フェイスカラー アクセント301(廃盤)
- MAKEUP FOREVER アーティストフェイスカラー B110 ピーチベージュ
- ベアミネラル スムージングフェイスブラシ
- パラドゥ サクラヴェールリップ PK2
- MILK MAKEUP KUSH Lip Balm Green Dragon
- B IDOL つやぷるリップ こなれBEIGE
- エスティーローダー ピュアカラー クリスタルシアー 01
- オペラ マイラッシュ アドバンスト 01 漆黒
- MILK MAKEUP KUSH High Volume MASCARA
- KOBAKO アイラッシュカーラー(レギュラー)
- 化粧ポーチん中、超・新入り
- わたしにとって化粧は
元・化粧嫌いの化粧ポーチん中
(↑)柴犬好きな伯父夫婦からプレゼントされたポーチを愛用中。
オンリーミネラル ファンデーション ミニ オークル/マット
演劇部時代、ドーランを塗ったとき、肌に密着する感じとなかなか落とせないことに辟易としたため、とにかく軽いファンデーションを求めていた。
オンリーミネラルは原材料が少ない。
裏に表記されている原材料は「マイカ・酸化チタン・酸化鉄・酸化亜鉛」のみである。原材料のシンプルさに一目惚れした。
時々、原材料表示を見ると「なんの成分だかまったくわからん!!!」みたいな横文字に遭遇することがある。しかしオンリーミネラルはたった4つしか入っていないのだ。たった4つしか書かれていないおかげで、「これって何のために入ってんだろう」とその場で調べやすい。
ちなみにこれら4成分の目的は以下の通り。
まあ、「少ないから良い」ってわけでもないんだけどさ。
質感が軽すぎるうえ、肌色にマッチしすぎていて、ちゃんと肌に塗れているのか不安なときもあったが、しっかり化粧をしたときにクレンジングシートを使うと、肌色がシートに付着しているので、きちんと「化粧」にはなってるようだ。絶賛愛用中。
ANNA SUI フェイスカラー アクセント301(廃盤)
母が大学入学祝いにとプレゼントしてくれたもの。
とっくのとうに消費期限が切れているチークだが、肌トラブルが発生したことがないのでいまだに愛用中。顔に驚くほど血の気がないときに使用。
MAKEUP FOREVER アーティストフェイスカラー B110 ピーチベージュ
「もう少し化粧に興味をもとう」と立ち寄った化粧品売り場で、MAKEUP FOREVERのBAさんが親身になって相談にのってくれた(そりゃそうだ、それが彼女の仕事だ)。
彼女が用意したのは茶色っぽいチーク。チークといえばピンクかオレンジだと思っていたわたしだったが、肌にのせて吃驚。めちゃくちゃ自然な顔色に。その自然さに惹かれ購入。やや顔に血の気がないときに使用。
結婚式にお呼ばれされたときには、少し華やかなメイクをするために、顔に立体感を出すシェイディング代わりに使用。
→MAKE UP FOR EVER メイクアップフォーエバー
ベアミネラル スムージングフェイスブラシ
大学生時代に挑戦した「ベアミネラル CR ティンテッド ジェル クリーム」。このフェイスブラシはこのクリームを顔に伸ばすためのブラシ・・・なのだが、ジェルクリームすら重く感じたわたしは、ブラシだけを手元に残すことに。
現在はもっぱら、MAKEUP FOREVERのチーク用ブラシと化している。
パラドゥ サクラヴェールリップ PK2
旅先で「唇が乾燥した」という理由だけで購入。リップクリームのこってりした質感が苦手なのだが、これならこってりしすぎず、すぐに乾くこともなく、ほんのり色づくちょうどよさ。
今までリップクリームを使い切れた試しがないのだが、これはもうすぐ使い切りそう。
MILK MAKEUP KUSH Lip Balm Green Dragon
海外コスメ第一弾。MILK MAKEUPは、cruelty-free(動物実験をしない)、paraben-free(防腐剤フリー)、100%ヴィーガンを謳うコスメブランド。最近cruelty-freeやヴィーガンを掲げた社会派コスメに興味があるので、手を出した。
なおKUSHシリーズとは、ハイにならない成分CBDで注目を集める大麻コスメシリーズだ。「サプリメントとかもそうだけど、1つの成分(CBD)でそんなに変わるもん?!」という興味から購入。
が、純粋にリップクリームとして最高の使い心地。こってりしすぎず、すぐに乾くこともなく、ステビア(甘味料)が含まれているからか甘くて美味しい。
B IDOL つやぷるリップ こなれBEIGE
現在、ダントツで血色を良くしてくれるリップのため、お気に入り。
ネッチョリとした質感は正直好みではないが、化粧をしていない顔にこれを塗るだけで、「顔色悪い人」「化粧してない人」から「血色いい人」「もしかしたら化粧してるかもしれない人」にグレードアップできる。
メイク欲が一切わかない日であっても、人に体調を心配されないためにこのリップは欠かせない。
ただし、色は「こなれBEIGE」に限る。
ほかの色は化粧しないと、唇だけ浮くカラーだった。試供品コーナーで失笑した。
エスティーローダー ピュアカラー クリスタルシアー 01
いただきもの。
自分じゃ全然食いつかない色だったのでお気に入り。調べてみたら、これ「婚活リップ」だったのね。結婚式のときは大体これを使用。これ1本でケからハレの顔へと昇格する。
オペラ マイラッシュ アドバンスト 01 漆黒
今まであまり関心のなかったアイテム。マスカラに手を出した時期がなかったわけではないが、生粋の不器用のため「ロング!」「ボリュームアップ!」系の「太めブラシ」のマスカラを塗ると、まぶたに塗っちゃうわ、目が重くなるわで大惨事だった。
そのため「細めのブラシ」で「液がつきすぎないもの」が必要条件となる。
そのうえ、わたしはクレンジング嫌いである。面倒くさがりなので。目周りのメイクが落ちないのは本当にイライラする。そのため、顔をぬるま湯でパシャーっとするだけで落ちる「お湯落ちタイプ」でなければならなかった。
そんなときに出会ったのが「オペラ」。「細めのブラシ」で「液がつきすぎず」、目の印象を変えるも濃くなりすぎず、お湯でラクに落ちるマスカラ・・・完璧だ。
普段わたしがメイクしていないことを知っている人が、少しわたしの顔に近づいてようやく「あ、ほんとだ。マスカラ塗ってる」ぐらいの濃さ。そして化粧落としがまあラク。ベストオブベストである。
MILK MAKEUP KUSH High Volume MASCARA
MILK MAKEUP KUSH Lip Balmが入っていた『KUSH Stash Set』に入っていたマスカラ。
MILK MAKEUPの代表的なスローガン、
- cruelty-free(動物実験をしない)
- paraben-free(防腐剤フリー)
- ヴィーガン
- talc-free(肌すべりをよくする効果のある鉱物・タルクフリーなもの。タルクはアスベストと構造式が似ていることから危険視されているよう)
- gluten-free(グルテンフリー)
が掲げられたマスカラ。
一応「カール力アップ」「ボリュームアップ効果」も謳われているようだけど、CBD oilにどれほどの効果があるのかは不明。でも「試してみたい」という好奇心から購入。
「オペラ マイラッシュ アドバンスト」より目力強めになれるので、結婚式メイクなどに使用。
KOBAKO アイラッシュカーラー(レギュラー)
いただきもの。
まつげ挟みやすい。元々まつげがあがっており、まつげのカールが元々のものから変わってないのか、ビューラーのおかげで強化されたのかどうか正直わからないこと、多々あり。でも、まつげ挟みやすい。楽しいので、やってる。
化粧ポーチん中、超・新入り
(↑)パレットタイプの化粧品の便利さを知る。
UZU EYE OPENING LINER ブラウンブラック
28歳、はじめてのリキッドアイライナー。目尻をちょっと強調するときに使用。生粋の不器用だが、今のところ「アイライン変だよ」と言われたことはないので、多分、噂通り、ものすごく書きやすいのだと思う。
目尻にラインを引くだけで目元の印象が強くなり、お気に入りのお洋服に負けない顔になる。
rms beauty カラーパレット クラシックコレクション
結婚式などのハレの日に参加する際、何度か肌に優しいパウダーファンデーションのみで乗りこんでしまったのだが、やはりハレの日にナチュラルメイクになってしまうのはダメである(そのつもりはなかったが、顔が薄すぎた)。
しかし普段ほぼほぼ化粧しないため「リキッドタイプ、クリームタイプのファンデーションを買っても全然使わないまま消費期限が切れるのでは」と不安があった。
そこで、「普段使いもできるし、ハレの日メイクにも対応できるパレットタイプのコスメはどうだろう」とこちらを購入。
左上から時計回りに、
- 部分使いに使えるファンデーション
- ハイライト
- リップ&チーク
- マルチバーム
- アイシャドウ
である。
想定どおり、普段使いもしやすい色でありながら、しっかり肌にのせればハレの日にも対応可能。アイシャドウなんてハレの日にうってつけな華やかさである。おまけにふんわりココナッツの香りがして心安らぐ。
イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー
いただきもの。
人生初の韓国コスメ。ほんのりミントの香りがするのが好き。皮脂に強いパウダーらしい。ちなみに試してみたところ、わたしの汗っかきが勝ってしまう箇所(おでこの生え際や鼻の下)もあったが、それ以外の箇所は確かにずっとサラサラだった。
→イニスフリー (innisfree) 公式サイト Natural benefits from JEJU island
エチュードハウス ディアダーリン ウォータージェルティント
イニスフリーと共にいただいたもの。
人生初韓国コスメにして初ティント。「唇染めるってどういうことだよ、すげえな」と感心しつつ塗ってみたら、まあラク!そして友人が選んでくれたわたしっぽい色の的確さよ。
指でぽんぽんぽーんと塗れば、唇の血色、自然に良くなる。塗り直しいらず。ええー、めっちゃラク。なにこれ。
→韓国コスメのエチュードハウス(ETUDE HOUSE)|公式通販
わたしにとって化粧は
わたしにとって化粧は「より健康的に見せるもの」だ。
基本、自分でコスメを選ぶときは「血色がよくなるかどうか」を基準にしている。
それからハレの日が続いたとき「顔が服に負けない化粧をしなければ」と反省したので、ハレの日にも使える便利なコスメも選んでいた。結婚式ぐらいはやっぱり目元キラキラさせんと失礼だね・・・。
それから、いただきものを大事にしている。
まあ、ひとつ、母からプレゼントされたチークだけは大事にしすぎというか、プレゼントされた段階からもっと使うべきだったと思うが。いただきものによって化粧やコスメの魅力を知ることができているので、とても嬉しい。
厳選したコスメやいただきもののコスメが詰まった化粧ポーチ。せっかく化粧やコスメに興味が出てきたので、色々試してみようと思う。
わたしの性質上、ひとつ使い切ったら買い足すルールではあるのだが。
では。
◆本日のおすすめ◆
最近アイライナーとマスカラが手放せなくなりかけています。
ブラウンブラックは目元がきつくなりすぎないのが最高に良い。
目元増強剤。