(↑)絶賛ほじくり中のリップクリーム。
ケチです。
ええ、ケチです。
ことあるごとに「もったいねえなあ」と思いがちです。
今日は、お気に入りリップクリーム唯一の不満に対して、愚痴をこぼします。
お気に入りリップクリーム、唯一の不満
昨年あたり、リップクリームが手元になかったので適当に買ったコンビニコスメ『パラドゥ サクラヴェールリップ』(↑)。
「唇用美容液」と書かれたこのリップクリームのいいところは、スルスル塗れる適度に柔らかな質感とほんのり色づく色味にある。いわゆるリップクリームのずんぐりむっくり感がないのもいい。カバンにスルッと入る感じが、最高にお気に入りだった。
リップクリームを使い切る前に失くしがちだったわたしだが、このリップはとてもお気に入りだったので、必ずカバンの決まった場所に入れて持ち歩くようにしていたし、「ちゃんと使い切りたい」欲があったので失くさずに済んだとも言える。
だがしかし、使い切り直前になって、このリップクリームの難点が浮上したのである。
繰り出せる限界までリップクリームの底の部分を回し、唇に塗っていたのだが、とうとうリップクリームの面が唇に触れられなくなってしまった。
しかし中を覗くと、まだまだしっかりとリップクリームのピンク色が中に詰まっていた。
もしや、と思い、軽く爪で削ってみると、まあまあ深く抉ることができた。
そのため、しばらくの間は爪で抉り取っては指の上で溶かし、固形バームを指で塗る要領で唇にそれを塗った。
が、このリップクリームの形状はとにかく細い。わたしの手は大きく、小指もまあまあな太さがあるため、小指で抉り取ることもできなくなってしまった。
しかし中を覗くと、まだまだしっかりとリップクリームのピンク色が中に詰まっている。
(↑)「まだある」リップクリームの図。
もしや、と思い、自分の指よりも圧倒的に細い綿棒で、面を抉ってみることにした。
するとどうだろう。
どんどん掘れてしまうのだ。
・・・
・・・
・・・もったいなくない?!
『パラドゥ サクラヴェールリップ』を購入した人の中で、ここまで意固地になってリップをほじりながら使っている人は、果たしてどのくらいいるんだろう。
大半の人は、リップを繰り出しきれなくなり、唇にリップの断面が当たらなくなった時点で処分しているのではないだろうか。
けれど、繰り出し切れなくなっても、フル充填の1/3〜1/4ぐらいの量は中に詰まっているっぽいのだ。
(↑)繰り出し式のリップクリームを戻すとこんな感じ。結構な量が入っていたことがわかる。
もちろん、繰り出せるギリギリまでしか充填していないと、万が一フル充填状態のリップを全力で繰り出されたときにポキッと折れたり、独特の質感から元に戻せなくなることを懸念して・・・とか、このたっぷり充填には理由があるのだろう。
しかし、しかしだよ?!
こんなにたーっぷり充填されていても、最後まで使い切れずに捨てる人は多いだろう。
仮にわたしのような「最後まで使い切りたい派」の人がいても、指を突っ込むことができず、綿棒などの道具が必要となるため、正直「・・・めんどくさ」と思っちゃう人もいると思うんだ。
白状する。
わたしは今、このリップを使い切ることに躍起になってるけど、正直「・・・めんどくさ」と思っちゃうとき、ある。「終わりにしてー」と思うこと、あるー!!!
質感、色味ともにお気に入りのリップだったのだが、昨今「もったいないことは避けたい」「使えるのにゴミにしたくない」志向のわたしにとって、この終わり際はなんとも惜しいのであった。
(誤解のないよう伝えておきたいが、質感と色、コスパは本当に最高!)
こんなこと考えながら使ってるの、わたしだけなんかな。
では。
◆本日のおすすめ◆
「ゴミを生み出さないためには買わないのが一番」だと思う過激派ですが、唇がバリバリになってしまい、そういうわけにはいかなくなってしまったため、アルミ缶に入ったマルチバーム(↓)を使うことになりました。この話もまた今度。