「防寒つなぎ」のある生活。防寒つなぎを着て過ごすだけであったかいよ。

防寒つなぎの存在にあまりにも感謝しているので、1つ記事を書こうと思う。

防寒つなぎ、とは言わずもがな、防寒仕様の作業服のことなんだが、これと出会ったのは確か秋。

私が住んでいる家は、夏はとても涼しくて過ごしやすい反面、冬はとても冷え込む。引っ越したばかりの冬は寒さに苦しんだ記憶がある。暖房家電が整った1つの部屋にしか留まることができなかった。とはいえ、「どうにかしなければ」と少しずつ防寒仕様のグッズを買い集めていった結果、だいぶ過ごしやすくなっているのだが。

で、防寒つなぎも、冬を過ごしやすくするためのアイテムなのだが、「もう手放せない!」と思うぐらい気に入っている。

 

防寒つなぎを着れば動ける

私が着ているのは、本当はつなぎのインナーとして売られているもの。

(↑)こんな感じのやつ。

ただ、その上につなぎを着なくても十分暖かいので、普段は部屋着の上に、この「本来はインナーウェアな」つなぎを着用している。見た目はミシュランマン。

 

私は、卒業制作や絵画活動で油絵具を扱っていることを理由に、制作する部屋での灯油ストーブ使用を避けている。燃えやすいものに囲まれているので。

学校では全然、制作する教室に灯油ストーブが置いてあるから、そこまでシビアに考えなくてもよいのだと思うが、私は自分のことをあまり信用していないので、ヒヤリハットをなるべく遠ざけたい。なので、制作する部屋には灯油ストーブを置かない。ゆえに寒い。

で、代わりに電気ストーブをつけている。優しいあたたかさのおかげで具合は悪くならないが、冷え込みには弱い。というか、我が家の冷え込みが少し強すぎる。ゆえにやっぱり寒い。

しかしこのミシュランマンを着てしまえば、出ている指先ぐらいしか寒さを感じない。

もちろん朝方や夜中の、一切暖房器具のない部屋にこの格好だけでいられるかと聞かれればそれは無理なのだが、電気ストーブによってほんのりあたたかい部屋になら、いられる。なので、冬でも寒さに負けずにガシガシ制作できる。

 

もちろん、家事のとき、主に台所仕事でも着用している。台所というのもなかなか冷えるものですね。

そういえば実家に暮らしていたとき、母が夕飯を作る際に小さな電気ストーブを台所に持っていって足先をあたためていた。その気持ちがとてもよく分かる。いくら時短料理だったとしても、料理をしている最中は冷えた台所に立たなければならない。

クソ暑い中、または、クソ寒い中、〇〇をしなければならないという状況って私にとってはうっとうしい。それだけで気が滅入る。私は時々料理がめんどくさい。その理由の半分は料理自体に向いているけど、もう半分は環境の問題だ。クソ寒い中、料理したくね〜。

と思っていたのだが、防寒つなぎと出会って、ちょっとだけ料理がラクになった。

たまたま、制作後に料理を作ろうと思い立ち、防寒つなぎをまとった状態で台所に立ったらあまり寒さを感じなくて「なんだ、寒いからめんどくさかったんだ」と腑に落ちた。それ以降、冬場の調理時にも防寒つなぎを着ている。

 

(防寒つなぎの素材が燃えやすいかどうかは知らないけど、ちゃんと防寒つなぎの上にエプロンをして、防寒つなぎをできるだけ火に近づけないようにするのが鉄則)

 

節電もできている、かもしれない

正直、電気代の節約にどれくらい役立っているのかはわからない。なぜなら、電気代にどのくらい影響を及ぼしているのかを把握しているわけではないから。

それに、電気代が高くなっているとはいえ、それを気にして寒さに耐えようとして体調を崩す、というループの方が避けるべきだと考えているから、寒い時には灯油ストーブも電気ストーブも電気毛布もこたつも使えるものは全部使っている。

でも、節電には役立ってるんじゃないかな、とも思う。

だって灯油ストーブや電気ストーブ、電気毛布やこたつの設定温度を爆上げしなくても済んでいるわけだし。

 

あたたかいのはいい

防寒つなぎが気に入ったので、知らしめようと思って書き始めたんだけど、節電とか関係なく、寒さが苦手な人にとって「あたたかいのはいい」っていうのは……ごく当たり前のことですね!

少なくとも私は、防寒つなぎ、手放せなくなりましたってことです。

では。