新年早々「ラブホデートってもしや・・・楽しい?!」と感じる、のんびり過ごせるラブホを見つけてしまったので共有したい。
はじめに
最近ラブホ(ラブホテル)の用途が個性的だ。「ラブホ女子会」等を筆頭に、ラブホの”ラブ”の部分が重視されない使われ方に目がいく。別にラブホで”ラブ”しなくたっていいのである(”ラブ”するのもOKだ)。
”ラブ”する前提があるラブホのアミューズメント性の高さは好きだった。男女が同意の下で”ラブ”するのであれば、”ラブ”が平和の象徴のようにも感じる。仲睦まじい様子のカップルがラブホにスーッと消えていく姿を見るのが、わたしは好きだ!
とはいえわたしは”ラブ”するよりも、2人きりでゆっくり過ごす時間を大切にしたかった。
のんびり過ごせるラブホを発見
出典元:http://hotel-fabulous-tachikawa.net/
きっかけは「2人でのんびり過ごしたかった」
のんびり過ごせるラブホを発見するちょうど前日、夫の実家に泊まっていたのだが(年末年始だったので)たまたまその日はよく眠れなかった。
だからといって新年早々、自宅に帰ってぐーすか寝るってのも何だかもったいない。しかし実際ちょっと眠いし、はしゃぐ元気はない。元日はほとんどのお店が閉まっている。さて、どうするか。
- 2人きりでのんびり過ごしたい
- でも自宅に帰るのはもったいない
- 映画”かなんか”が観たい
2人でやりたいことを挙げていったら上記のようになった。
2人きりの空間を提供してくれるうえ、アミューズメント性が高いといったら、そして元日も空いているといえば、もうラブホしかない。
Towers Hotel Fabulousと出会う
ラブホが連なるエリアを歩いてみたが、いかにも”ラブ”する場所なラブホばかりであった。
わたしの思考を暴露することになるが、いかにも”ラブ”する場所へ向かうと「ラブしなければならない」という義務感に苛まれる。義務感は心地よくない。
できる限り、いかにも”ラブ”する場所からは遠いホテルを探したい・・・。
そう思っていたら『Towers Hotel Fabulous』と出会った。
中に入ると、ビジネスホテルのようにフロントに人が立っている。人に会わないように、会わないように、とちょっぴり後ろめたい感じのあるラブホとは全然違う佇まいである。
ここ、いいんじゃない?と思い、部屋を選ぼうとして驚いた。
・・・部屋が可愛いのだ。
ラブホっぽくない部屋に惹かれる
出典元:http://hotel-fabulous-tachikawa.net/
お部屋の画像からして「ラブホっぽくない!!!」と感じた。
わたしたちは新婚旅行でアメリカ・オレゴン州ポートランドへ行ったのだが、そこで宿泊した『Jupiter Hotel』にそっくりであった。ラブホというより、デザイナーズモーテルである。
正直な話、「ここがいい!!!」と懇願したラブホははじめてだ。
部屋がめっっっちゃ可愛い
泊まった部屋はEタイプである。
Eタイプにした理由は、フロントの人に「映画観れますか?」と聞いたところ、「全室観れますよ」という返答をした上で「映画を観るんでしたら、Eタイプの部屋が鑑賞しやすいのでおすすめです」と紹介してくださったからだ。
いわゆるラブホはフロントの方との接触は少なめである。そんな中、真摯な接客をされたら「まじか・・・じゃあEタイプにするか」ってなっちゃうよ!!!
そして我々が選んだ部屋へ。
壁紙(↑)可愛くない?!
照明に鳥がとまってる(↑)!?
お〜い!!!クッションめっちゃ可愛い〜!!!
ふっかふかのセミダブルベッド、足元には大型テレビ、可愛い壁紙、可愛いクッション、照明に鳥がついちゃったりして・・・トイレは当たり前のように綺麗。お風呂は下手するとビジネスホテルより綺麗。
ゆったり過ごすには申し分ないお部屋。「2人っきりでのんびり過ごす」という目的を網羅した部屋であった。ラブしようとしまいと、2人で過ごすのに最適な穏やか空間である。
わたしたちはめっちゃくちゃのんびり過ごした。「映画観れますか?」と聞いておきながら、元日に放送される平和なテレビをザッピングしながら、アイスを食べ食べのんびり過ごした。お風呂もゆ〜ったり入った。最高だった。
もはやわたしたちの部屋だった。
すげえのんびりした。
平日4時間6,000円〜
そして何よりも重要なのは価格である。
わたしたちはケチの部類である。夏休みなどで旅行へ行く際には、基本は地方の安いラブホに宿泊する(例えば富山県は東京都と比較するとめちゃくちゃ宿泊代が安いのに、東京より全然広い部屋に泊まれる。富山、最高!!!)。
『Towers Hotel Fabulous』は良心的な価格設定だ。
全日、5〜15時までのチェックインで休憩(4時間)なら、最低価格6,000円である。わたしたちがお借りした部屋は7,000円だった。部屋数が多いので少々見にくいかもしれないが、ぜひ価格表を見ていただきたい。
もちろん、もっと安く休憩できるホテルはいくらでもあるだろう。
しかし考えてみてほしい。綺麗で、4時間ものんびり過ごせて、お風呂にも入れて、テレビも映画も観れて、部屋でご飯も食べれて、人目を気にすることもなくて・・・それで7,000円である(わたしたちは割り勘するので1人3,500円)。
4時間人目を気にせずぐうたらできて、ラブしてもしなくても満足できるようなお部屋で7,000円は・・・十分だと思うんだが?!!どうかな?!!
ラブホデートって楽しい・・・?!
「ラブホ行くなら『Towers Hotel Fabulous』」と思うほどのハマりっぷりである。
個人的な話だが、「ラブしなければならない」プレッシャーを感じさせないラブホだからこそ、ラブしようとしまいと穏やかな心でいられる気もする。
今回の出会いをきっかけに、デートコースにラブホを組み込みたい。
「2人でのんびり過ごしたい(ただし家以外で)」ってとき、ラブホは便利なのかもしれない。
では。
▶︎『Towers Hotel Fabulous』さん
◆本日のおすすめ◆
ラブホテルに興味を抱いたのは、都築響一さんの本がきっかけ。
ananwebに掲載されていた『1か月ラブホ生活in東京』はとても面白い。