はじめに
(↑)歯の形をしたケースの中に、虫歯だらけの親知らずが入っている。
先日、3本目の親知らずを抜いた。
以前、歯の健康についての記事で、歯に関する不摂生ぶりを晒した。
わたしの親知らずは全て虫歯に冒されており、歯医者さんからは「抜いてもいい歯だから抜いちゃったほうがいい」と言われた。「いっぺんに抜くと腫れちゃって不便だから少しずつ抜こうね」 と言われ、今コツコツと、月に1回のペースで抜いている。
そんな親知らず抜歯も、先日で3回目だ。
想像していた以上に痛みがなく、腫れもひどくないのは、第一に歯医者さんの腕がめちゃくちゃ良いからだろう。それから、わたしの親知らずがまっすぐ生えていて抜きやすいのもひとつだ(歯医者さん曰く、抜くのが超ラクな親知らずなんだそうな)。
が、わたしが真面目に抜歯後のアフターケアに取り組んでるってのも痛みや腫れが少ない理由のはずだ!
というわけで、前置きが長くなったが、親知らず抜歯後の過ごし方についてお話させてくれ。
親知らず抜歯後の過ごし方
出血を気にしすぎないこと
これは親知らず抜歯1日目に起きた出来事である。
はじめて親知らずを抜いたとき、麻酔のおかげで痛みが一切ないのに、まあまあ血が出ていることに驚いてしまった。今考えると、さっきまであった歯を強引に抜いているのだから出血するのは当たり前である。
が、血を見るのが苦手なわたしは「止血しなければ!」という思いにかられ、血を止めるために口に突っ込まれたガーゼをずっと噛み続けてしまった。
しかし自宅に戻っても口の中はずっと血の味がする。唾液を吐くたび真っ赤な血を見る羽目になる。「全然血止まらんやんけ!」と焦ったわたしは思わず歯医者さんに電話した。
「あ〜、ガーゼずっと噛んでちゃダメよ〜。血が固まりかけのところにガーゼがくっついちゃうといつまでも止まらないよ〜」
解説を以下に引用する。
傷痕は凝固した血液に覆われ、血が止まります。しかし、いつまでもガーゼを咬んでいると、口の中に唾液が溜まり、固まった血が溶けて、血が止まりにくくなります。
「気にしすぎて唾液を吐きまくる行為がかえって出血のもとになることも」とも書いてあった。そのため、2回目の抜歯以降は、自分で自分に「血が出るのは当たり前」と言い聞かせて臨んだ。
血が苦手な人ほど、気にしないことが重要だ。
※なお、わたしが通う歯医者さんは、「血が苦手」というのを汲んでくれ、2回目以降からは5分間その場にいさせてくれ、止血を歯医者さんの目で確認してから帰してくれるようになった。ありがとうございます。
抜歯直後に小走りしない
わたしが通う歯医者さんは自宅から電車で35分ほどの場所にある。親知らず抜歯後は電車に揺られながらのんびり帰ることになるのだが、このとき、心がけていることがある。
小走りしない、だ。
親知らず抜歯後は激しい運動やお風呂は避けるように言われる。小走りぐらいなら大丈夫なのかもしれないが、念には念を入れ、小走りすらしないよう意識している。
絶対に駆け込み乗車しない(普段からしてはならない)。信号が変わりそうだったら待つ。焦らない。息が上がらない、ゆっくりとしたペースで帰宅する。
ほんと、ここまで意識する必要ないのかもしれんが、わたしは自他共に認める「免疫弱い人間」だ。調子が悪いと、簡単に風邪をひく。そんなわたしだ。親知らず抜歯後の体にダメージを与えるわけにはいかない。
だから、小走りすらNGとしている。
痛みは我慢しない
親知らずを抜歯するたび、2種類の薬を処方される。そのうちの1つが鎮痛剤である。人によって痛みの度合いは違うだろうが、こちとら歯を抜かれているのだ。外傷を負っているようなもんだ。痛みを我慢する必要はない。
処方された鎮痛剤、または市販のロキソニンなどを使って痛みを取り除こう。
親知らず抜歯後の痛みは人それぞれ違うだろうが、痛みを我慢する必要なんてない。ちゃっちゃと鎮痛剤を飲もう。
疲れを取ることを優先しよう
(↑)爆睡アイテム。
親知らず抜歯後「ぜ〜んぜん元気!」って人もいるだろうが、親知らず抜歯とは、激しい運動、お風呂を禁止されるような施術でもある。歯を人に引っこ抜かれてるのだ。麻酔ありとはいえ、血ィだっくだくで!!!
ってことは、まあまあ疲れているはずだ。
親知らずを抜いたら、まずは疲れを取ろう。
「あまり動かない仕事ならしてもいいの?」と疑問に思う人もいるだろう。それに関しては、もう、個人のさじ加減なんだけど、わたしは抜歯日だけでも安静にすることをオススメする。
例えば、抜歯したその日のうちからライター仕事をしたってそこまで問題はないと思う。でも、体力・気力に自信がないのであれば、その1日はしっかり安静に過ごすことをオススメする。
次の日の回復度合いが全然違うからね。
流動食は「鉄分」をチョイス
これはまあ、個人的なオススメなんだけど。
親知らずを抜歯した日は固形物がどうにもこうにも食べられない。なので食事は流動食になってしまうのだが、わたしはいつも「鉄分」と書かれた流動食を選ぶ。
流した血を全力で取り返す気持ちで!
なお、「吸う」という行為は、固まりかけの傷にあまりよくないらしい。出血のもととなることもあるらしいので、心配な方はお皿に出し、傷口に当てないよう注意しながら、スプーンで食べることをオススメする。
化膿止めを欠かさず飲む
歯医者さんでは鎮痛剤の他に化膿止めが処方される。
化膿止めは絶対に欠かすな!
自他共に認める「免疫弱い人間」のわたし自身を警戒してのアドバイス(↑)なのだが、とにかく人ってのは、抵抗力が下がってるとき、細菌より弱い(時がある)!!!うっかり細菌に体を許そうものなら、腫れや痛みに襲われる羽目になる。
親知らず抜歯後の傷を回復させるアイテムなのだから、欠かしてはいけない。
チョコラBB等を飲んでよく寝る
はじめて親知らずを抜くとき、抜歯後の回復に有力な情報がないか、Twitterを漁っていた。ら、以下2つのツイートを見つけた。
親知らず抜歯後の腫れが治った。 pic.twitter.com/A2pzPQGdFb
— へてろ (@p4_nf) 2019年1月13日
私に親知らず抜歯後はチョコラBBが良いと教えてくださった神さまー!!!驚きの回復力で3日目にして前回の5日目くらいの状態になりましたー!!!本当にありがとうございましたああああああ
— まやぴR18+ (@siranuimiki) 2019年1月16日
この2つの有力な情報をまとめた結果が「チョコラBB等を飲んでよく寝る」である。これが・・・とてつもなく効果的である。っても、親知らずに限った話じゃないと思うけどね。
栄養摂ってしっかり寝れば、心も体も元気元気!
親知らず抜歯後は安静第一
親知らず抜歯後は、有無を言わせず「安静第一」である。
歯の健康をナメてはいけない。
そういえば、わたしがガンになったとき「歯周病に気をつけて」とハッキリ言われている。歯周病は全身の病気と関係があるのだそうだ。先でも言ったけど、弱り切った体は細菌に負ける。歯の健康をナメてると、細菌に負けるぞ、マジで。
「たかが歯を抜くだけ」と思わず、安静に過ごしてほしいものだ。
では。
◆本日のオススメ◆
歯の汚れ、歯ブラシだけでは、除けない。
歯医者さんがオススメする歯磨き粉として話題。次、これにする