こんなん観せられたら、トム・クルーズにベタ惚れだよ!!!「ミッション:インポッシブル フォールアウト」

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やばい。

こんなん観せられたら、トム・クルーズに惚れちゃうよ。トム・クルーズ、御年56歳だよ?!56歳の紳士に惚れると思ってなかったよ!!!

 

※一部ネタバレあり

 

ミッション:インポッシブル フォールアウト

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あらすじ

  1. 主人公・イーサンと彼のチームは3つのプルトニウムを回収しようとしていた
  2. 何者かの策略で仲間の命が危険に晒され、イーサンが仲間の命を選んだことでプルトニウムが何者かに奪われてしまう
  3. イーサンたちは、「プルトニウムの奪還」と複数の都市で起こることが予想されている「核爆発を未然に防ぐ」ミッションを行うことになる
  4. 事件の裏側には、前作の敵組織シンジケートの生き残り勢力アポストルが関連している。正体不明の男”ジョン・ラーク”と彼が接触する”ホワイト・ウィドウ”と呼ばれる女性が事件の鍵を握る
  5. 何度も政府から裏切られてきたイーサンの動きを疑うCIAは、敏腕エージェント・ウォーカーをイーサンの監視役に指定
  6. ウォーカーと共に行動するイーサンは、味方の女”スパイ”イルサと対面。しかし”ホワイト・ウィドウ”の信頼を得るため、収監中の敵”ソロモン・レーン”の脱走に手を貸すことで、彼女と敵対することになる
  7. 盗まれたプルトニウム、阻止しなければならない核爆発、仲間の裏切りなど、いくつもの危機がイーサンを襲う

・・・といった感じ。

正直、映画を追っていても途中から「仲間の裏切り」の連続で「・・・で、誰が敵なんだっけ」状態になる

けど、そんなもん関係ねえ!!!

トム様の活躍が観れれば十分だ!!!

 

M:Iの何がやばかったか

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アクションがやばすぎる

映画を観る前から分かっているんですよ、「ミッション:インポッシブル」がバッドエンドにはならないってことは!イーサン・ハントは死なねえってことが!

でも、それでも、たぎるエンターテイメント性。絶対に死なないって分かっているのに、アクションシーンは手に汗握る展開ばかり。

 

例えば7620メートルの高さから飛び降り、敵地に侵入するパラシュート降下。何もそこまでやらなくても・・・と凡人であるわたしは思った。わたしは確実に気を失って地面に叩きつけられるタイプだ。

でもトム様は飛ぶだけでなく、気を失った監視役に酸素を渡したり、パラシュートを開いたりと大忙しだ。

 

例えばビルからビルへのジャンプトム様は飛び移りに失敗し、足の骨を折っている。そしてその様子は、そのまま映画で使われている。

実際、足を強打した後のシーンはとっても痛そうでしたよ!足を引きずりながら走り始めるシーン・・・顔をしかめちゃったじゃないか!

ビルを猛ダッシュで駆け抜けるシーンを観るだけでハラハラするんだけどね。56歳の出すスピードじゃないよ!!!

 

断崖絶壁で繰り広げられるバトルも心臓に悪い

「イーサン・ハントは絶対に死なない」という鉄の掟があるからハラハラしないと思いきや、「今作のミッションは失敗するのかもしれない」と考えてしまうほどの悪運で息つく暇もない。

映画を観終えた後、自分の手を恐る恐る開いてみたところ、とんでもない量の手汗が出ていた。

 

M:Iシリーズの安心感

先(↑)でも言及したが、イーサン・ハントは死なない。常人だったらもう死んでるよ!!!ってぐらいのアクシデントに巻き込まれるが、生きてる。

その鉄の掟があるにも関わらず、M:Iシリーズは回を追うごとにどんどん面白くなっている

 

例えば「すごいな」と思うのが、”スパイ映画”らしいシナリオ。今作を観ていて、わたしの頭の中に

  1. イーサン・ハントは死なない。だからミッションはうまくいく
  2. いや、裏切りにつぐ裏切りで、今回ばかりは失敗するのでは
  3. はたまた”イーサン”そのものが裏切り者スパイ設定という展開は?

という論争が繰り返し繰り返し行われていることが分かった。

「絶対に死なない」のが鉄の掟なのにだよ?!「またまた〜裏切るわけないじゃん〜」という安心感と「いや、でも今回ばかりは」という期待。

そして結局、イーサンはヒーローだから裏切るわけがないんだけれど、それを観て「やっぱりね」と失望するのではなくワクワクしてしまう

 

「イーサンは絶対に裏切らない」という気持ちと、「いや、でもスパイ映画だから誰かに裏切ってほしい」という気持ち。両方の気持ちを大事にして描かれるこの作品は、エンターテイメントとして百点満点なんじゃなかろうか

 

悪役も魅力的

イーサンの監視役として登場した敏腕エージェント・ウォーカー。

ええ、こいつが敵でした。登場時から怪しさMAXで、どこか小物感も漂っているのに抜かりないところに腹が立つ(褒めてる)。こいつ、まじでしぶとい

強いというより抜かりない。卑劣な男と言ったほうがいいかな。イーサンの妻の写真をイーサンに見せて「こいつの命と引き換えだ」的なシーンは、ぐぎぎ顔になってしまった。ムカつく、こいつ絶対許さねえ・・・笑。

 

またアクションシーンについて、一緒に観に行った夫が言及していたこと。

イーサンは敵とバトルする時、さまざまな小道具を用いて紳士的にバトルを繰り広げる。意識を失わせる注射とか銃とかナイフなど。

一方ウォーカーは、己の肉体を使って力任せに敵を倒していく。スパイ映画らしい小道具を登場させるのではなく、相手をボッコボコに殴って鎮圧させていく・・・みたいな。この対比が良かった。

  • もうそろそろ”おじいちゃん”なスパイVS若く肉体派のエージェント
  • 紳士VS筋肉バカ

は、画に飽きがこなくて最高。

 

なお、DCコミックス映画「ジャスティス・リーグ」に登場するスーパーマン役の彼ですよ。・・・彼、悪役のほうが似合うんじゃなかろうか

 

トム様の身を案じつつ

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M:Iシリーズはやっぱりトム様なしでは語れないもの。

トム様の年齢や、毎回撮影中に大怪我を負っていることを考えると、トム様の身を案じてしまう。夫がニコニコしながら「イーサン・ハントは死なないけど、トム・クルーズはいつか死ぬよ?!どうすんだよ!!!」と興奮していたが、全くもってその通りだ

 

が、トム様の身を案じつつ、毎シリーズワクワクしちゃう。

ワクワクせずにはいられない

メイキングビデオとかインタビューで、ニッコニコしながら「僕がやりました」と語るトム様を見ていると絶対に好きになっちゃう。

呆れるけど、好きになっちゃう

 

M:Iファンと思しき人たちの感想を読むと、愛に溢れてる。

みんな、超絶スタントシーン以上に、ひたすら己の足で爆走するシーンや、ノーヘルバイク&カーチェイスにヒィヒィ言いながらベタ惚れしているようだ。

気持ち、すごくわかる。

ノーヘルバイク&カーチェイスシーンは、観ていて怖すぎる。

段々と「っあー!事故んないで、お願いだから事故んないで」という気持ちに変わっていくから、正直映画としてはおかしい。が、観ちゃう。イーサン頑張れ、トム様頑張れ!って気持ちになる・・・ってなんなんだ、この映画、まじで。

 

前作「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」での公式インタビューを見ていたら、ベンジー役のサイモン・ペッグが「CGでもできるのに、実際にやるって言うんだ」って言って笑ってた。

youtu.be

多分・・・トム様、変態なんだと思う

でもその変態にベタ惚れしちゃう羽目になるから、M:Iシリーズそのものに変態性があるんだと思う。が、ベタ惚れを否定することはできない。老若男女関係なく、M:Iシリーズを観たら、トム様の虜になるはずだ。

 

もしかしたら、「ミッション:インポッシブル フォールアウト」は、映画としては破綻しているのかもしれない。ストーリー云々が魅力的って話じゃないから。この映画はイーサン・ハントを、トム・クルーズを堪能するための映画だ

しかし観ずにはいられない。イーサン・ハントの活躍を、トム様の活躍を観ずにいられないのだ。

 

映画レビューを書いていて、ここまで「考えるな、感じろ!」「読んでる場合じゃねえ、映画を観に行け」と思ったことはない。映画館の大スクリーンで、でっかい音響で、ハラハラさせられて、心をボッコボコにされてほしい。

では。

 

 

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