抗がん剤治療中、愛用していたウィッグの話。20代がん患者におすすめなウィッグとメリット・デメリット。

 

はじめに

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2018年5月現在、わたしは27歳。

20歳、大学3年生の時に「悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫・非ホジキンリンパ腫併発)」と診断されました。精神面もぶっ壊したりと大変でしたが、無事寛解※しました。だから27歳なんですが。

 

寛解とは、「病気の症状が軽減、ほぼ消滅し、臨床的にコントロールされた状態」を指します。治癒とは別物。「まあ、ほぼほぼ同じだよ」とお医者様は言っていましたが。白血病、バセドー病、統合失調症などの症状に使われる言葉です。

わたしの場合、「血液のがん」だったため、がん細胞が体を一巡している可能性から、「寛解」という言葉を使わざるを得ないという説明を受けました。

 

そんな今・・・「健康体な今だからこそ伝えられることないかな」と考えていた時、「そういえばわたし、一回ハゲてるんだった!!!」と思い出しました

抗がん剤の副作用でツルッパゲになった体験、あります

 

そこでわたしも愛用していたウィッグの話をします。

 

抗がん剤治療中につけてたウィッグ 

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ウィッグ専門店「プリシラ

www.prisila.jp

抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜けました

病院で「医療用ウィッグ」の取り扱いもありましたが、「医療用ウィッグ」って自然に見える分、価格が高いんですよね。そのうえ当時は「年配の方向け」のヘアスタイルが多かったんです。20歳のわたし、年配向けヘアスタイルを拒絶!

 

そこで、わたしが購入したのはギャル系ウィッグ専門店「プリシラ」のウィッグです。

わたしのファッションは全くもってギャル系ではありませんでした。

が、20歳だし、そこそこおしゃれなウィッグをかぶれば、万が一「カツラを着用している」とバレても「おしゃれ」として見逃してもらえるのでは?と思ったわけです。

ハゲるのは治療の副作用なので、別にバレる・バレないの話ではないのですが・・・やっぱり治療でハゲた頭は、まあまあショッキングなものなんですよ。自分が平気でも相手がびっくりしちゃったり、その逆も然り。

 

おしゃれウィッグで無問題

いっそのことポジティブに「おしゃれとして楽しんでしまえ!」と思えるのであれば、わたしは普通のおしゃれウィッグをおすすめしますね

というのも、周りの人が意外と「ウィッグ」だと気づかないからです。

 

一度ウィッグを着用した身であるわたしは、「あの人、ウィッグだな〜」と分かるようになったんですが、周りの人は意外と気づきません

わたしは学校に行きながら抗がん剤治療を受けていたのですが、「髪型変えたね」で会話が終わりました。もしかしたら気を遣ってくれていたのかもしれませんが・・・いや、あれは気づいてないな。

演劇研究部に所属していた学生時代、ちょっと服装が個性的(というか変)だったのも良かったのか、ロングのカツラをかぶって登場しても「かほちゃんっぽい」で済んでましたね。

 

ギャル系に抵抗ある人はここ!

今回わたしはプリシラのことを「ギャル系」と連呼していますが、現在のプリシラは、着用していた7年前に比べるとだいぶ落ち着いた印象です。もっとね、パリピ感満載だったんですよ、当時は・・・。

 

が、それでも「ギャル系」の印象に抵抗があるなら、「mywig」というブランドがおすすめです。

ここはナチュラル派」ウィッグをウリにしています。

今時の女の子っぽい髪型でサイトも見やすいし、「医療用ウィッグ」を買うほどではないけど、おしゃれ全開でお店で買うのも抵抗がある・・・って人にはちょうどいい気がします。

 

メリット・デメリット

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メリット

  • 手頃な価格
  • 意外と自然に見える
  • おしゃれに見られて、精神的にラク

が一番のメリットでしたね。とにかくおしゃれウィッグだと「そういうファッションの人」と捉えられることが多いので、精神的にラクでした

あとやっぱり価格が手頃なのは大きい!!!

 

デメリット

  • 暑い
  • メンテナンスがしづらい
  • 毛がバリバリになると急に不自然

はじめに書いた「暑い」は、ウィッグの種類やブランド問わず「被る」ものですから、そりゃあ暑いです。これはもう、仕方のないことです。

それから、「おしゃれ用」ウィッグなので、毎日つけることを想定していないと思います。同じものを着用し続けると、汗でとんでもないことに・・・!どんなに丁寧にブラッシングしても、年季が入ってくると毛が束になって不自然になるのもデメリット。

 

なので2つか3つ同じものを買って、交互に着けることをおすすめします。

 

それでも、おしゃれウィッグがおすすめ

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正直どんなに自然なウィッグ(医療用もおしゃれも)でも、抗がん剤治療の副作用で毛という毛が全部抜け落ちると不自然さは生じます。だってウィッグを耳にかけると、もみあげがないのバレちゃうんだもん。眉毛もまつげもないし・・・。

 

それでもわたしは、若いがん患者さんにはおしゃれウィッグをおすすめします。

なぜかというと、前向きでいてほしいから

 

抗がん剤治療、本当にしんどいです。副作用の少ない抗がん剤も登場していますが、それでもしんどいもんはしんどい。毛が抜けてしまうことは、どんなに覚悟を決めていてもまあまあショックです。

 

だからこそ、おしゃれウィッグ。

「おしゃれ」を楽しむことで、治療を少しでも前向きに乗り越えてほしいと思っています。わたしは開き直って「ハゲてるからこそ、いろんな髪型で遊んだれ!!!」といろんなウィッグで遊びました。

こんなんとか、

こんなんとか。

髪型遊びだけは、ちゃんと楽しかった。

めちゃくちゃつらかったことだけでなく、どうやって乗り越えたかもちゃんと覚えてます。ウィッグの話は、乗り越えた方法のひとつ。

だからお役に立てたのだとすれば、とても嬉しいです。

 

基本、健康第一で。

病気になっちゃった時は、凹むこともいっぱいあるけど、意地でも乗り越えていきましょう!!!

では。

 

◆本日の一冊◆

がん体験記系の本で、わたしが感じた生々しさに一番近いのがこのコミックエッセイです。本当に「元気になるしか」ないのです。