はじめに
お酒が好きです!!!
お酒に強いわけではなく、むしろすぐ顔が赤くなるし、動悸がするし、どちらかと言えば激弱ぐらいの立場ですが、お酒が好き!!!
そんなわたしのお酒好き過去記事はこちらです(↓)
そんな中、とてつもなく美味しかった「ジャパニーズクラフトジン」の存在を忘れちゃならない!!!
ジャパニーズクラフトジンとは
そもそもジンは、ベースのスピリッツ(原料用アルコール以外の蒸留酒類)にハーブや果皮、スパイスなどを加えて蒸留させたもの。度数は40〜50度が一般的。
そして「クラフトジン」と呼ばれるものは、大量生産ではなく品質への強いこだわりをもったジンのこと。
ヨーロッパでクラフトジンが流行り、そして日本でもクラフトジンを造る酒造が増えたので「ジャパニーズクラフトジン」なのだ。
季の美を飲んでみた
京都が生んだジン「季の美」
そんなジャパニーズクラフトジンで、今回話題にあげるのが「季の美」である。
2016年8月に操業開始した京都の蒸留所が手がけたもの。この蒸留所は、ジンの生産に特化した蒸留所だ。ジンオンリーの蒸留所は日本初。
そして「京都」ブランドを武器に、原材料には玉露やゆず、水は伏見の名水を利用という「京都」へのこだわりっぷり。
「季の美」は、夫がプレゼントしてくれたもの。夫は学生時代カクテル作りにハマっており、家にカクテルの定番ジン「ボンベイ・サファイア」が常備されていた。いわゆるジンのイメージで飲んだら、いい意味で裏切られたとのこと!
華やかな苦味と柔らかな甘さ
飲んでみた感想は「せ・・・繊細」である。
いかにも”和”な味わいが口いっぱいに広がり、爽やかな風味と苦味、山椒やヒノキから感じられる絶妙な青臭さと、ゆず・生姜のほのかな苦味や辛味がほんわりと広がる。
数回口の中で転がすと、その贅沢な華やかさ・柔らかさが馴染んでくる。味がガツンとくるお酒も好きだが、こんなにも複雑で、でもどの味を捉えても幸せな感じがするお酒は滅多にない。
飲みやすいけど度数に注意
「季の美」は、ベースとなるスピリッツの原料が「お米」だけという特徴がある。”和”や京都ブランドを意識した「季の美」だからこそできるスピリッツかもしれない。繊細な飲み口は、このライススピリッツのおかげもあるだろう。
が、飲みやすいがジンはジンだ。
度数は45度である。まあまあある。お酒ですぐ顔が赤くなるわたしにとって、ちゃんと酔う度数である。そのため飲みやすさに浮かれてドカドカ飲むと、めっちゃ酔うので注意していただきたい。
繊細な飲み口に合わせて、ゆったりのんびり飲むことをおすすめする!
おすすめの飲み方
その繊細な飲み口から
- ストレート
- トワイスアップ
→ストレートに加水したもの(水:ジン=1:1)
でも美味しく飲めるが、個人的には爽やかさが増す「ソーダ割」がおすすめ。またお湯で割ると、複雑な香りがほんわりと立つので、香りで癒されたい人は「お湯割」もおすすめである。
ジン未経験なら、一度飲んでみて
今まで飲んできたコカの葉のお酒「コカレロ」や禁断のお酒「アブサン」もハーブ系で、今回の「季の美」もハーブ系だ。
ハーブ系のお酒は良いよ。
味だけでなく香りも複雑だから、とにかくの〜んびりしたい時やリフレッシュしたい時に最適。
※「コカレロ」 はパリピ酒とも呼ばれているらしいが、多分それは「コカの葉」というキーワードが原因だと思う。味は優しいし、甘くておいしい。
「ジンを飲んだことがない」 人に勧めたい。お酒に強い苦みのイメージしかない人にもぜひ飲んでほしい。お酒ってこんなに複雑なんだ!!!って感動できるはずだから。
「季の美」の繊細な味と香りにやられてね。
では。
◆本日のおすすめ◆
「季の美」の他、注目のジャパニーズクラフトジンも紹介。
(↓)こちらがおなじみのジン