今更だけど、ポモドーロ・テクニックがすごい。

5月から、これまでリモートワークで仕事をしていた夫が出社することになり、日中家に1人でいることになった。個人的には、自分の思い通りにスケジュールをたてて仕事を行うことができるのでとてもありがたい。そんな状況下で、ポモドーロ・テクニックを実践するようになり、私が過ごす時間は有意義なものになった。

たとえば文筆業において、私はポモドーロ・テクニックを取り入れて仕事をしている。25分集中&5分休憩のリズムのおかげで、仕事はスムーズだ。「ポモドーロ・テクニックを導入前は、集中しているようでしていなかったのだな」と思い知らされている。

かつ、このポモドーロ・テクニックの5分休憩を利用して、定期的に体を動かすことにも成功している。最初の5分間でラジオ体操第一を、次の5分間でラジオ体操第二をやる。そうすると、体がほぐれて次の25分が集中しやすい。ラジオ体操第二の後の5分間は読書(紙媒体)をすることで目を休めている。

ポモドーロ・テクニックで順調に仕事を終えてしまえば、あとは自由時間になるので、画業や学業としての絵画制作は存分にできるし、美術館へ行くことも、もう少しハードな運動に取り組むことも、語学勉強に励むこともできる。

夫が出社するようになったので、週末以外は主に私が家事を担うが、仕事をする時間さえ確保できてしまえば、いつどんな風に取り組むかは私の自由なので、そこまで苦ではない。なんせ、ポモドーロ・テクニックのおかげで集中できていて、2〜3時間ぐらいで仕事は終えられるから。

24時間のうち、8時間が睡眠、仕事を3時間、最長でも5〜6時間で終わらせれば、残り10〜13時間はやりたいことに専念できるのだから十分である。

 

私がポモドーロ・テクニックを知ったのは、今、私が習っている英会話レッスンのコーチ・SAKURACOさんのおかげである。彼女のPodcast番組『Let's Talk About Stuff』で知った。

 

 

(とはいえ初めは、彼女が取り入れているのを知って「さて、どんなもんかね」と実践してみたものの、一番気持ちがのってきたタイミングで5分休憩しなければならないのがしんどくて諦めたのではあるが。)

 

私のブログのタイトルは『真面目でなぜ悪い』であるが、結局のところ、そして知ってはいたけれど、「私は『真面目』なんだな〜」とつくづく思う。25分&5分のリズムキッカリに行動するのが本当に心地いいから。で、やるべきこと全て終わらせること、それそのものに快感を得ているから。

なんかこう、時間で囲まれる感覚が苦手な人には決して有効ではないと思うのだが(夫は頑なに取り入れなかった笑)、「真面目」の自覚がある人は一度やってみてもいいかもしれない。