デザフェス出展時にイラッときたことについて書く。
※怒りがヒートアップしすぎて、途中「馬鹿」「クソ」などの単語が多数出てきます。そのような文章を見て不快に思われる方は読まないでください。
デザフェス出展時の出来事
デザインフェスタに出展したときのこと。
今回わたしは「原画を売る」と決めていたため、ポストカードなど作品を「印刷」したグッズをほとんど置いていなかった。だが、作品を気に入ってくれる人の中には「記憶に留めておきたい」と思う人もいるだろうと思い、Twitterで「写真OK」の話題を口にした。
が、ブースに「写真OK」とは掲げていなかった。
なので、「ポストカードないんですか?」と聞いてきたお客様に「写真OKですよ」とわたしが話すか、お客様側から「写真撮ってもいいですか?」と言われたときに「OKです」と答える以外には「写真OKなブースである」ことはわからないようになっていた。
でもなあ、いたんだよ、数人。
目の前に作家(わたし)が立ってるのに、スマホ撮り出して撮影して無言で立ち去る人が。
わたしはその場で「無許可で写真撮影するのやめてください」と言わなかった。
「言えばいいのに」と思うかもしれないが、「もしその人が逆上するタイプで、写真を撮ったくせに作品やわたしにイチャモンつけるタイプだったらめんどくせえな・・・」と思ったから、言わないを選択した。
絡まれるのがめんどくさいので、わたしは「はあ?」と思ってもハッキリ言えない。嫌なことを嫌と言えないのはわたしの弱さだ。それは自覚している。ただデザフェスの場合、周囲に出展している作家さんに迷惑かけたくない思いがある。わたしがきっかけでトラブルが起きて面倒なことになっても困る。
ので、とりあえず何も言わずスルーした次第である。
写真撮るなら声かけろ、目の前にいるんだ、人が。
ただね、その場でもイラッとはしたの。
だって、目の前に人がいるのに、挨拶もしねえで作品だけ無言で撮影して何も言わないで立ち去るって失礼じゃない?
というか、撮影した意図が汲めないので、わたしは怖かった。なんで撮影した?
いや、いいんだよ。「作家に興味はねえ、作品に興味があるんだ」って思想も別に構いやしないんだよ。
でもさ、こちとら出展者として立ってんだ。非売品ばかりを置いてるわけじゃねえんだ。こっちは作家でありながら商売してんだ。
人の商品、無断で撮影すんじゃねえよ。
一言「写真撮ってもいいですか?」って言うだけでこっちは「いいっすよ」って返す準備ができてんだよ。
っていうか、何、もしかして、わたしのこと見えてないの?逆か、お前、もしかして、この世のものじゃないのか?!だから、作家(わたし)にも声かけられないで、困った末に唯一触れられる媒体a.k.a.スマホで「せめて作品だけでも・・・」ってか。
馬鹿か。
わたしもなあ、まあまあ人見知りではあるけど、作家さんに対しては敬意を払ってるつもりだよ。作家さんだけじゃねえよ。自分に何かを与えてくれた相手には敬意を払って挨拶ぐらいはするよ。声出せないときでも会釈ぐらいはするわ、クソが。
何こっそり撮って、こっそり立ち去ってんだよ。目の前に人がいるのに、いない感覚で行動してんじゃねえよ、クソが。
お客様に対してクソクソ言うのどうかと思ったけど、無言撮影者は一度も作品、グッズには触れず(もちろん作家にも声をかけず)、ただペラーッと作品撮影して立ち去るだけだからクソでもいいよなあ!?
変な人だったりするとめんどくさいので、「写真撮るならなんか言えや」とは今後も言わないだろう。ただ、お前らのことはクソだと思い続ける。思うのは自由だ。お前なんてクソだ。
声かけてんのに無視はやめろ、無視は。
目の前にわたしがいて、「写真OK」も掲げてないのに、無言で作品を撮影されたこと。これも心底「クソが!!!」案件だったが、もう1つ、そこそこ腹が立ったのは、
わたし「こんにちは」
その人に無視される
わたし(作品について説明する)
その人に無視される
わたし(う〜ん、無言タイプか〜)
その人に無視される
わたし(目を合わせないのは「そういう人なのかな」って思うけど、まるでわたしがいないように振舞われるのはまあまあ気色悪いな)
その人にため息をつかれ、立ち去られる
・・・確かに、作家さんのみならず、店員さんから声かけられるのが苦手、接客されるのが苦手って人はいるだろうよ。
でも苦手な人であっても「あ、すいません」的な反応はあるし、そもそもそういうのが苦手な人はわたしがそういう接客した時点でスイ〜ッとわたしのブースから離れるのね。それはね、いいんですよ、別に。
でもまあ、作品にガッツリ手を触れて、作品をガッツリ見てくれる人に対しては、わたしも作家であり、いち商売人ですから、お声かけくらいはしますよ。
つうか「ブースに来てくれた人に「こんにちは」も言わねえのはねえな」って思うから「こんにちは」って挨拶ぐらいはしますよ。
でも、「こんにちは」を無視され、作品解説を無視され、っていうかわずか数十cmの距離にいるのに存在自体を無視され、挙句よくわからんため息つかれ、何も言わずにその場から離れられたら、まあまあショックだよ!
会釈で十分だからさー!!!反応してよー!!!作品の付随物程度の扱いで構わないけど、わたしの存在自体を殺さないでよー!!!生きてんだよーこっちはー!!!!!
「写真OK」とあっても、目の前に作家さんがいたら挨拶ぐらいしろよ、な?
- 無言写真撮影、のち、無言退散
- こちらのアクションに無反応
この2つにイラッと来たのだが、この怒りって小さいことなんだろうか。
わたしは「作家であるわたしではなく、作品に興味を抱いてくれたら嬉しい」と思っている。だから「作家の接客はうぜえな」って思われることについては、まあ、それはしょうがないよねと思ってる。作品に意識が向いちゃうのも全然構わないんだ。
でも、やっぱり、目の前に人がいるのにいないことにされるのは、それは違くない?!
作家さんが接客中で、声をかけにくかったとしても、目線を合わせて会釈したり、一言断るまで接客を待ったり、申し訳ないけど一言だけ割り込んだりってできると思うんだわ。
作家さんってね、接客中でもお客様のことはちゃんと目に入ってる。自分のブースに近づいてくれる人の顔は目に入ってるの。来てくれた人に気づかないなんてことはないの!少なくともわたしはそう。
お前のこと、ちゃんと見えてんだよ!
ていうか「「写真OK」って掲げてない=「写真NG」ってわけでもない」ってことじゃないからな!
「写真OK」掲げてたとしても、作家さんが目の前にいたら多少のアクションはしような。もちろんライブペインティングみたいに「いつでも撮られる前提」で作品制作中の作家さんとか、黙々と作業してて声かけにくい作家さんもいるとは思うよ。
でも、無断が失礼なことぐらいわかんないかなあ?!
イベントの場で作業してるぐらいだから「話しかけんじゃねえ」オーラがバリバリ出てるか、そういう標識を掲げてるかしてる人以外は、「こんにちは」「写真撮ってもいいですか」って声かけていいと思うの。多分「いっすよ」って顔をあげてくれると思うんだよ。
「無断〇〇可」ってないときの無断はマジでやめろ。
お客様は神様でもなんでもねえんだ。っていうか、作家と客、商売人と客という構図であっても、人対人であることに変わりはねえんだ。
コミュニケーションぐらいは取りやがれ。
では。