わたしは「ポジティブな根暗」だ。
そして「ポジティブ×根暗」という思考は、在宅ワーカーやフリーランスにとって最強だと思っている。
ポジティブな根暗とは
ポジティブな根暗の具体的な定義はない。
が、そもそも「根暗」という言葉自体が、表向きは明るいけど根っこは暗いという意味だから、「ポジティブな根暗」は意味が重複しているのかもしれない。
いずれにせよ「ポジティブな一面を見せつつ、暗い性格でもある」と捉えていただきたい。
ポジティブ×根暗が最強だと思う理由
起こりうるリスクを想定しやすい
在宅ワーカーやフリーランスに起こりうるリスクというのは、
- いつ仕事が切れるか分からない
- 仕事の報酬が振り込まれない
などが挙げられる。
「仕事がなくなったらどうしよう」「報酬が振り込まれなかったらどうしよう」「取引先が倒産したらどうしよう」など、常日頃から考えられるリスクを想像しながら生活するのは健康的ではないから、考えすぎはよくない。
でも起こりうるリスクに対して常に注意できるのは、根暗ならではなのではないだろうか。
起こったリスクに柔軟に対応しやすい
とにもかくにも「性格が暗い」となると、先で紹介したリスクが万が一発生したとき、そのショックで打ちひしがれてしまうかもしれない。しかし考えてみてほしい。
ここでもし、ポジティブ思考なら・・・?
”ポジティブ×”の部分があれば、起こったリスクに対して「それはそれ。次の仕事は次の仕事」と割り切れるはずだ。
「まあ、起こったことは仕方ないからね」「次のお仕事のチャンスかもしれない」そんな風に考えられれば、起こりうるリスクが発生しても、さほどダメージを引きずらずに済むのだ。
図々しさと謙虚さを使い分けできる
ポジティブ思考と根暗思考を共存させることができれば、継続中の仕事やこれから始めたい仕事に対して、
- 営業として必要な”良い意味での”図々しさ
- 人との関わりで重要な謙虚さ
を手に入れられるはずだ(このことに関しては「そうであれ・・・!」と願ってる節もある。新しい仕事の営業、まだ積極的にやってないから実証できてないの。ごめんね笑)。
図々しさと謙虚さが使い分けできれば、がっつくべきところでがっつき、引くべきところで引くことができる、バランスの良い仕事術につながる。
ただしこれは”根暗”限定のアドバイスとも言える。
多分根暗じゃない人は他人からの評価を過度に気にしていないと思うので、そういう人はこんなこと伝えなくてもガンガン営業できると思うし、してると思う。
だからこそ根暗だと自覚している人は、根暗じゃない人の癖を取り入れつつ、自分の根暗を長所に変換すべきだ。
根暗は強みだ。短所じゃない。
根暗な性格に悩む必要はなかった
わたしは自分の根暗な性格に悩んでいた。今でも時々悩む。特に根暗とは程遠い夫が何かを成し遂げるたびに、ちょっと「いいな〜」と思っているのだ。
でも悩む必要はなかった。
在宅ライターとして活動するようになって、さまざまな出来事があった。たくさんの失敗と悲しい出来事を経験した。時々怒りや絶望に近い出来事もあった。それでもやってこれたのは、
- 根暗ゆえのリスク管理
- ポジティブゆえの対応力
があってこそだと思う。
・・・実際には根暗ゆえなのか、ブログプロフィールに記載してある「双極性障害」のうつ状態の症状なのかは分からん。でも、襲い来る不安にあらがって疲れる必要はないと感じた。
不安は不安として受け止め、利用してやるのだ。
今後もポジティブな根暗として活動を続けていこうと思う。
では。
◆本日の一冊◆
この本はHSP(Highly sensitive person・敏感な人)に関する本だが、根暗な性格や内向型な自分、うつ状態の自分を肯定するのに役立った。