出典元:https://twitter.com/BohemianMovieJp/status/1064413835950321664
恥ずかしながら、この映画を観るまでクイーンをよく知らなかった。「CMとかでよく使われる楽曲」としてのクイーンしか知らず、彼らがどれだけ一斉を風靡したのか知らなかった。
予備知識がほぼない状態で鑑賞したのだが、めちゃくちゃ感動してしまった。
が今回は、今作で味わった感動はあえて書かず、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックのお茶目で可愛いシーンに特化した記事を書きたい。
というのも、後日フレディ・マーキュリーご本人の映像を眺めていたら、あっさり惚れてしまったからだ。
『ボヘミアン・ラプソディ』
《《🎥映画史に残る2⃣1⃣分》》
— 映画『ボヘミアン・ラプソディ』公式 (@BohemianMovieJp) 2018年11月16日
映画『#ボヘミアンラプソディ』に観客大喝采👏
「全身鳥肌が立った😂」
「ドワっと涙が出た😭」
「劇場で観ておかないと絶対損👍」
《応援上映》も大好評❗ 最高の感動を劇場で🎥
#ボヘミアン胸アツ pic.twitter.com/FpB9wo1dxg
あらすじ
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。
劇中の楽曲がフレディ自身の歌声だったこと、ラミ・マレックがフレディ・マーキュリーを演じるのではなく”そのもの”と化したことで、途中から映画だということを忘れて魅入ってしまった。そのぐらい、クイーンのライブシーンは圧巻である。
ラミ・マレックが可愛すぎる
出典元:https://twitter.com/voguejp/status/1062887983576158209
フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック(↑)。フレディ・マーキュリーご本人と比べると、彼のお茶目な可愛さ要素が倍増したような彼。可愛すぎて身悶えるシーンが多かったので、それを紹介する。
得意げな表情が可愛い
クイーンのはじまりは、フレディがボーカルが抜けてしまったバンドメンバーに「俺がボーカルになる」と名乗りをあげるところから始まる。
その時の、得意げな顔がもう可愛い。
公式サイトなどでフレディは”複雑な生い立ちや容姿にコンプレックスを抱え”と書かれているが、それらのコンプレックスをはねのけるだけの歌声をもつフレディ。
彼の自信に満ちた表情が頭に残る。
得意げな顔ではあるが、いわゆるドヤ顔の”ドヤ”に感じるいやらしさは一切ない。ドヤ顔に通ずる顔ではあるのだが、小さな子供が得意げに特技を披露するときの、一切邪気のない顔に似ている。それが妙に可愛い。
キスされた後の顔が可愛い
フレディは自身のセクシュアリティを公表することはなかったが、両性愛者であったとされている。そんな彼のセクシュアリティを表現するようなシーンが導入されるのだが、ポールという男性にキスされた後の顔がめちゃくちゃ可愛い!
というか美人!
フレディにキスしたポール・プレンターは、フレディのマネージャー。映画後半ではどんどん憎たらしくなるキャラクターなのだが、彼は自分の好意を積極的に伝える。フレディにキスすることで想いを伝えるポール。
キスされた直後のフレディの表情の美しさたるや!
あまりに可愛くて美しくて、映画館で身悶えたよ!
あんな初々しいキスシーンは久しぶりだった。
映画後半では、フレディ最愛のパートナーとなるジム・ハットンに出会うシーンがある。彼とのキスシーンも可愛かった。ここではフレディのほうが積極的。ジム・ハットンが纏う穏やかな雰囲気に惹かれたのかな。
ポールとの関係が恋なら、ジムは愛だったのかな。メアリーとの関係も愛だね!
とにかくラミ・マレックが、フレディにとって大切な人たちとのシーンでその可愛さを爆発させていたのが印象的だった。
どこかさみしそうな表情が可愛い
クイーンとして成功していく中で、徐々に孤独感を募らせていくフレディはソロ活動を始める。彼が強い孤独を感じ始めた頃、何をしていてもどこかさみしそうな表情になってしまうのが、愛おしくて可愛かった。
バンドメンバーと衝突したり、メアリーになかなか想いが伝わらなかったり、フレディは度々傷ついた様子を見せるのに、それを外に見せようとしないからどんどん孤独やさみしさが蓄積していく。
その結果、自暴自棄になり、さみしさを埋めるように乱痴気騒ぎを起こしてみたり、どんどん空回りするフレディが悲しくて、可愛かった。
抱きしめたい〜と思った。
あのさみしい感情と、彼に訪れる病という悲劇があるからこそ、ラスト21分、伝説のライブ・エイドのシーンに感動するのかもしれない。
フレディ・マーキュリーご本人も可愛すぎ
Freddie Mercury Funny Moments !
映画鑑賞後しばらくして、本家ライブ・エイドの映像を観ていたら、おすすめ動画に『Freddie Mercury Funny Moments!』があがってきた。この動画観たら、ますますフレディ・マーキュリーという人物に興味がわくこと間違いなしである。
ま〜驚くほどお茶目。
バンド仲間とケタケタ笑うフレディ。冗談を言うフレディ。おちゃらけた表情を見せるフレディ。
わたしが好きなのは、インタビュアーがうっかりバンドメンバーの名前を忘れたとき「こら!」と冗談で叩くような素ぶりを見せながら、「時々僕もみんなの名前を忘れるよ」と冗談を言うところ。
あと『RADIO GAGA』のPV撮影の現場で、歌詞を忘れたのかカンペを見まくるフレディが可愛かった。ドラマーのロジャー・テイラーがその様子を横で見ながらニヤニヤしてるのも可愛い。
仲の良さそうな彼らの姿が素敵だった
公式サイトには「ただの伝記映画ではない!」と書かれているものの、映画の構成は「伝記映画」そのものだと思う。クイーンの名曲メドレーみたいだったのも否めない。
それでも今作には心惹かれるものがある。
特にフレディ・マーキュリーの存在に焦点を当てながらも、しっかり『クイーン』として描いているところが素敵だなと思った。バンドメンバー同士衝突しながらも、同じ目的に向かって突き進む彼らの仲の良さが感じとれて、観ていて気分がよかった。
彼らはバンドなんだな、って思ったんだ。
フレディ1人ではクイーンじゃない。クイーンは、フレディ・マーキュリーとブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの4人なんだ。そう感じることができる映画だった。
ラスト21分、泣いちゃうもの。
・・・クイーンをよく知らない人は、ラミ・マレックの可愛さ目当てに行ってみてね!
では。
◆本日の1冊◆
この映画は「映画愛」と「音楽愛」に詰まった映画だと思ったなあ・・・