こんにちは、齋藤吐夢です。
「価値観の違いで別れました」という声を聞いたことがある。
一方で私は、Yさんという、価値観の違う相手と結婚したことが、日々を楽しく過ごすことのできる要因になっている。
価値観の違いは、別れる原因にも夫婦の絆にもなる。
価値観の違いが生じるのは当たり前
そもそも”価値観の違い”は誰にでも起こりうることだということを理解してほしい。仲が悪い原因として唐突にあげられる存在ではないのだ。
ごく当たり前のように”価値観の違い”は存在する。
だって全てにおいて自分と全く同じ人、ってのは存在しないのだから。
別れる原因になる理由
違いを受け入れなかったから
価値観の違いが生じるのは当たり前である、と私は考える。だから別れの原因は、価値観の違いをどう受け止めたかにあると考えているのだ。価値観の違いが別れの原因ではないということだ。
まず1つに、価値観の違いを受け入れなかったことが別れの原因にあげられるだろう。
その人が生まれ育った環境、良しとしてきたこと、好き・嫌い、相手と自分の境遇が100%一緒ってことはありえない。
そんな前提があったうえで、
- 相手の価値観を受け入れられない
- 相手の価値観を拒絶してしまう
となれば、ある意味別れて正解である。互いのためにはなる、別れは悲しいけどね。
もちろん、別れを回避するのに100%違いを受け入れるってのもNGなので、按配が難しいところだが、全力で価値観を拒否された時、あなただったらどう思う?って話だ。
私の友人にも「それは相手を否定しすぎやで・・・」みたいな子がいる。ま、その人がいいってんだからいいんだけどね笑。
違いを押し付けたから
先で「違いを受け入れなかった」と書いたが、逆も然りである。価値観の違いを「いや、私のほうが”正しい”」みたいな感情で押し付けるのもよくない。
というか価値観の違いに正しいも悪いもない。
私の価値観は私だけのもので、相手の価値観は相手だけのものだ。確かにすり合わせは必要になってくるだろう。共に過ごす中で、互いの妥協点を見つける機会に直面することもあるだろう。そういう時は自分のものを相手と共有しなければならない。
だけど共有する時も、あくまで”自分とは別のものを知る”って気持ちが大事だ。相手に自分を同化させようとしてはいけない。
夫婦の絆にもなるんだよ
- 違いを受け入れなかった
- 違いを押し付けた
が別れの原因になると書いた。価値観の違いそのものに、結婚・離婚に関する絶対的な効力はないのだ。あくまで価値観の違いを”どう考えるか”にかかっている。
ってことは夫婦の絆にもなる。
というのも、「そもそも価値観は違うもの」と考えながら接すると、相手に対して新しい発見が生まれるものだ。私はその考え方、価値観はなかったな〜と思いながら付き合うことの、なんと楽しいことか。
「なんでこの人、こんな考え方なんだろう」とイラつくより「え、そんな考え方もあったんだ!面白い!」とワクワクするほうが一緒にいてて楽しくないか?
要は、捉え方次第である。
価値観の違いは、別れる原因にも夫婦の絆にもなるのだ。
では。
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