こんにちは、齋藤吐夢です。
(↑)ポートランドは降りる駅を間違えると本当に何もなかったです笑!
「新婚旅行、どこへ行こうかな」と迷っているそこのあなた!ポートランド行きましょう。「ポートランドに行きたいな」と考えているそこのあなた!新婚旅行はぜひポートランドへ・・・笑。
そのぐらい、新婚旅行とポートランドの相性は抜群。
私が新婚旅行でポートランドを選んだ理由と、おすすめの過ごし方を紹介します。結婚式後、のんびり過ごしたい2人には、最高の旅行先だよ!
ポートランドについて
ポートランドについてざっくりとご説明します。ざっくりと説明する理由は、地理的な知識がなくても十分楽しめたからです笑。でも、まあ、基礎知識として・・・笑。
ポートランド概要
アメリカ合衆国オレゴン州北西部マルトノマ郡にある都市で、郡庁所在地。「環境に優しい都市」と呼ばれていて、その評価は全米第1位なんだそう!
ポートランド自体はとても小さなエリア。交通手段を使わずとも十分都市を歩き回れてしまうコンパクトさが有名です。
スモールタウンの面白さ
東西南北で雰囲気がガラリと変わるのが面白い!
新婚旅行の日程は7日間で、計3カ所のホテルに宿泊したのですが、ものの見事に全て違う地区にあったため、東西南北の雰囲気を満喫することができました。
ぜひ同じ箇所に留まらず、色んな地区の雰囲気を味わっていただきたい。
およそ7日間の旅で3か所のホテルを泊まることにしたのですが、それがものの見事にバラバラの地区となり、非常に濃い7日間を過ごすことになりました。
ポートランドへの行き方
ポートランドへは、デルタ航空を利用すれば日本からポートランドまで直行便が出ています。デルタ航空を利用しての旅路は心地いいらしいですね・・・。
2人で往復30万円以上は見ておいたほうがいいです。
乗り継ぎ便で安く済ます
が・・・私達は渡航代、ケチりました笑。
なんせ結婚式にかかった費用が予想を上回るものだったので、出来る限り渡航代を安く抑えようと計画を練りました。
結婚式の準備に追われ、自分達で資金計画を立てる余裕がなかったため、JTBの旅行カウンターを頼りましたが、そこで出た渡航計画のおかげで10万円浮きました!
エア・カナダという航空会社を利用して、日本→カナダ→ポートランドという乗り継ぎ便にしただけで10万円浮くのは、とても助かります・・・。
ちなみにデルタ航空直行便ならポートランドまで9時間、私達の経由バージョンだと+1時間程度で着きます。乗り継ぎまでの待ち時間も短めだったので、とても便利でした。
カナダ経由の注意点
カナダを経由してポートランドへ行く際には、アメリカへの入国時同様、専用の入国システムの登録を完了させなくてはなりません。
アメリカへ入国する際には、旅行へ行く前にESTAと呼ばれる”電子渡航認証システム”の登録が必要です。そして乗り継ぎでしか入国しないカナダにもeTAと呼ばれる申請が必要です。
ESTAもeTAも日本語対応されているので、登録自体はそこまで苦ではありませんが、この申請をしないと乗り継ぎもできないので注意してください。
またカナダ乗り継ぎ便に限ったことではありませんが、カナダ→ポートランドの小型飛行機がめちゃくちゃ寒かった思い出があります笑。1時間くらいの短い旅がしんどかったなあ笑。
ポートランドを選んだ理由
きっかけは1冊の本でした。
たまたま手に取ったその本は、ポートランドへ行った気にさせてくれるほどの濃い内容量でした。
選んだ理由と、実際に行ってみて体感できたことをご紹介していきますね!
のんびり過ごすことができる
まず『TRUE PORTLAND』を読んで、何だか人々の姿がのんびりしているように感じたんですよね。もちろんカメラマンさんの切り取り方や編集のおかげだとも思いますけど笑。
でも営業時間を見ると「12:00~17:00」と書かれたお店もたくさんあって、「絶対に日本では味わえない時間の過ごし方が体験できそう!」と思いました。
実際行ってみて、今まさに新婚旅行にポートランドをオススメする記事を書いてしまうほど、のんびりとした夫婦の時間を楽しみたい人にはもってこいの場所でした。
結婚式の疲れ、超取れる笑!
食事が美味しそうだった
実際ね、写真でも分かると思いますがめっちゃくちゃ美味しかったんですよ。
『TRUE PORTLAND』の前半は「FOOD」と「DRINK」カテゴリでまとめられているんですが、どの食事も食欲をそそるものばかり。
しかも想像していたよりヘビーじゃない。
私は当時、アメリカに軽く偏見があり「どうせLサイズのコーラにハンバーガーだろ」って思っていたのですが(失礼)、実際の食事は割とヘルシーでした。
確かに量は多いんですが、日本人でも食べやすいシンプルな味付けが多い!
この写真のハンバーガーも、肉はめっちゃくちゃジューシーで素材の味重視!加えてピクルスはなぜか日本の浅漬けの味がしました(なぜ?!)。食べやすい。
海外旅行先の食事に抵抗がある人、だまされたと思って食べてみて。
交通網が分かりやすい
『TRUE PORTLAND』の説明を見る限り、空港から市内へ出る時「MAXライトレール」に乗れば約40分くらいで主要な場所へ出れるとのことでした。
このMAXライトレールに乗って移動するのが一番分かりやすい、とあったので方向音痴気味な私は安心できました。
実際びっくりするほど便利でした。
チケットは2.5ドルの2時間乗車券か、5ドルの1日乗車券しかないので、チケット購入で「???」となる心配も不要。だって2種類しかないんだから。
加えて路線は赤・青・黄・緑の4色で示された4本だけ。
色で見分けることができるので、行き先も分かりやすいし、中心部ではどの色も重なりやすいので、間違えて乗ってもあんまり変なところに行き着きません。
新婚旅行先で迷子になってケンカ・・・みたいな事態は避けられます!
飽きがこない
とにかく小さな街なので「目的地をつくらず1日街を回ってみる」を実践すると、多分本当に1日ぐらいで回れるんじゃないかな(もちろん疲れるけど)。
ただ小さな街だけど、区画ごとに、東西南北に分かれた各通りごとに全然キャラクターが違うので飽きが来ません。
元バリバリの工業地帯だった場所は、閑静な高級住宅地なので言ってしまえば本当に何もないし笑、街に出ると小洒落た店が立ち並んでいて刺激的です。
中心部から離れると動物園や日本庭園が現れるし、大きな森林公園もあります。本当にぎゅーっと凝縮されたスモールタウンです。
1カ所の滞在だと飽きるんじゃない?と疑ってる方、ぜひポートランドへ。
おすすめの過ごし方
ポートランドのいわゆる「観光スポット」も紹介していますが、観光目的ではなく”過ごすように”ポートランドは楽しんでほしいな。
ACE HOTELでぼけーっとする
ポートランドを元々知っている人だったら、恐らく「ACE HOTEL」の名も知っているんじゃないかしら。
ポートランドといえばACE HOTEL(エースホテル)ってぐらい有名なホテルで、中心部にどかんと存在します。
その真横には有名なコーヒーショップがあって、日本の清澄白河にあるブルーボトルコーヒーなどのムーブメントを巻き起こした、いわゆるサードウェーブコーヒーのお店です。と言っても私は「サードウェーブ・・・って何?」状態なんですが笑。
そんなコーヒーショップでコーヒーを買い、ACE HOTELのロビーでのんびり過ごす・・・これを私はおすすめしたい!!!
ロビーは大体人で埋まっているけど、割と皆さん詰めて座ってくれる。優しい!写真のは実際にそこで飲んだ時のカフェオレです。んまかった。
CANTEENでぼけーっとする
閑静な住宅地を散歩していると、突如として現れる黒を基調としたスタイリッシュなカフェが現れます。それが「CANTEEN(カンティーン)」。
ヘルシーなファーストフードを提供したいという思いから始まったこのお店は、野菜が大好きな人におすすめしたいお店。ベジタリアン、ヴィーガン仕様のファーストフードです。
写真のスムージーの見た目は青々としていますが、味はリンゴと生姜が強く非常に飲みやすい。香りはダイレクトに「青い!」って感じだし、生姜がニガテだと生き地獄かもしれないけど、私は大好きです。
そして一番食べてほしいのはコレ!ポートランドボウル。
青汁の原材料として有名なケール、それから人参でしょ、キヌアでしょ、お豆にテンペ(豆の発酵食品。肉の代替品としてよく使われる)がてんこもり。
見た目には超・野菜って感じですが、カレー風味のソースがかかっているのでめっちゃくちゃ食べやすいし食べごたえ満点です。野菜だらけだと思えないほどの満腹感が味わえます。お腹いっぱいになったなあ・・・
私の夫はめちゃくちゃ肉食なんですが、私へお皿をまわしてくれないほどず〜っと食べてました。「肉じゃないけど、うめえ」だそうです。
ご飯は食べ応えたっぷりだし、周りは静かなので、朝兼昼食をひたすらのんびりと、ぼけーっとしながら食べるのがオススメ。
ご飯を買ってぼけーっとする
ご飯ばかりですみませんね笑。
写真は私達が食べたご飯。缶ジュースが1本ついて、日本円で800円くらい。2人でお腹いっぱいの量だよ。
ポートランドには、フードカートがたくさん並んでいるエリアがいっぱいあって、どれも食欲をそそるものばかりです。
天気の良い時には、お気に入りのフードカートでご飯を買って、近くの公園のベンチに座って川を眺めながら食べる・・・なんて過ごし方がオススメ。
新婚旅行感、ないね笑!
でも川の流れや公園で遊ぶ子供、走っている人や散歩を楽しむ人の姿を眺めながら過ごす2人の時間って贅沢ですよ〜。
ブードゥードーナツでワクワクする
ポートランドに来たら一度は訪れたいのが「ブードゥードーナツ」。観光客でいつも行列ができている名所だね。一度は行ってほしい。二度目はなくてもいい笑。
どピンクの店内がもうすでにワクワクさせてくれるし、ちょっと悪趣味なドーナツが笑えるから、見た目にやられて2人でワクワクしてほしいね。
実際のところ、予想を超える雑なドーナツが待っていましたが笑。
「看板と違うじゃん笑!」
「でかすぎない?!」
味は美味しかった。ブードゥー人形の方が、なかにラズベリージャムが入っているのでこってり甘い。甘過ぎくらいなので、がっつり甘い味がニガテな人にはベーコンが乗っているドーナツのほうが美味しいと思う。メープル味です。
これは2人の会話を盛り上げるのにオススメ。
ベイリーズタップルームでワクワクする
もし2人がお酒大好きなら、「ベイリーズタップルーム」へ行ってほしい。
ポートランドは地ビールも美味しくて有名で、小さなブルワリーがいくつもあるのね。このお店では毎日24種類のビールを提供しているんだけど、面白いのが1バレル分が売り切れたら別のビールが提供されるの。
だから「おすすめは?」って聞くと「いつも違うから、全部おすすめだよ!」って満面の笑みで言われてしまいます笑。
だから「店員さんのイチオシ」を聞いて飲み比べるのがおすすめ。
キッチンをなくしてコスト削減したらしく、本当にビールしか置いていないけど隣のメキシコ料理屋さんからの出前はOK。空きっ腹にビールは避けられます笑。
ポートランドへ行く前に
最後に、ポートランドへ足を運ぶ前に準備してほしいものを紹介します。といっても全くもって必須ではないけど笑。
実際に私が旅行した時に「読んでおいて良かった」「登録しておいて良かった」ってものだけを集めましたので、参考になると幸いです。
ガイド本で気分をあげよう
前半部分でも紹介しましたが、ワクワク感を高めるんだったらこのガイド本は本当にオススメです。行く前から行った気になれるからね笑。
7日間という長い期間、旅行させてもらいましたが行きたい場所を全て回れるはずもなく・・・そのぐらい内容量の濃い本なので、何度でもポートランドへ足を運びたくなること受け合い!
Booking.comが便利
私は旅行先でのホテル探しを任されていたのですが、Booking.com はとってもスムーズに予約ができた便利なサイトです。
日本語で予約はもちろん、英語仕様に替えても操作がしやすかったです。なので私は英語の勉強も兼ねて英語表記で予約笑。
ホテルでも、英語表記された予約画面を見るだけで「ああ、○○さんね」とすぐに対応してもらえたのが、このサイトに好印象を持った理由。
使いやすいので、ぜひ試してほしいですね。
海外用Wi-Fiは必需品
必需品だという理由は、Wi-Fiを利用してグーグルマップを活用、街の中を散策すれば「え・・・今どこ?」感あふるる観光客の雰囲気が出にくくなるからです。
ポートランドは比較的治安は良いほうですが、自分の身は自分で守らなければなりません。観光客感が出ると、すぐカモにされます。されると思ったほうがいい。
そんな時、自然にスマホをさわり、自然にマップを開き、観光客感を消して街を歩けば、カモになる率は低くなる・・・私はいつもそんなことを考えながら海外旅行をしています笑。
グーグルマップをスムーズに使うためにもWi-Fiは必須!
いや、ほんと、マジで。
ポートランドで新婚旅行、楽しんで!
書いていて後半、新婚旅行関係なくなってきてるな〜ってことに気づきましたが笑、それでも私は新婚旅行先にポートランドを推したい!
だってゆっくりと過ごすことのできる2人の贅沢な時間ですから、のんびり過ごせるポートランドはぴったりだと思うんだもの。
ぜひポートランドを楽しんで!
私達夫婦も再びポートランドへ訪れる気満々ですから笑。
では。
◆本日の一冊◆