こんにちは、齋藤吐夢です。
私はふとしたきっかけでポートランドに惚れ込み、「新婚旅行先は絶対にポートランド!」と夫に高らかに宣言し、「ポートランドってどこ?」な状態だった夫を連れポートランドへ行き、まんまと夫をポートランド沼にハマらせることに成功したのだった笑。
そんなポートランドで、実際に行ってみて最高に良かったおすすめスポットを10個紹介する。
行って悔いはない!
保証します笑。
目次
おすすめスポット10選
ポートランドのおすすめ観光スポットについて書いた記事は他にも沢山あるでしょう。
でもね、私はあえて見所を書きすぎないように意識して紹介します。
なんでかというと、私個人の考えではありますが、観光スポットめがけて渡り歩くような旅のスタイルは、ポートランドでは野暮な気がするから。
どうせなら普段行き慣れた道を散歩するような感覚で歩いて、その中で偶然目的地が見つけられたらラッキーみたいな、そんな旅をおすすめしたいのです。
パクストン・ゲート
科学と美術が大好きなら、絶対に外せない場所。
まあ、まず日本ではめったにお目にかかれないタイプのお店だと思います。お店のメインは剥製です。虫や小さなネズミから始まり、大きな鹿の剥製まで。とにかく目移りするほど楽しくなっちゃう剥製・標本が目白押し。
可愛いんだけど、ちょっぴり悪趣味な雰囲気のアートがあったりして、ワクワクドキドキが止まりません。
公式HP(Paxton Gate Home)もぜひ覗いてね!ワクワクするよ!
ジュピターホテル
元々安モーテルだったと聞きます。でもそれをおしゃれにデザインしなおしてしまうのが、ポートランドの魅力でもあります。何が面白いって各部屋ごとに違う壁画がとっても個性的!
部屋によっては、ブッダの顔面やジョン・レノンの顔面がどーんと壁を飾っているのだとか。新婚旅行で唯一の後悔は、このホテルに泊まる時、無難な壁紙の部屋を選んでしまったことかな笑。
いかにもポートランド!なジュピターホテルだけど、唯一の難点はモーテルの真横にあるイベントスペース(?)が深夜2時までやってる時があって、モーテルは壁が薄いから、音が気になって寝れないってことかな笑。
ちなみに、宿泊先を決める時にはBooking.comがとても役に立ちました。ホテルの人もこのサイトは使い慣れているようで、滞りなくチェックインできました。安心、安心。
カンティーン
ここのポートランド・ボウル(↓)が最高に美味しい!
ベジタリアンやヴィーガンご用達のカフェだと聞いて足を運んでみましたが、ベジ料理の概念を覆されたね。とても味わい深い、食べ応えのあるサラダボウルでした。
グリーンスムージーも、THE・野菜、果物!な味がして、噓偽りないホンマもんの味でした。ベジ料理って味が薄いんだろうな〜という偏見があったから、ものすごくハマってしまいました。
朝ご飯を食べに行って、午前中カンティーンで時間をつぶしちゃうのも、アリだと思う。
しかしまあ、カンティーンのHPおしゃれだな〜
ザ・ミドゥ
すごく簡単に説明すると、チョコとお塩屋さん、みたいなお店。
だけど実際入ってみれば、チョコとお塩とちょっとのスパイスが、そんなに単純な世界じゃないってことを知ることができるでしょう。チョコレート好きにはたまらない品揃えですよ、本当に。
私は両親と義両親へのお土産に、チョコレートバーを買ったのだけれど、それがとてもおしゃれでさ。チョコバーに色とりどりのドライフルーツがちりばめてあるの。でも原材料はチョコの基本的な材料とドライフルーツ、だけ。余計なもの一切なし。
ポートランドを知らない人に、ポートランド沼にハマってもらおうと考えたら、ポートランドと書かれたお土産を買うより、ザ・ミドゥでとびっきりのチョコを1枚買うのがいいと思う。
マークスペンサーホテル
最初にね、このホテル泊まりたいな〜って考えたきっかけは、このホテルにキッチンがあるということを知ってしまったから。
ポートランドの美味しいご飯屋さんで食事をするのも悪くないし、むしろ超いいけど、私は現地のスーパーマーケットやマルシェにふらっと寄って、自分の手で料理してみたい派です笑。地元民を演じてみたいと思ったの笑。
キッチン付きルームはいくつかあるから、料理が好きならおすすめよ。
ちなみにマークスペンサーホテルには、日本人スタッフさんもいるから、英語に自信がなかったり、やっぱりちょっとホームシックな時におすすめ。すごく気さくで素敵なお姉様でした。
フォレスト・パーク
英語表記すると、すごくのどかで落ち着きのある・・・そんな雰囲気が醸し出されますが、実際に行ってみるとものすごく”森林公園”です。結構ハードに森の中を突き進むことになります。
でも海外旅行先でハイキングとかとっても心地いいよ!
行った時、予想以上にガチな自然公園だったので焦りましたが、地元民は超ラフな格好で散歩してましたし、おませな小学校高学年の女子四人が、レジャーシート広げてランチしてたから、気軽な感じで自然とふれあえるということだね笑。
アウトドア経験0、普段は完全にインドア派な人が遊びに行くと、なかなかハードかもしれないけど、貴重な体験ができるよ。景色もいいし、リラックスには最適です。
ポートランド美術館
ポートランド市街地で、割と見つけやすいところにあるポートランド美術館。数ある美術館の中では、決して際立ってマニアックな訳でもないけれど、ポートランドという名前を背負ってるだけあるな〜と思える展示が色々。
私が観に行った時には、特別展の展示が服飾系だったのだけれど、いい具合にぶっ飛んでた笑。
で、他の展示も、すごく硬派な印象の油絵があったと思ったら、写真作品はあるわ、抽象作品はあるわ、金属でできたとは思えないバーキン風のバッグが展示されてるわ・・・。とにかく盛りだくさん。
ポートランドのアートでも観てみっか、と気軽な感じでアートに触れたい人は、試しに行ってみるといいと思う。看板背負ってるだけあって、後悔はさせませんよ?的なオーラ、むんむんです。
ベイリータップルーム
私達夫婦はお酒がとんでもなく好きで、私が夫をポートランド沼に連れ込んだ時も”美味しい地ビールがたくさん”という情報を流すことでハメました笑。
ふら〜っと市街地を歩いていた時に発見できたこのお店は、毎日違うドラフトビールを用意していて、電光掲示板にその残量が映し出されています。だから全種類”本日の”おすすめであり、なくなったら終了。次の日もあるかどうかは誰も分かんない。
だからこそ、一期一会なビールが飲めるんであって。
店のお兄さんに、個性的なのない?って聞いたら、キウイフルーツ果汁の入ったビールが出て来たよ。日本では見ないね笑。とても爽やかな味わいで惚れ込みました。
お酒目的なら外せないかもしれない。案外街を歩けばぬるっと見つかるから、血眼になってここへ向かおうとする必要はないですよ。HPはコレ。
ポートランド日本庭園
実に興味深いエリアだった!
ポートランドに日本庭園があるのは知っていましたが、”日本”ってあるのに超ポートランドな庭園ですごくクールだった!
日本人の庭師さんが庭の手入れに関わってるという記述を見かけたけれど、日本独特の雰囲気を保ちつつ、それでもやっぱり日本の湿りっけがないからこそ、独特の華やかさのある日本庭園だった。
日本人が日本の庭を見る時のように、「風情がありますなあ・・・」っていう余韻や余白は正直ないかもしれない。だけどひとつのアートとして成り立ってると感じた。とにかくすごく強烈だった。
フードカートエリア
最後に紹介するコレだけ、場所指定ではなくエリア指定なんだけど、フードカートの立ち並ぶエリアは、どれを見てもお腹がすぐに鳴っちゃうほど、魅力ある食事がたくさん!
私はエキゾチックなお姉さんがやっているお店で、ジャンバラヤというかチャーハンというか、エキゾチックでスパイシーな炒め飯を注文したけど、めっちゃくちゃ美味しかった。缶ジュース1本がついて、日本円にして800円くらいかな。
近くに河を眺められる公園があったから、そこに腰をおろして夫婦2人、語り合いながら食べたけど、素敵な時間を過ごしたな〜と思っている。
ちなみにコーヒーは外れなし!
今回おすすめスポットに、ポートランドといえば有名なコーヒー店を1つも入れませんでした。
理由はただ一つ。
どこのコーヒーも外れはない、とにかくうまいのです。わざわざ「ココがおすすめ」と通知しなくても、うまいのです!
1週間の滞在で、結構な量のコーヒーを飲んだけれど、正直ものすごく手頃な価格のコーヒーは飲まなかったし、多分ない。
その代わり、値段以上にこだわったコーヒーを、絶対に煎れてくれる。
だからコーヒーは己の直感に従って探しまくり、存分に満足してくださいな。私が紹介しなくても、きっとお気に入りのお店はできてしまいますから。
ポートランドへ行きたくなった?
どうです。ポートランドへは行きたくなりましたか?
私はポートランドが好きになりすぎて、ポートランドに思いを込めたサイトを制作中です笑。こちらもぜひお読みいただけると幸いです。
ほんとにね、ポートランドには魅力しかないから。
気になったら、行ってみてください。
では。
◆本日の一冊◆
私がポートランドに惚れ込んだきっかけ!