こんにちは、齋藤吐夢です。
突然ですが、私は人付き合いが得意・・・とは言えません。
「人付き合いが大嫌い、大の苦手」とまではいかないのかもしれませんが、合わない人とは会いたくない。
どうも「苦手」に対して「克服」が結びつきやすい風潮にあるようですが、私は苦手は苦手のままでいいと思ってる。
人付き合いが苦手なら、”人付き合いを避ける”を選んだっていいじゃない。
人は思っているほど他人に興味はない
”人付き合いを避ける”を選んだところで、他人との結びつきが皆無になる訳でもないです。
何らかの形で他人と向き合うことになる(店員とかインターネットの向こう側にいる人など)。
が、自分が思っているほど人は他人に興味がないのだから、自分にとって合わない人が1人や2人いたところで、苦手を克服しようと放棄しようと誰も気にしていないと思うのです。
そのため、あなた自身がその苦手を「苦手のままでいい」と思っているのか「克服したい」と思っているのかによって対応策を選べばいいと思う。
だからこそ、”人付き合いを避ける”という選択肢だって別にいいじゃない、という話。
職場の人間関係の場合
「職場に合わない人がいて、でも働くためには関わらなきゃならない」という人付き合いの場合。
正直あなたが苦手としている相手も「興味はないけど付き合わなきゃなんねえ」という、あなたと全く同じことを考えて苦手視している可能性も高い。
その場合は、仕事とプライベートを割り切るしかない。それも嫌なら自らの異動を訴えるか職場を変えるしかない。
というか、自分からアクションを起こす他ない。
当たり前だけど、苦手としている相手の方から「君は僕が苦手だったよね、だから会社辞めたよ」なんてことが起こるはずはない。嫌なら自分が変わる(動く)しかない。
避けるか否かを決めるのは、結局自分しかいないんだよね。
苦手を補ってくれる人はいる
ただ、とてもありがたいことに「人付き合いが苦手」という人がいる一方で、「人付き合いが超楽しい!」という人もいる。まさに”十人十色”。
もしその場に「人付き合いが得意」な人がいるのであれば、彼(彼女)に力を発揮してもらえばいい。
わざわざ自分から苦手なことを着手せずとも、得意な人が大いに力を発揮し、恐らく周りも心地よく、その場を楽しむことができるのだろう。
「苦手克服!」の風潮で気になるのが、「何でも自分一人で完璧にこなすことこそ素晴らしい」雰囲気だが、苦手は苦手でいい(克服したけりゃ、すればいい)。
私達は人間で、社会性の強い動物なのだから、補い合うことが必要だと思う。
むしろそれによって適度なつながりができたら、「人付き合いが苦手」だなんて悩みや不安もなくなるんじゃないかと思う。得意な人がまとめているだろうから。
苦手な人は、他の得意に目を向ければいい環境になるだろう。
無理はしない
極端に人付き合いを避けるのもオススメしないし、向いてないのに社交的になれとも言わない。無理はしないこと、これが一番大事。
例えば私は上記のマンガを読んで「おお、納得」と思いましたが、仮に「人付き合いが苦手」と思っているあなたが「内向型」に当てはまるのであれば、ますます無理はしないことです。
「エネルギー充電の仕方が違うだけ」というお言葉にホッとする。
”人付き合いを避ける”を選んだっていいし、”人付き合いに積極的になってみる”だって別にいいのです、無理さえしなければ。
無理に付き合う人間関係なんて、心地いい訳ないじゃないですか。
では。
◆本日の一冊◆
人間関係の章を読むと、肩の力が抜けてラクになれます。