賛否両論あるリブート版『ゴーストバスターズ(2016年版)』は魅力ある役者陣に注目!

賛否両論あったのは知ってるが、わたしはこの映画を「好き」である。 

 

ゴーストバスターズ 


映画 『ゴーストバスターズ』予告1

あらすじ

コロンビア大学で教鞭をとっていた素粒子物理学者のエリン・ギルバートは終身雇用の審査を目前に控えていた。しかし、以前共著した「過去からの幽霊」という本を手にした男性がオルドリッチ屋敷の幽霊騒ぎについて相談に来たことがきっかけで、エリンは本の共同執筆者であるアビー・イェーツと再会。アビーの共同研究者で原子力エンジニアのジリアン・ホルツマンを加えた3人で幽霊騒動の屋敷を訪れ、幽霊に遭遇。その動画を公開したことで超常現象の研究をしていたことが大学に発覚し、終身雇用どころか失職してしまう。アビーを頼ったエリンだったが、アビー達も同様に職を失ってしまう。

3人は幽霊研究というだけできわもの扱いされる現実に直面するが、幽霊の実在を証明した初めての科学者となるべく幽霊を捕獲し、管理下に置いて研究するために「超常現象究明研究所」を設立する。受付担当のケヴィン・ベックマン、地下鉄職員のパティ・トーランを仲間に加え、街中で暴れ出した幽霊退治に乗り出す。

引用元:ゴーストバスターズ (2016年の映画) - Wikipedia

 

魅力ある役者陣に注目!

出展元:https://twitter.com/Ghostbusters_JP/status/801032600110452736

 

ケイト・マッキノン

出展元:https://twitter.com/Ghostbusters_JP/status/794509896175783936

ケイト・マッキノンは、原子力エンジニアのホルツマン博士を演じている。

全米で放送されているライブ・バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーキャストで、魅力あふるるコメディエンヌである。


SNL Host Adam Driver & Kate McKinnon Grab a Bite at The Diner

(↑)英語が苦手な人でも、ケイト・マッキノンのひょうきんな演技と、番組自体のバカバカしさは伝わるだろう。

正直な話、彼女を見るためだけに鑑賞しても、まったく問題ない。今作は彼女の魅力を知らしめるための映画なのだ!!!

 

ホルツマン博士のキャラクターが面白い。

相手を置いてきぼりにするドがつくほどのマイペースさが魅力的。マシンを製作中に1人で勝手に踊り出したり、変なジョークをいったり、「THE・変人」なキャラクターなのだが、それが映画を面白くしている

そして「THE・変人」を全力投球で演じているのが伝わるからこそ、ケイト・マッキノンの魅力にやられるのだ。

 

予告編にもある「幽霊退治用のマシーンを舐める」シーン。ケイト・マッキノンの全力投球なコメディエンヌっぷりに惹かれ始めると、あのシーンがかっこよく見えてくるから笑える。

 

クリス・ヘムズワース

出展元:https://twitter.com/Ghostbusters_JP/status/799401453001375744

先述したケイト・マッキノンだけでも見る価値ありな映画だが、欲を言えば、クリス・ヘムズワースにも注目してほしい。「マイティ・ソー」シリーズの俳優さんだが、正直ソーより今作のケヴィンのほうが彼の魅力を引き出している。

 

今作のクリスの役柄「ケヴィン」は爽やかな馬鹿である。 めちゃくちゃ爽やかでマッチョでかっこいい馬鹿なのだ。

その馬鹿すぎ演技を嫌味なく演じるクリスに「あれ・・・好きかも・・・」と感じてしまう人も少なくないだろう(個人の感想です)。

 

代表的な馬鹿シーンには

  • メガネのレンズをいれていない
    →理由は「メガネのレンズが外れるから」
  • 大きな音に驚き、目を塞ぐ
  • 電話係なのに、電話に出ない

 

などなど。

物語終盤で幽霊に体を乗っ取られるケヴィン。しかしケヴィンの馬鹿さが影響し、幽霊の動きもどんどんひょうきんになっていくから、緊迫感がないのが面白い。

 

アベンジャーズ」の舞台裏映像などを見る限り、かなり陽気な俳優のようだ。もしかすると、ケヴィンの演技はほぼほぼ素なのかもしれない。

 

1984年版の出演陣

 亡くなってしまったハロルド・ライミスや、役者を引退したリック・モラニス以外は全員カメオ出演しているこの作品。1984年版を見ているのであれば、どこで登場するのかワクワクしながら見るのも面白い

 

わたしがもっとも興奮したのはシガニー・ウィーバーの出演シーン。

彼女は「エイリアン」のリプリー役や「ギャラクシー・クエスト」のグエン役が有名。目鼻立ちのはっきりとした正統派美人女優だと思っている(わたしの夫が彼女のファンである)。

そんな「正統派美人女優」だと思っていた彼女が、ケイト・マッキノンを超える奇天烈キャラクターで登場した時は思いっきり笑った。演技が振り切れていて、とても素敵なのだ。

 

ちなみに今作は、1984年版の出演陣は登場するものの、1984年版を見ていなくても楽しめる。それがまた良い。

 

役者陣を見るだけでも価値あり

結局のところ、「ゴーストバスターズ(2016年版)」の批判の大半が「なぜ女性だけなんだ」「女性だけなのは性差別だ」「なんだ、このおばさん」的なものばかりだと聞く。ある意味、安心である。映画の本筋に関係ないのだから。

物語どうこうで批判した人もいるかもしれないが、わたしは「役者陣を見るだけでも価値のあり」と考えている。

 

1984年版のような王道コメディっぷりも健在だし、下手に斜に構えた映画より面白いと思うんだけど。

では。

 

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