自分でも「ええー!困る!」と思っているのだが、ずっとこだわってきた「かく(書く・描く)」に停滞期が訪れている。どうか「停滞期」であってほしい。「終わり」では困る。
5月後半は、武蔵野美術大学通信教育(以下、ムサビ通信)のスクーリング(面接授業)がみっちり詰まっており、それに最近、自発的にムサビ通信以外で絵画を習い始めたこともあり、GW中は若干書き仕事と学業ではないのびのびとした絵画活動をする……予定だった。
今日、まさに今日、「学業とかあんまり意識しないで絵を描いてみよう〜」と思って筆を手にしたのだが、びっくりするほど筆が進まず、最終的には描いたものがあまり好きではなくて塗りつぶしてしまった。
描きたいものも、書きたいものも、最近は浮かばない。
ライターとしての仕事は順調である。記事をこちらから提案する場合も、編集担当の方から記事の構成を提案される場合も、である。ライターとしての仕事は、読者のことを考えながら書くのでそれなりに疲れるし、時間もかかるが、相変わらずやりがいは感じられるし、比較的スムーズに手が動く。
対して、「自分の」書き物・描き物はどうかというと、沼に足を取られたみたいな感覚が続いている。まあ、今は、まさにこの文章を「この気持ちを吐き出したかったんだな〜自分は」と納得するぐらいにはスムーズに書けているのだが。
欲、というものが薄れている。
いや、食欲はあるかな、ある程度は。イライラしてるときにクレープ食べたいな、とか、辛いもの食べたいな、とかはあるな。決まって腹を下すけど。や、そうじゃなくて。でも、決まった食欲(イライラして〜)以外の欲は薄れている。
購買欲もお出かけしたい気持ちも性欲も睡眠欲もそんなにない。普通に、日々を過ごせればOK。なんなら、決まった時間に起きて食事して運動して仕事して勉強して絵描いて食事してお風呂入って寝る、が平日休日関係なしに訪れたらいいのに、が本音。
でも、多分、その望みは、かつて味わったうつ病の一歩手前の予感もしていて。
う〜ん、ちょっと疲れてるのかな。
素敵な作品見るとすぐ買っちゃうから個人収支は赤字だけど、まあ、稼ぎはあるし、働いてるし、税金払ってるし、全然いいんだけど、好きなことが「好きだったこと」になりかけてるのがちょっと自分でも心配、という話でした。